久しぶりのRuneAudio + Sabreberry32
RuneAudioは、一時期人気のディストリビューションでした。 更新はさほど頻繁ではないものの、ちゃんと動作検証されていて安定したバージョンのみをリリースしていたと思います。
昨年の3月に登場したRaspberry Pi 3へ対応をしたバージョンを最後に更新が止まっていますが、その動作安定度は抜群でvolumio2のような目だった不具合は出てきません。
音の方も、Raspbianベースのディストリビューションと一線を画す、芯がしっかりした空間描写が魅力です。
Sabreberry32も当初はドライバを対応させていました。 しかし、ローリングリリースをしているArchLinuxのKernelは常に最新版のみ提供されます。 そして、RuneAudioにて更新(pacman -Syu)すると起動不能に陥るようになっていました。
ドライバモジュールのコンパイルは、起動しているKernelのソースコード一式、もしくはカーネルヘッダが必要なので、それらを提供している最新カーネルへのアップデートが必須です。常に最新版しか提供しないローリングリリースの良くない面が垣間見えます。
過去の事は水に流して、前を向いているとも言えますが。。。
なかば諦めていたのですが、RuneAudioをまた使いたいという方からのリクエストがあり、調査してみることにしました。
結果的に、下記のような感じで個別にKernelとbootloader、firmwareを更新することで最新カーネルに差換えて起動できることがわかりました。(ArchLinuxでは一括更新を推奨)
pacman -Sy
pacman -Sy linux-raspberrypi
pacman -S --force raspberrypi-bootloader
pacman -S --force raspberrypi-bootloader-x
pacman -S --force raspberrypi-firmware
pacman -S alsa-utils alsa-firmware alsa-lib alsa-plugins
再起動すると以下のようなバージョンになりました。
[root@runeaudio ~]# uname -a
Linux runeaudio 4.9.61-1-ARCH #1 SMP Sun Nov 12 00:22:23 UTC 2017 armv7l GNU/Linux
ここでカーネルヘッダをインストールすると、ドライバモジュールをコンパイルすることが出来ます。
まあ、あれこれやるのは大変なので、今回はSDカードイメージを用意いたしました。 ご活用ください。
ダウンロードと詳細は、こちらからどうぞ。
さてさて、今回いろいろとトライしている中で、ちょっとした不具合がでたので対策案を載せておきます。
http://runeaudio.local にアクセスしてWEB-UIを開くと、いつまでもクルクルと回っていて動作できなくなる現象が起こることがあります。再起動すると復活することもあったり、それでも治らなかったり。。。 と、いまひとつハッキリしません。
最新カーネルへの差換えが影響しているかもしれません。
調べてみると、どうやらmpdの起動タイミングが速すぎてエラーを起こしているようなのです。 ですので、内部のmpdを再起動すればOKです。
sshで接続して、
sudo systemctl restart mpd とコマンドを打つのも良いのですが、ちょっと面倒です。
そこで、MENUのMPDを開いてVolumeControlの項目で
何も設定を変えずにSAVEボタンを押します。
これで、MPDが再起動されます。
若干、無理やり感があるのですが、ssh接続するよりはずっと簡単ですね。
クルクル回転が止まらないときは、どうぞ。
本来は、mpdの起動条件の見直しをしなければいけないと思うのですが、systemdのサービス登録をみても問題なさそうに見えるのです。。。
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コメント
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runeaudio,使ってみました。最近、smpdばかり聴いてまして、正直rune大した事ねーだろ、みたいに思ってましがとんでもありませんでした。笑
smpdのようにrtカーネルであったりmpdその他の最適化ビルドやclockupなどやってませんが、こんな音がでるとは。pcオーディオの奥の深さに感嘆いたしました。
そこでちょっと中身を僕なりに調べてみました。ついでにarchphileもインストールして比較してみました。
驚いたのがmpdの浮動小数点演算に関するビルド内容でした。mpdのバージョンは、runeが0.19.13、archphileが0.20.10で、ノーマルなもの(yanさんrtパッチをあてていないもの)ですが、どちらもVFPv3-D16でNEONを使ってません。-mfpu=neon-vfpv4が当然みたいに思っていました私にとってはショックでしたね。笑
この音質のレベルから察するに、neon必要なんかいな?と考えさせられました。
あとカーネルはどちらもノーマルのカーネルなんですね。preemptですらないとは。
それとruneはwebサーバーにnginxを使ってるんですね。これも私にとっては驚きでした。
