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2018年7月20日 (金)

いくつかある低域ブースト回路技術

先日発売になりましたステレオ誌のムック本のスピーカー

MarkAudioの8cmユニット「OM-MF5」です。

Sbb_1

<<容積 1.2Lくらいの小形エンクロージャ >>

F特やインピーダンス特性、T/Sパラメータはこちらのブログに掲載されていますね。

 

fo=124Hzという高さから想像してはいたのですが、やはり低音は少なめです。

ですが、中高域のキレイさ、ひずみ感の少なさはこれまでの付録スピーカーの中で最も良いのではないでしょうか。

このキレイな音を活かしつつも、もっと低音を出したいという欲求がでるのは普通の流れですよね。正攻法は、低音がよくでる大型のエンクロージャーを設計することです。しかし小さい箱でも低音まで伸びた音を楽しみたいという人も多くいると思います。

 

そんな方々へ、いくつかの低域ブースト回路技術を紹介いたします。

 

定電流出力アンプ(SPK電流-負帰還)

一般的なアンプは、負荷インピーダンスの値に関係なく一定の電圧になるように増幅しますが、定電流出力アンプは電流が一定になるように出力します。スピーカに流れて帰ってきた電流を検出して負帰還を掛けています。

Denryu01

文章だけではわかりにくいので例を挙げてみます。

 

一般的な定電圧出力アンプでは

 負荷8Ω、出力電圧8V、電流1Aを出しているとき、
 負荷を16Ωに変更しても、出力電圧は8Vのままで電流が0.5A になります。

オームの法則そのものですね。

 

ところが、

定電流出力アンプは

 負荷8Ω、出力電圧8V、電流1Aを出しているとき、
 負荷16Ωにすると、出力電圧を16Vへ増強し、電流1Aを死守します。

回路はI-V コンバータの逆で、V-I コンバータになります。1V入力で1A出力、2V入力で2A出力になるみたいなイメージです。(入出力の関係ではトランスコンダクタンスアンプともいいます)

 

 

さて、バスレフスピーカーのインピーダンス特性を見てみましょう。

Sbb_01

< 昨年のOMF800Pのインピーダンス特性 >

 

バスレフ型は低域の山が2個。その間の谷の部分がバスレフの共振点です。山の高さは規定インピーダンス8Ωの2倍から3倍くらいの高さがありますね。

定電流出力アンプを使うと、この山に自動的に吸い込まれるようにブーストが効きます。山の高さが2倍なら+6dB。山の高さが3倍なら+10dBのブーストです。

しかし、高域でもインピーダンスが上昇するスピーカーでは、高域側にもブーストが機能し、ドンシャリ特性になります。

Sbb_a1

 < 定電流出力アンプのブースト領域 >

バスレフポートの共振周波数はインピーダンスが低いため、ポート共振点では機能しない点は注意。

その代わりといってはなんですが、密閉型のエンクロージャでもばっちりブーストが効くのは優れている部分です。

 

■欠点

・低域だけではなく高域も勝手にブーストされる(ユニット依存性が激しい)
・アンプ出力端子がOPENになると、電流がながれなくなるため一気にクリップ電圧に達してしまう。

これらの難点があるため、メーカー製のオーディオアンプとしてこの方式が採用されることはまずありません。また、大前提として市販のスピーカー自体も定電圧アンプで駆動したときにバランス良く鳴るように作られています。

 

 

アクティブ・サーボ・テクノロジー(SPK電流-正帰還)

ヤマハが開発したアクティブサーボテクノロジー(AST)という負性インピーダンス技術を応用したブーストアンプ回路です。後にYSTという名称に変えています。

定電流出力アンプと同様にスピーカーに流れる電流をフィードバックしますが、検出した電流値を正帰還しています。

Denryu02

電流が流れた分だけ出力電圧を持ち上げて更に電流を流し込むという狂気の正帰還で、インピーダンス8Ωに対して「4Ω」とか「2Ω」に相当する電流を強制的に流し込みます。

正帰還を沢山かける場合は、帯域制限してあげないと発振(発散?)の恐れがあるため、帰還回路のどこかにバンドバスフィルタが必要になることがあります。

 

Sbb_b1

< アクティブサーボテクノロジーのブースト領域 >

通常、スピーカに流れる電流はオームの法則のとおり、インピーダンスカーブの山が高いところでは電流が少なく、谷の部分は電流が多くなります。そこにASTをかけると、電流が多く流れるポート共振周波数では強く正帰還がかかり、自動的にポート共振周波数にジャストフィットして出力電圧が上昇します。

