AV watchで紹介されているラズパイ用ケース(その2)
AV Watchに掲載されているRaspberry Pi用のケースがもう一つあります。
Raspberry Piオーディオのノイズ/振動対策アルミケース。拡張カード交換も
と題していた10/3日の記事です。
<<Twitterより拝借した写真>>
こちらは、ワンボードオーディオコンソーシアムのラズパイオーディオ用のケースです。
N2ファクトリのケースと違うのは、最初からDACボードを入れるように考えられていて、DAC基板側の高さ(空間)が確保されているのと、RaspberryPiとDAC基板との間に銅板シールドを入れられるようになっている点です。
Sabreberry32では裏面側にOSコンなど電解コンデンサを実装してしまうとこの銅板を使うことができないのですが、表面に実装することで使えると思われます。
CPUの放熱は、この銅板に逃がすことでかなりの放熱量を期待できますね。 先日のクールスタッフをクルっと丸める方式でCPUと銅版の間に入れて熱を伝えることができます。
また、RCA端子やヘッドホン端子部をハメ込みパネルにしてあって、その部分を交換することで各社のDAC基板に対応させています。
大変ありがたいことに、このハメ込みパネル(HDMI端子側のもの)に、Sabrenberry32用が用意されています。 本当に感謝・感激です。
ASUSのTinker Boardにも対応すると明確に謳っているところも面白いですね。
ちなみに、写真に写っているDAC 01は、PCM5122でしょうか。 夏のポタフェスのときに少しだけ聴かせていただきました。
基板もじっくり見させて頂いたのですが、裏面、表面に部品がびっしりと並んでいました。 アナログ回路の抵抗も全てMELFで、セラミックコンデンサを使わずにフィルムコンを使っているなど、非常に手の込んだ構成で、かなりお金がかかっているように見受けられます。
CASE 01の方は、私も入手してみるつもりです。
N2ファクトリのケースとどちらが良いか、対決ですかね(笑
ブログランキングに参加中です。 めざせ1位!
もしよろしければ「ぽちっと」お願いします。
« RaspberryPiのCPUをクールスタッフで冷やしてみた | トップページ | Volumio2.285用 Sabreberry32プラグインドライバを作ってみました »
「Raspberry Pi」カテゴリの記事
- MotionEyeと余っているラズパイで監視カメラ(2024.11.21)
- 秋の夜長にはRaspberryPi5 RT-linux セルフビルド(2024.10.13)
- 秋の夜長にはRaspberryPi5 64bit版 Sabreberry32 ドライバコンパイル(2024.10.10)
- RaspberryPi 5 の公式OSは32bit版でも64bit?(2024.10.09)
- 秋の夜長にはRaspberry Pi5 64bit カーネル・セフル・ビルド (2024.10.07)
コメント
« RaspberryPiのCPUをクールスタッフで冷やしてみた | トップページ | Volumio2.285用 Sabreberry32プラグインドライバを作ってみました »
こんばんは、オーシャンです
http://eleshop.jp/shop/g/gHA2411/?utm_source=CASE01&utm_medium=newsletter&utm_campaign=20171006
もう出てますね
削り出しや塗装を考えると納得できる価格ですが、こういう商品が出てくる事にラズパイオーディオの成熟を感じます
N2とどちらを選ぶか、悩ましいですね
投稿: オーシャン | 2017年10月 9日 (月) 20時09分
オーシャンさん
既に発売していいるんですね。 ハメ込みパネルは、もうすぐ。
DAC基板を入れる前提なら、おそらく組立て易さはコンソーシアムの方が上のような気がします。
どちらも完成度が高そう。
投稿: たかじん | 2017年10月11日 (水) 21時06分
Amazonにも交換パネルも含めて出品されてますね。
https://www.amazon.co.jp/AVIOT-Raspberry-Terra-Berry-SabreBerry-HiFiBerry/dp/B075V2PVGT?th=1
迷います。
投稿: MAGADEN | 2017年10月26日 (木) 16時03分
MAGADEN さん
おおお。 Amazonにも出ているんですね。 注目度高いですね、このケース。
昨日、購入したので近日中にレポートしようと思います。
投稿: たかじん | 2017年10月28日 (土) 10時30分