runeはforce_turbo=1でしたが、archphileはこれすら設定されてませんでした。私の組み立てたDC-ARROWちゃんですが、これでrpi3を動かすとunder voltage occurとなりまして、force_turbo=1に設定していても、vcgencmd measure_clock armが600Mhzとなってしまいます。
そこで、ifiのipowerに変えると1200Mhzとなり安定しました。
archlinuxベースのruneとarchphileですが、個人的にはここまでの音がでればあとはハードウエアで電源等気をつけてあげれば素晴らしい音を聴かせてくれるのではと思いました。みみず工房のyoさんやarchboticのkick(moct)さんがarchにこだわってやっておられる意味がわかりますね。
あと、archphileですがtopを見ていてmpdのpriが4 NIが-16となってましたがどこでこんな設定しているのか探してみますと、mpd.serviceの中にありました。私はそこに、CPUSchedulingPolicy=fifo CPUSchedulingPriority=40なんて設定して音出ししてます。systemdというのはこんなところで色々な設定ができるんですね。
archphileは他のプロセスでもNIが-20であったり、PRIがrtであったりと色々工夫されてます。こういったところも音に影響あたえているんでしょうか。
runeaudioやarchphileなど改めて触る機会を与えてくださったたかじんさんにお礼申し上げます。
投稿: takobozu | 2017年11月30日 (木) 17時47分
追加です。
archphileですが、upmpdcliサービスをスタートさせてupnpレンダラーとして使えますね。久しぶりに、lumin使ってコントロールしました。久しぶりのupnpなんですが、polipoいらねーじゃん、というのが正直な感想です。笑 rune共々色々遊べて楽しいです。
投稿: takobozu | 2017年12月 1日 (金) 10時23分
takobozu さん
> DC-ARROWちゃんですが、これでrpi3を動かすとunder voltage occurとなりまして、
DC-ARROWは、電圧調整ができますね。 調整すれば、大丈夫だと思いますよ。 RPi側で電圧をみると確実です。 ただしテスター(電圧計)は必要です。
Arch Linuxは、以前はRaspberryPiの公式サイトにも掲載されていて、SDカードイメージが提供されていました。 昨年か一昨年くらいに気がついたら、切られてました。
何かあったんでしょうかね。
むかし懐かしいSlackwareのように、自分が必要とする機能を自分で追加していくという方法を現代版にしたような雰囲気があって、面白いOSだとは思うのです。
投稿: たかじん | 2017年12月 2日 (土) 10時21分
たかじんさん
おはようございます。
DC-ARROWの件ですが、「DC-ARROW基板 調整の仕方」に書かれてある通り電圧を図ってやってます。負荷なしで5.2Vあります。半固定抵抗を右いっぱいに回して(これ以上は回らない)、これです。
これ以上電圧をあげられないので仕方ないですね。何か他にやるべきことがあればいいんですが。
投稿: takobozu | 2017年12月 2日 (土) 10時59分
たかじんさん
もしや、と思いまして、電源トランス側の電圧を図ってみました。
5.6vしかありませんでした。トランスのリード線は全く加工せずに使ってますので長すぎるんでしょうか。
投稿: takobozu | 2017年12月 2日 (土) 11時08分
takobozu さん
トランス2次側電圧が5.6Vは低すぎですね。
共立電子のトランスを御使用であれば、不良の可能性もあります。 共立電子に相談したほうがよいです。
トランス2次側電圧は、仕様でAC6.3V となっていますが、これは定格電流が流れたときの話です。
無負荷だと10%程高く、おおよそAC 6.8Vになります。
問い合わせするときは、念のため、一次側に100V入っていることを確認してください。 また、 110Vタップを使っていたら2次側が下がるので、100Vタップを使って下さい。
ちなみに、無負荷時の整流直後の電圧はDC 8.6Vくらいあります。
投稿: たかじん | 2017年12月 2日 (土) 14時42分
それと、くれぐれも感電しないようにご注意下さい。
投稿: たかじん | 2017年12月 2日 (土) 14時44分
電源トランスの入力は2系統、黒=赤は120V、黒~緑が100Vですのでここで間違ったのではないかと想像してますがどうでしょう? ちょうど今DC Arrow作ってます。
RuneAudio試してみました。やはりVolumioより響きが良く音も広がりますね。しっとりしてやさしくて美しい響きです。 BBBのBoticはビシバシ系なのでこっちも好きですが、Runeもいいですね。 電源の完成が楽しみです。
投稿: おさるどん | 2017年12月 3日 (日) 19時33分
おさるどんさん
おっしゃるとおりです。たかじんさんにはいらぬ手間をお掛けいたしました。再度お詫びいたします。
投稿: takobozu | 2017年12月 3日 (日) 20時34分