 

例えば、

本来8Ωで8V、1Aのところ、ポート共振周波数のみ4Ω相当(電流2A)にするためには出力電圧が16Vにブーストされます。

2Ω相当(電流4A)なら32V、1Ω相当(電流8A)なら64Vにブーストです。
負性インピーダンス量は自由に設定(設計)できます。

ヤマハでは、この強力なポート共振をエアーウーファーと呼んでいました。

バスレフポートの共振周波数は、通常よりかなり低めの20~30Hzなどに設定し、その部分を強力にドライブすることで、物理的に2wayのスピーカをエアーウーファー込みで実質3wayにできていたという話もあり、とても面白いブースト方式と思います。

 

 

■ポート共振周波数でコーンの振幅は少ない

実は、共振周波数では、コーン(力点)の振幅が小さい状態でポート部の空気が大きく振れてくれます。水風船のヨーヨーをイメージすると分かりやすいかもしれません。

ASTは、コーンがあまり振幅しない周波数を狙い撃ちでブーストするため、ボイスコイルが底打ちしにくく、より大音響で低音を鳴らすことができます。(振幅が小さくてもボイスコイルの熱的な限界があるので投入できるパワーには上限があります)

 

 

前段ブースト回路

3つ目の方式として、前段に単純なブースト回路を入れて低域を増強する方法もあります。

定電流出力アンプの黄色の部分(低域のみ)とASTのピンクの部分の両方をアンプ前段のイコライザー部でブーストしちゃうのがこのやり方。

Sbb_d1

< 低域ブースト回路のブースト領域 >

アンプ回路に細工をする特殊な回路技術はありませんが、スピーカの特性を知った上でブースト領域とブースト量を最適化すれば、ばっちし低域をブーストできます。

 

多くの小型パワードスピーカはこの方式で低音を補っています。低音マニアの私的にはエレキベースのメロディラインに違和感がでなくなるように、最低1オクターブくらいの範囲はブースト帯域が欲しいです。

 

定電流出力アンプやASTと違い、スピーカのインピーダンスカーブで勝手にブースト周波数が調整されるような事はないのですが、どの周波数をどれだけブーストするのかを自由に設計者が設定できます。

Sbb_20v

Sbb_03_2

< ディスクリート回路によるアクティブスースター >

2月のOSCにて無料で配ったアクティブブースター基板もこれに相当します。

この例ではポート共振が90Hz程度、低域限界が70~80Hzくらいのスピーカーを無理やり50Hzくらいまで伸ばそうと考えました。 しかし、試聴しながら特性を上下に振ってみると、ブーストのピークを20Hzくらいまで下げた方が「より深い低音」が聴けたのでこういう特性にしました。

 

現在、この基板を使ってMarkAudioのOM-MF5(一番上の写真のスピーカー)の足りない低音を補っていますが、とてもご機嫌な音を奏でてくれています。

この基板、欲しい人いらっしゃいますか?

 

色々と手続きなどが必要になり、OSCのように無料頒布とはいきませんが、格安で提供できればと、こっそり考えています。

 

 

ではでは、皆様も夏休みのスピーカー工作をお楽しみください。

 

※1 これらの低域ブースト技術はいわゆるピュアオーディオの精神とは異なります。念のため。

※2 SPK電流をフィードバックしているので電流帰還アンプと書いてしまっている人もいますが、アンプ自体の電流帰還回路技術は別物です。電圧帰還アンプと電流帰還アンプの違いはこちら。 いうなれば(アンプとSPKを合わせたシステムとして)電流帰還システムと呼ぶのが適切な気がします。

※3 常にオームの法則が成り立つため、電流が強化されるということは、出力電圧が上がっている状態のことです。

 

 

 

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雑誌付録」カテゴリの記事

コメント

「この基板、欲しい人いらっしゃいますか?」
←はい、ここにいます(笑)
たかじんさんのツイートを見て、思わず同ユニットを購入してしまい、ちょうどユニバーサル基板でアクティブブースターを組もうかとしていたところですので、頒布いただけると大変助かります。
なお、個人的には、マルチユニットやバスレフのスピーカーではなく、フルレンジ&背面開放型で低域増強をギリギリまでもちあげてやった方が好ましい音になると思っていて、「低域をどうするか」は私も色々情報を追っていましたので、今回の話題はとても参考になりました。

たかじんさん、どうも

マークオーディオは初めて使いましたが、時々ハッとするような音がでますね。 こりゃフォステックスは比べられちゃうな。
去年のスピーカーより音が大きいんで深夜は大変。

低音は数字の印象よりは出る感じがしますが、付録のMOOKにあるTLSを作ってみたくなりますね。長岡インスパイアモデルは背が高すぎるかな。

こんにちは、オーシャンです
私は
https://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail_sp.php?code=962840
も頼んでみました
木口を45度カットするなど、かなり凝った作りの様です
いつもの本屋が、今回に限って入荷していないので、慌ててネットで注文しました
スピーカー、箱共にまだ在庫は有りそうですね

はじめまして
今年、SabreBerry32を購入させて頂き、続けてALX-03基板も購入して2台(4枚)
のパワーアンプを作り先日【製作例】の方にアップさせて頂きました。
出てきた音には大変感激しております。
ですがスピーカーが小型のため、低域不足をどうしようかと悩んでおります。
SBB-II基板が頒布されるのであれば是非作って試してみたいです。

皆さん、お早いですね〜。
まだ、注文した書店に引き取りにも行ってません。

そうですか、やはり低音が不足するんですか。密閉型エンクロージャーに入れようと思ってるんですが、トーン・コントロールでBASSのブーストが必須かもしれませんね。

たかじんさん、こんばんは。

私もこの基板、頒布されるのであれば欲しいです。


マークオーディオのユニットとボックスは予約注文し、昨日到着しました。
このクラスの口径のユニットを現行1セットしか置くスペースがないという、すぐに聴ける環境ではないのですが、、、


現在使用しているいるもの含め、低域をもう少し補える方法はないか到着前から考え、実現もしていないのに音を想像(妄想)しているところです。

私もマークオーディオのユニットを手に入れました。余っている小型バスレフボックスに入れようかと思っています。

アクティブブースト基板、とても興味があります。頒布、お願いいたします。

Kichijo Taroさん

> フルレンジ&背面開放型で低域増強をギリギリまでもちあげてやった方が好ましい音になると思っていて、

平面バッフルのような背面開放は、箱型にはない音の自然さがありますよね。あれ、何なのでしょうか。


天 麩羅夫さん

私もちょっとTLSに興味がでてきました。いちど音を聞いてみたいです。ただ、作るとなるとさすがに大変そう。。。

> マークオーディオは初めて使いましたが、時々ハッとするような音がでますね。

たしかに。 私もそう感じるところがありました。 ステレオ感が良いというか、音にフォーカスがぴたっと合うような空間再現能力があるように思います。


オーシャンさん

あの箱、良さそうですよね。 リブが入っていて強度もある程度補強されていますし。このユニットに合わせて設計されているので安心感もありますね。


zion さん

製作例、ありがとうございます。拝見させて頂きました。 信じられないくらい素晴らしい出来ですね。 こうやって使っていただけると、大変うれしく思います。


三毛ランジェロさん

低音が不足するのは、MarkAudioが意図したよりも小形のエンクロージャに押し込んだ場合の話です。容積でいうと、3~4L以下でしょうか。
上の写真は1Lちょっとの小形エンクロージャです。
トーンコントロールのBASSの帯域がぴったりなら、それで十分ですね。


ターキーさん

> 現在使用しているいるもの含め、低域をもう少し補える方法はないか到着前から考え・・・

低音が聞えるのと、聞えないのとでは、随分と曲の雰囲気が変わるので、小形であっても低音を補えればすごく良く感じると、私も思っています。


fukushimaのmomoさん

余っている箱があればすぐに試せますね。ぜひ聴いてみてください。 中域の音の出方と、ひずみ感の少なさはなかなか良いと私は思います。


ブースト基板の方、みなさまのご要望に沿えるよう頑張りますので、しばらくお待ち下さい。

基板欲しいです

よろしくお願いいたします

まろんさん

リクエストありがとうございます。
価格は未定ですが、とりあえず進めさせていただく方向です。

よろしくお願いいたします。

かねてより製作中のTangBand W3-1335SBとW3-1335Aとのドロンコーン型スピーカーがようやく完成し、現在アンプに接続してエージング中です。

これからどのように変化するかわかりませんが、低域の不足は明らか。エンクロージャーの内容積は3.1Lですが、補強材や吸音材などを考えると実質2〜2.5L程度しかないのかもしれません。
ユニットの周波数特性図にある10kHzより上のピーク&ディップの影響か、やたらとハイ上がりのような印象。
周波数特性に関しては、SU-A70のトーンコントロールでbassを最大ブースト、trebleを2ステップ低減で丁度良いバランスになります。