runeaudioはダウンロードした状態からほんの少しですが最新版に更新できます。といってもlatest commitは2016.8ですが。私の環境では「くるくる」で止まらなくなるということはなくなりました。
# rm -rf /var/www/{*,.*}
# git clone -b dev https://github.com/RuneAudio/RuneUI.git/ /var/www
#curl -s http://localhost/clear
#reboot
私の環境では、「くるくる」が止まらなくなるのはカーネルの最新版への差し替えをする前のものでもみられましたので、上記をやることで安定性が増すかもしれません。
投稿: takobozu | 2017年12月 4日 (月) 09時53分
おさるどんさん
するどいご指摘です。 さすがです。
takobozu さん
なるほど、runeaudioのアップデートですね。それは抜けていました。 ありがとうございます。
投稿: たかじん | 2017年12月 4日 (月) 17時41分
たかじんさん
よく見るとブランチdevよりmasterのcommitsの方が日付が新しいですね。私は、そちらに再度更新して動かしております。今のところ問題ございません。また使用していて気付いた点がございましたらご報告いたします。
投稿: takobozu | 2017年12月 4日 (月) 18時58分
takobozu さん
以前は、WEB-UIからアップデートができたような気がしたのですが、最終版にはなくなっているんですね。
コマンドで更新すればOKなんですね。 情報ありがとうございます。
投稿: たかじん | 2017年12月 7日 (木) 00時07分
おっしゃられているのは、updateOSでしょうか?これは私は試してません。試されるといいかもしれませんね。
updateOSは何をやっているのか興味がありましたのでgithubで確認しました。以下のserviceを最新のものにするようです。お時間があるときにでもurne-uiのソースをご確認いただければと思います。
rune_SY_wrk.service
rune_Pi_wrk.service
redis.service
mpd.service
ntpd.service
php-fpm.service
shairport.service
この更新でも、ひょっとしたらクルクルが治るかもしれませんね。
投稿: takobozu | 2017年12月 7日 (木) 08時37分
takobozu さん
updateOSではなく、UIのみのアップデートだったと思います。
http://runeaudio.local/dev
から入る開発モードでしたね。
その後、特にアップデートしていませんが、クルクルは出なくなっています。 何かの拍子に陥るものなのかもしれません。
相変わらず、RuneAudioのアルバムアートの表示の仕組みは優秀です。 自分は、わざわざ画像ファイルをNASのフォルダに入れたりしていませんが、Runeだけはかなりの確率で画像をネットから拾ってきてくれます。確かlastFmなんですよね。
投稿: たかじん | 2017年12月 7日 (木) 22時04分
たかじんさん、いつも素晴らしい記事ありがとうございます!
runeaudio さっそく使ってみようと思い、イメージをDLし、無事セットアップできたのですが・・・。
AirPlay再生すると、聞くに堪えないひどい(ガビガビの)音で・・困っています。
クライアントは macOS High Sierra(10.13.1 最新版)のiTunes。NAS再生は綺麗に音がでています。
何か心当たりありましたら教えて頂けると助かります。
投稿: はせ | 2017年12月12日 (火) 12時28分
はせさん
AirPlayではsabreberry32をスレーブで動かす必要があります。
/boot/config.txt というファイルの中身
dtoverlay=sabreberry32 <- マスターモード
dtoverlay=sabreberry32,slave <- スレーブモード
初期状態はマスターモードにしてあります。
スレーブ設定に書き換えると良いと思います。
sshで接続して編集するか、SDカードを直接PCに挿して編集します。
投稿: たかじん | 2017年12月13日 (水) 08時27分
無事動きました。ありがとうございます。moodeaudioから変えてみました。確かに芯のある音・・ソフトで音が変わるのは不思議な気がします。たかじんさんの記事いつも楽しみにしています。今後とも頑張って下さい。
投稿: はせ | 2017年12月16日 (土) 10時52分
はせさん
ありがとうございます。 そう言っていただけると励みになります。
こちらこそよろしくお願いいたします。
投稿: たかじん | 2017年12月17日 (日) 21時06分
私はSymphonicMPDを使っていましたが、Volumioでタッチパネルを使った時の操作が楽だったので、Volumioを使っています。
元々はRPi3でVolumioを使っていましたが、もっさりしていたのでTinkerBoardで使っています。
(フロントエンド)TinkerBoardでVolumio(AP化,タッチパネル使用)
(バックエンド)RPi3でSymphonicMPD(DAC:Sabreberry32)