それ以外では振動板がチタン、マグネットがネオジムという組み合わせのせいなのか、非常に鮮度の高い音です。音源によってはあまりに音が神経質過ぎて、音楽に没入できないケースも。

吸音材も多過ぎるような気がするので、慣らしの過程で減らす予定。

いずれにしても、これと組み合わせる予定だったTDA1552Qアンプの製作に当たり、トーンコントロール回路は必須となりました。LME49720のデータシートの応用例を参考にして考えることにします。

TangBand W3-1335SBとW3-1335Aとのドロンコーン型スピーカー、エージングが進むにつれて神経質な響きは収まって来たのですが、低域再生能力が低いのは如何ともし難い状況。アンプのトーンコントロールでbassをフルブーストしても低域の増加量は僅かで、変なピークやディップができているのか不自然なバランスで音楽を楽しめないのがどうしても我慢できず悶々。😿

交換してもデザイン的に違和感のない同じくTangBandの
・W3-315E (これよりもT/Sパラメータ的に適切と思われる防磁型W3-315SEは生産完了)
・W3-881SJ
のどちらかに換装を検討したところ、W3-315Eは現在国内での取り扱いはなく、直接TangBandから取り寄せる場合には送料も含めてペアで140USDと約2万円となるのが判明して候補から脱落。一方、W3-881SJは国内在庫があるものの、振動板の色がちょっと気になり逡巡。

色々と悩んでいるうちに、手元にMarkAudioのOM-MF5があることを思い出し、T/Sパラメータも適切そうだったのでF型クランプで仮固定し鳴らしてみたら、これが大当たりでした。バスドラムやベースの音がちゃんと聞こえ、音楽として楽しめるのでこの組み合わせに決定。😻
いっそのことCHN-519とのツインドライブに改造しようかと思ったものの、それではパッシブラジエーターのW3-1335Aが無駄になるし、CHN-519のために余分な出費を伴うので却下。

やはり、Qtsが0.5未満のユニットはパッシブラジエーターとの組み合わせでもエンクロージャーの容積を十分に確保しないと本領を発揮しないのだと認識した次第。
余った形になったW3-1335SBはHi-Vi M4Nをウーファーとする密閉型2ウェイスピーカーのトゥイーターとして再利用する予定。さて、初の2ウェイスピーカーの製作は成功するのか? ま、M4NのT/Sパラメータは密閉型に最適だし、最適な有効内容積は4Lと公開されているのでそれに従って5.5L程度のエンクロージャーを組み上げれば良さそう。M4Nは2個購入しても5000円程度なのが嬉しい。その代わり、ネットワークに使うコイルとコンデンサの費用が心配。😹

たかじんさん、三毛にゃんジェロ さん、みなさん

三毛にゃんジェロさんは、スピーカーの自作もなさるのですね。 うらやましいです。 

私も木工はしますが、タンスの上置きとかを作って、DolbyAtmos の天井用スピーカーを置く台にするとか、スペースに合わせた本棚とか食器棚とか、大型で精度を要求されないものばかりです。 密閉型のスピーカなんて、作れる気がしません。

作業部屋のメインスピーカーは、Tangent Evo E4 で、10cm 2way です。大きな不満はないのですが、オルガンとか 50Hz 以下は聞こえている気がしないので、サブウーファを加えたらどうかと思ったりしています。

> その代わり、ネットワークに使うコイルとコンデンサの費用が心配。
おっしゃる通りですね。
 

n'Guinさん

密閉型のエンクロージャーなんてそんなに難しくありませんよ。
適切なユニットを選択した後、適切な内容積になるように設計して、それを元に板取りして接着剤で貼り付けてクランプで固定するだけ。組み上げ時に板が直角になるように注意はしますが、多少狂っても実用上は問題ありませんし。10cmユニットを使う5〜6L程度のエンクロージャーであれば、コーナークランプなしでもなんとかなります。

一番重要なのが気密性ですが、十分な量の接着剤とクランプを使って接着面に均等に十分な圧力がかかるよう注意する必要はあります。タイトボンドは数時間の圧着で十分と言われますが、24時間以上圧着することにしています。後は、内部の接着線に沿って適宜補強用三角材を接着。多少の段差やガタ付きは#80〜#400とサンディングで平滑にできますし、多少の隙間は木屑と低粘性瞬間接着剤を使ってパテ埋めもできます。

一番時間がかかるのが塗装工程で、今回は試行錯誤を繰り返したり、失敗してやり直したりと無駄な時間を費やしたため半年以上の時間が掛かってしまいました。

現在、手元にはMarkAudio Alpair 7 v.3 (Grey)があるので、これも組み上げないと。これは、集成材ではなくバッフル面以外にはアッシュ、バッフル面にはスプルースの無垢材を使ってあげたいなと妄想中。

三毛にゃんジェロさん

> 密閉型のエンクロージャーなんてそんなに難しくありませんよ。
先の説明を読ませていただく限り、とても難しそうです。 コーナークランプは持ってます。
塗装は、大きい本棚などでは、近くによってみることはないので、ムラがあっても、それなりに見栄しますし。 小さなスピーカーは難しそうに思います。

新たなスピーカーの妄想・・・楽しそうですね。 実現に向けて、妄想しているときが一番楽しいような気がしています。 HP読ませてもらってます。 YAMAHAのヘッドホンは聞いたことがないので、何かの折に聞いてみようと思いました。

n'Guinさん

YAMAHAにはここ何年かHi-Fiオーディオ用ヘッドフォンがなかったのですが、とんでもない物を出してきました。
https://jp.yamaha.com/products/audio_visual/headphones/yh-5000se/index.html
これの下位モデルを2〜3万円台で出してくるとうれしいんですけどね〜。


実は、音楽制作用モニターヘッドフォンHP-MT7も気になったりしてます。
https://jp.yamaha.com/products/proaudio/headphones/index.html
何故HP-MT8ではなくHP-MT7なのかというと、単に長円形のハウジングが嫌いなためです。

三毛にゃんジェロ さん

YH-5000SE は気になっています。 まだ聴いていないのですが。

開放型ヘッドホンとしては、Hifiman Arya, Ultrasone Edition Eleven, AKG K712 pro を持っているのに対し、密閉型は、Beyerdynamic T1 2nd, Austrian Audio Hi-X65 と弱いので、次に買うのは密閉型かなぁと思っていたりもします。

これまでに聴いたヘッドホンのなかでは、Sennheiser HD 820 がいいかなぁと思っていたりもします。 HD 800S より良いと思ったので。

n'Guinさん

YH-5000SEを試聴できる場があれば、聴いてみたいですね。
でも、YAMAHAのオーディオショールームは地元にはもうないし、値段が値段だから家電量販店でも試聴品があるのか疑問。😿


TangBand W3-1335SBの件でTangBandと色々とやりとりをしているのですが、どうもW3-1335SBはフルレンジユニットと言いながらも、低域再生能力に欠けるユニットのようです。
公称f0は100Hzでありながらも、周波数特性図では200Hzをちょっと超えるあたりから低域側に向かってだら下り。これだと、エンクロージャーに組み込んだらスロープの肩がさらに高くなるので、低音が出ないのは当たり前という単純な事実。同じデザインのパッシブラジエーターもあるから、組み合わせればちゃんと低音も鳴るだろうと飛び付いたのが失敗の原因ですな。周波数特性図をしっかりと読み込むんだったと後悔。😹
W3-1335SBはmid-tweeterとしてHiVi M4Nと組み合わせることにします。


実は、0dB HyCAAを改造してパワーユニットとアンプユニットに分離を計画しているのですが、アンプユニットの方の改造が一応完了しました。改造前は基板裏側に空中配線でデカップリングの電解コンデンサをゴチャゴチャ追加してましたが、それらを撤去した上で基板外にニチコンFG 2200uF/25Vを1本デカップリングとして設置しました。試しに12VDCのAC/DCアダプターで鳴らしてみたところ、改造前より力強くかつ分離のいい音に変化しました。😻
ちなみに、V-ampはLME49860、C-ampはMUSES8820です。
どちらも最終的な改造が終わったら、Head Box IIとHyCAAの比較が楽しみです。

n'Guin さん
三毛にゃんジェロさん

じつは私もヤマハのYH-5000SEは気になっていました。 ただ、価格からすると購入は難しいですね。

スピーカー作りはいずれちゃんとやりたいとは思っているのですが、なかなか手が出ません。最近は、雑誌付録スピーカーすら購入していません。

まず、T/Sパラメーターの読み方から勉強する必要もありますね。。。あと、バスレフのタイプも、以前より複雑なものが沢山でてきて、それぞれどういうメリット、デメリットがあるのかも把握できていません。 まだまだ先が長いというか、奥が深いですね。