というセパレート環境を考えています。方法を教えて下さい。
https://github.com/papalius/symphonic-mpd/wiki
投稿: zetta | 2017年12月28日 (木) 16時30分
zettaさん
SymphonicMPDのUIを外部にしたいということですね。
確か、標準では外部コントロールを止めていたと思いますが、6600ポートを開いて受け付けるようにもできたはずです。
ただ、Volumio側は自身のUIから信号を外部へ出す機能はなく、また、内部のMPDも独自仕様へと改造しているので、外のMPDを動かすのは難しいと思います。
TinkerBoardでx-windowを起動して、ブラウザをフルスクリーンで動かして、SymphonicMPDのUI(Ympd改)を出すのが近道かもしれませんね。 あのLCDパネルを持っていないため、LCDへの投影方法などはwebで検索してください。
投稿: たかじん | 2017年12月28日 (木) 20時55分
こんばんは、オーシャンです
zettaさん
それは、パパリウスさんに聞きましょう
http://community.phileweb.com/mypage/entry_list/4787/201712/
たかじんさん
今SMPDが2台使いのセパレート仕様になっていて、前段は改造すれば色んなコントロールソフトを使える様です
VOLUMIOやmoOdeを改造している人がいます
lightmpdとも違うソフト構造で動作しているようです
mpdの出力先をalsaからncatを使用し、tcp等でPCMデータを後段のプレイヤーに流し込むようです
データがlanケーブルを通るので、どうかなと思っていたんですが、かなり良い音が出てます
投稿: オーシャン | 2017年12月28日 (木) 21時39分
オーシャンさん
> VOLUMIOやmoOdeを改造している人がいます
そのURLを教えてあげてください(笑
投稿: たかじん | 2017年12月28日 (木) 22時17分
こんばんは、オーシャンです
確かにその通りですね
https://github.com/papalius/symphonic-mpd/wiki/%E3%82%BB%E3%83%91%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88%E6%A7%8B%E6%88%90%E3%81%BE%E3%81%A8%E3%82%81Wiki
パパリウスさんがセパレート構成の情報をまとめるために作成したページです
先程示したページと共に見ることをお勧めします
投稿: オーシャン | 2017年12月28日 (木) 23時51分
オーシャンさん
なるほど、面白い試みをしているようですね。
lightMPDでは、MPDのUI系ラインと、楽曲データを2つのLANに分けているし、SymphonicMPDは、データのデコードと、I2S出力(再生)を2機に分けるという狙いですね。
LAN上にPCMデータが流れるという意味では、NAS接続してWAVや非圧縮FLACをMPDで再生しても同等なので特にネックとは思えないですね。
私のところではSymphonicMPDがv0.4になってから再生が1分くらいで止まってしまう現象がでて運用できなくなりました。 そのうち解消されることを願って深追いしていません。
投稿: たかじん | 2017年12月29日 (金) 10時29分
こんにちは、オーシャンです
素人考えでは、HUBを通るのはどうだろう?と思いましたが問題無さそうです
私もデフォルト周波数で0.4検討中にループ再生になったことがありました
どの程度需要があるかわかりませんが、掲示板にsmpdセパレート構成の設定方法をまとめました
殆どパパリウスさんの発言をコピペしたものです
驚くほど簡単です
現状のマイナスポイントは、ストップボタン」を押してもバッファーぶんは音が出てしまう(3秒間ほど)事と44.1Kのみ対応であることでしょう
今後が楽しみです
投稿: オーシャン | 2017年12月29日 (金) 15時03分
オーシャンさん
ありがとうございます。なるほど。 fs44.1kのみなんですね。
どこかappleのAirPlayっぽいですね。 操作端末でデコードして、ネットワークに垂れ流して、再生部はそのデータを受信するだけになる。
まあAirPlayはALACで圧縮されたデータがネットワークに流れてますが。。
投稿: たかじん | 2017年12月30日 (土) 10時10分
たかじんさん
何気なくruneaudioを検索しましたら、昨年あたりからruneaudioがバージョンアップされていました。名前もrAudioになっていました。
以前と変わっている部分があり、SDカードから立ち上げまでは簡単にできたにもかかわらず、実際に音を出すまでにはちょっと苦労しましたが、何とか無事に乗り越えました。
とりあえずお知らせまで。
投稿: かとう | 2022年1月14日 (金) 20時32分
かとうさん
情報ありがとうございます。
https://github.com/rern/rAudio-1/releases
ここですかね。
イメージデータの最新版はrAudio-1-64bit-20121203.img.xz
活発に活動しているようで素晴らしいです。WEB-UIも変わってきましたね。
投稿: たかじん | 2022年1月16日 (日) 10時51分