たかじんさん

YH-5000SEの価格、あれにはビックリしちゃいますね。
往年のHP-1やHP-1000のオルソダイナミック方式復活は嬉しいのですけど。
YH-5000SEの2〜3万円台の廉価版モデル発売、YAMAHAのサポートにお願いしようかなと。実現は難しいと思いますが、少なくとも要望を伝えておかないと何事も始まらないので。


W3-1335SBの代わりに仮搭載したOM-MF5が比較的好みの音でした。これも何年も前に購入して放ったらかしになっているAlpair 7 V.3もそろそろ箱に入れようかと考えてます。
MarkAudioのユニットは比較的Qes, Qtsが高い一方でf0が比較的低いので密閉型にしても問題が起こりにくいように感じています。それに、フェイズプラグという気密性の問題となる要素もないので。


明日の夕方は時計台で開催されるPMF時計台コンサートで弦楽四重奏などを聴いて来ます。

HyCAAの改造記事を公開しました。
電源ユニットの方はまだまだ先になりそうです。😹

スピーカー製作の模様はブログと動画で公開するべく撮影はしているのですが、特に塗装関係で試行錯誤や失敗・対策を繰り返しているのでもう足掛け8ヶ月目に突入です。😿

三毛にゃんジェロさん

> YH-5000SEの2〜3万円台の廉価版モデル発売、YAMAHAのサポートにお願いしようかなと。

いいですね。 3万円が廉価なのかというところはありますが(笑
フラッグシップモデルからの技術を普及価格帯へ持ち込むというのはソソルものがあります。

OM-MF5ユニットは、小音量再生時に高域の伸びが素晴らしく密度の高い音ですよね。
もう少し低域の厚みが欲しいと思ったりもしたのですが、私の箱が小さすぎたのかもしれません。

時計台コンサートですか。2階は天井が高いのと全面ウッドで囲まれているので響きも良さそうです。 

HyCAAの記事、読ませていただきました。 かっこいいですね。 RK27ボリュームもぴったり収まっていますし。


たかじんさん

今日、YAMAHAのサポートに廉価版の開発・発売を要望しました。
YH-5000SEの価格がアレですから、3万円台でも十分廉価かと。😹

パッシブラジエータの直前の耳を近づけると低音(だけでなく中音も)が聞こえるので、多少は効果があるとは思います。思い切って吸音材を追加して中高域の響きを抑えてみる手もありかもしれません。それに、このスピーカーと組み合わせるTDA1552QアンプにはNFB型トーンコントロール回路を追加する予定なので、足りない低音はある程度増強可能かと。

HyCAA改造版、ケースの奥行きが140mmなので少々アクロバティックな配置・配線になりました。フリーサイズで180mmならもう少し綺麗にできたのですが。

PMF2023時計台コンサートですが、弦楽四重奏などにはちょうどいい空間だったのか響きがとても綺麗でした。ただ、毎正時には時計の鐘が鳴るので、その時間を外すような演奏スケジュールでした。😹

三毛にゃんジェロさん

>YH-5000SEの価格がアレですから、3万円台でも十分廉価かと。

一般のヘッドホンとしてではなく「YH-5000SEを身近に」って意味ではその通りですね。

パッシブラジエータは、バスレフよりも内容積を食わずに低域を出せるので、小型のスピーカーではとても良いですよね。

私もアンプのケースはいつも悩みます。

札幌の時計台は何度か行ったことはあるのですが、さすがにコンサートまでは合わせることができていません。 まあ、関東に住んでいてもさほどコンサートに足を運んでいるわけでもありませんしね。 20年くらい前ですが、友人と月に1度程度は何かしらのライブに行っていたなんてこともありました。今となっては懐かしい思い出でしかありません。

たまには生の演奏をききたいものです。 今年は、マッチョなピアニスト(Youtuber)さんくらいです。

たかじんさん

1つ教えて欲しいことがあります。
それは、NFB型トーンコントロール回路に使用する可変抵抗の特性がAとBのどちらが適切かということです。
LME49720のデータシートの応用例にはどちらか明記してありませんし(単に見逃した?)、ネットで探してもなかなか見つからなかったり、あるいはAでもBでもいいとかいう記述もあったりして決め手に欠けます。増強・減衰度の変化は回転量と1対1に変化させるものとすれば、B特性が適切ではないかと個人的には考えています。
たかじんさんの見解を教えて頂けないでしょうか。

たかじんさん

コンサートは大学のオーケストラ部の定期公演が千円、二千円と安価で気楽です。
アマチュアですが、プロ演奏家のサポート出演もあって割とうまいと思います。
会場も都内~横浜の有名どころで、会場の様子も楽しめます。

先日も東大オケのコンサートを聴きに上野の文化会館に行きました。
時々、アレレと思う音が出ますが(笑)

三毛にゃんジェロさん

オーディオ用のトーンコントロールはBカーブで、センターが0dBになるように設計されます。 クオード44のような変形トーンコントロールはその限りではありません。

もちろんLME49720のデータシートの回路例もBカーブです。 可変抵抗のAやCカーブが特殊なので、何も書いていないとき=直線のB。 ということで省略されているんだと思います。


天 婦羅夫さん

なるほど、大学のオケ部ですか。 それはいいですね。 バイオリンなどの弦楽器は非常に難しいので、管楽器だけの吹奏楽部と比べるとアマチュアでは音程が厳しかったりするのですが、それなりに実力のある大学ならいけそうな気がしますね。

吹奏楽は、中学校でも県大会レベルで音程の安定感は抜群です。菅楽器はピッチが取りやすいんですよ。(2~3年間の部活でみな相当上達する)

昔、ほんの一瞬だけ市民オケに参加したことがありました。どへたな私がいうのもなんですが、バイオリンもビオラもピッチずれまくってて気持ち悪かったです。 とはいえ、客に聞かせるのではなく、演奏者自身が楽しむ趣味としては全然ありと思います。
なんだかんだ言って音楽は聞くよりも演奏している方が楽しいんですよね~ うまくなくても。

娘が中→高はオケ、大では弦楽アンサンブル部に入っていた。
演奏会が春・秋にあり10年間ほど毎年、生演奏を聴きに行っていました。
中学生のオケは全体的に酷いものでしたが、
高校も中ごろを過ぎるとホールの音響の良さで
演奏の粗がマスクされる程度には上達してきました(笑)。
川崎ミューザでの演奏は、ホールの音響が素晴らしくよかったです。

娘が進んだ大学(音楽系ではない)では弦楽器のみなのですが、
何故かうまい人が沢山いて毎回聴き応えがありました。

娘が言うには、
幼少期から続けている人ばかりで、中にはコンクール入賞常連や
NHK名古屋ジュニアオケでコンマスをしていた、
なんてもいたそうで、さもありなんです。
(最初の頃、娘はビビッて弾いてるふりだけで音を出せなかったらしい)
所沢航空公園駅近くのミューズというホールをホームにしていたオケで、
音響効果を考慮した選曲や演奏を工夫していたのもあると思います。

娘のおかげで生オケを聴く楽しさを知ることが出来たのですが、
自宅で音楽を聴くとなると
どうしてもショボいスピーカの音では物足りなくなります。
が、スピーカにウン百万掛けられる財力も無いので、
(そもそもリスニングルームなんて贅沢も出来ないし)
いまは神奈川県芸術協会の案内でたまに聴きに行けると幸せを感じます。

なお、娘は大学OBOGオケに参加しているんですが、
オヤジに「聴きに来てくれ」なんて誘いはなく、若干寂しい・・・・。
安い費用で生オケ聴ける機会がもう少しあるといいのになぁ、
と悶々としています。

ありゃ、オーディオ関連の話題じゃなくて、すみません。
つい、生オケの話題が出たもので、失礼しました。

たかじんさん

ご回答、ありがとうございました。🙇‍♂️
やはり、B特性でしたか。これで安心してトーンコントロール用可変抵抗の購入に踏み切れますが、ただ残念なことにセンタークリックの可変抵抗が事実上入手不可能なのが痛いですね。


土曜日にはPMF2023の札幌での締めくくりとして札幌芸術の森・野外ステージで恒例の野外コンサートが開催されます。一度は行ってみたいとは思ってはいるものの、どうも演目が自分の趣味とは異なって未だに実現してません。
PMF自体の選曲傾向が自分の趣味とはだいぶズレているようです。バロック〜古典派あたりが聴きたいのに、演目はロマン派以降に偏っているように感じます。

三毛にゃんジェロさん

>センタークリックの可変抵抗

スライドタイプだったらありそうです。データシート上で“Center Detent”を注目して探す面倒くささはありますが。参考まで↓

https://www.digikey.jp/ja/products/detail/bourns-inc/PTL30-19G1-103B2/6153451

追加です。やはりお目当ての抵抗値?(100K&500k)は難しいですね。すみません。

onajinnさん

せっかくご紹介下さったのですが、スペースの関係上スライド式は無理でして・・・。

ALPSのRK27シリーズにはセンタークリック式もあるんですが、どこの店でもそんなブツを在庫しているはずもなく、注文すると確か最低数量1000個なので現実的には不可能なんですよ。

トーンコントロールの回路自体はLME49720データシート記載回路ではなく、こちらの回路を採用予定です。
https://www.ti.com/lit/an/sloa042/sloa042.pdf

追加です。

採用予定の回路では、500kΩの2連可変抵抗という入手性の悪いブツではなく簡単に入手可能な100kΩだけというのが決め手の1つです。

三毛にゃんジェロ さん

成程そうだったんですね。回転タイプのVRでクリック付はアルプスの角型しか思い当たりませんしね~。抵抗センターを実測しノブの指示線に合わせた方が正確だとしてもクリック感触の魅力は捨てがたいと私も思います。

sawanoriichi さん

それは素晴らしいオケの経歴ですね。弦楽器は難しさゆえ上手な学校のOBOGで構成されていたり、入団時にオーディションを設けないと一定以上にはならないと、僅かながらなの経験から思うのです。

私が参加した地方(20万人くらいの市)の市民オケは、その地方にオケ部がある高校や大学がなく、半分くらいの奏者が(社会人になってバイオリンを始めたような)初心者レベルでした。 でも、来るもの拒まず、誰でも参加できるオープンマインドな楽団でした。

それ以外にも2つの市民吹奏楽団の定演の手伝いをしました。人をかき集めないと40人にも満たず楽譜が余ってしまうので、下手な私でも先輩から召集されるのです。そちらは管楽器なのでピッチずれは少なく、安心感がありました。

んまあ、小中高大と10年くらい管楽器をやっていると、1Hz程度のピッチずれや演奏の良し悪しなどが聞き分けできてしまうのです。10代のころ全国大会金賞の学校の演奏や東京佼成ウインドなどのCD(カセット)を聴きまくったりしたので、勝手に脳内で理想を作り出して比較しちゃうんだと思います。今思えば、良くないですよね。これ。 


三毛にゃんジェロさん onajinn さん

センタークリック付きボリュームは入手しにくいですね。 1000個とかいらないですし。秋葉原のサンエイ電気だったか、TwitterでアルプスRK27が発注から1年でやっと入荷したようなことを書いていました。

100kΩ以上はs/n的な観点からみてもあまり得策ではないですよね。 TIの資料もLME49720の資料も反転アンプで構成されるので、前段に一度反転アンプを入れるところは変わりませが、おそらくLME49720の資料のタイプの方が多く採用されているように感じます。定数はボリュームを100kや50kにして、Cを増やしてあげることで周波数センターを1kHz付近にするのです。


> どうも演目が自分の趣味とは異なって未だに実現してません。

そこ、重要ですよね。 そう言われると、バロック、古典派を演奏する機会はかなり少ないような気もします。

皆さん

もう1年近く放ったらかしになっていたMarkAudio OM-MF5とTangBand W3-1335Aのパッシブラジエータ方式のスピーカーですが、吸音材をぎゅうぎゅうに詰め込んだところ高音域が多少大人しくはなったものの、やはりハイ上がりな傾向は変わらずにトーンコントロールでベースのブーストとトレブルのリデュースは必須な状態。

パッシブラジエーターW3-1335Aの振動系にマスを加えてf0を下げようにも、そういった機械的な加工ができない構造。せいぜい本来ならコイルを巻く円筒部分にアルミや銅箔のテープを巻き付けるのがせいぜいで、これでは期待するような効果は得られないなと。
もう、思い切ってCHN-519またはOM-MF5を1ペア追加購入してツインドライブ構成にすることに方針変更しました。CHN-50Pmicaも面白いかなと思いましたが、デザイン的な統一性も考えたらやはりメタルコーンの方がいいかと。

まだ改造はおろか、ユニットの追加購入もしていませんが、追って報告します。

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