Sabreberry32のMoode Audio R3.8用のドライバリリース
Moode Audio R3.8がでて、以前のドライバではうまく動作しなくなっていました。
やっと準備できましたのでリリースいたします。
こちらからどうぞ。 例によってssh接続後、コピペしてコマンドを打って下さい。
Moode AudioのAdvanced カーネルは独自に構成しているため、ソースを探すのがちょっと苦労します。
LLとRTでも共通化できないので、ノーマルカーネル用と合わせて3つのバイナリドライバを用意しなければいけないのが厄介です。
同じようにVolumio2も最近更新されて、以前のドライバが組み込めないという報告もありますので、近いうちに準備しょうと思います。
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コメント
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Moode用のドライバいつもありがとうございます。
Moode3.8.1、LL kernelで動作確認しました。いつもの音が出てくると安心します。
ご存知でしょうけど、現在Moodeでは4.9.41+rt30を試しているようです。
公式firmwareに入れてしまえれば毎度のbuildの手間はないと思うのですが、
ライセンス等の詳細を承知しておりませんので、何とも…
投稿: h.imagine | 2017年8月11日 (金) 08時01分
h.imagineさん
R3.8.1が出ていたのですよね。 コンパイルはR3.8で行いましたが無事に動作しているようで良かったです。
カーネルソースへのマージ(ソース公開することなる)はESS社が嫌がっているのです。その理由は不明ですがNDAに従う必要があります。
投稿: たかじん | 2017年8月12日 (土) 19時07分
Moode 3.8.2が出たのでアップデートしつつ確認。
予告通り4.9.41+rt30になりましたが、標準/LL/RTとも現行moduleで問題なさそうです。
今回からLLはlatencyを3種類から切り替えられるようになりました。切替にドライバの入れ直しは不要。
3.8になってからLLを選んでいたのですが、今回はどうもRTの方がしっくりくる音でした。
Moodeは標準でAudiophonics製のES9018K2MやES9028Q2Mを使ったDACボードをサポートしてますね。
こちらはNDAには抵触しない?? 基板の画像を見るとなんだか普通でない感じもします。
投稿: h.imagine | 2017年8月15日 (火) 08時48分
h.imagineさん
R3.8.2でも動作するのですね。 ありがとうございます。
低レイテンシとRTのタスク切換え周波数は100Hzのままなのでしょうか。
Moode Audioは、そうとうマニアックな人たちが作っていますね。 そういう部分もユーザーが好きに選べるというのは素晴らしいことだと思います。
AudiophonicsのDAC基板は、MCUを載せてレジスタを設定するプログラムが表に出てこないようにしていますね。
ただし、ALSAとダイレクトにやりとりできないので、マスターモードは実装できず、常にスレーブ動作。 DACチップに「ES9018」「ES9028」が使われているというのが見えれば良い。 という考え方もアリなのでしょう。 マスター動作させないのがもったいないけど。
Moode Audioの超マニアックな方針と、Audiophonicsのチップだけ乗せればOKっていうアバウトな方針の違いが面白いですね。
投稿: たかじん | 2017年8月16日 (水) 07時57分
MoodeのSystem Infoで見る限りKTIMER FREQは100Hzのようです。
relnotes.txtにない変更が隠れているのは毎度のことですが、今回は標準kernelでも384kHz設定ができるようになったようです。
試してみたところ、そもそもSabreberry32ではKernel問わずOutput Streamが192kHzになってしまうようです。なぜだろう。
3.8.2を素で入れ直したばかりだし、環境が壊れているとも思えないのですが…
投稿: h.imagine | 2017年8月16日 (水) 10時45分
h.imagineさん
やはり100Hzなのですね。 周波数を上げると音切れが発生する確率が上がりますからね。 以前、500Hzとか300Hzで試したとき、NASのマウントバッファサイズ、MPDのバッファサイズなどに左右されて、非常にシビアでした。
Sabreberry32のマスターモードでは、内蔵デバイダの仕様上192kHzまでです。 スレーブ時は384kHzでも768kHzでも1536kHzでも受けられます。(RPiのI2Sで384kが上限)
もしかするとスレーブ時の384kが開放されていないかもしれないのでソースを確認してみます。
投稿: たかじん | 2017年8月17日 (木) 07時51分
おっと、マスター/スレーブの仕様差異を忘れていました。実は普段レート変換はしていないので、つい。
スレーブにしたところちゃんと384kHzで出力されました。失礼しました。
スレーブモードで思い出したのですが、AudiophonicsのDACはAllo Kaliを介して接続する仕様のものもあるので、単一基板上で解決しなくてもいいという思想なのかもしれません。
Kaliは持っていないのでどんな音がするのかはわかりませんが。
投稿: h.imagine | 2017年8月17日 (木) 23時06分
h.imagineさん
動作したようで良かったです。
TIのDACだと、48kHzは8倍、96kHzは4倍、192kHzは2倍、384kHzはオーバーサンプリングなし。という動作です。
Sabreberry32に搭載しているDACは48kHzでも96kHzでも192kHzでも8倍のオーバーサンプリングという仕様です。 それ以上のfsを入れるときはオーバーサンプリングをOFFにしています。
ですので、192KHzと384kHzを入力したとき、最終的に変換している部分は192kHzの方が内部は速いクロックで動作していることになります。
そのあたり、どう音が変化するのかという部分も面白いですね。
Allo Kaliは、興味深い基板だと思います。 リクロックと呼んでいますが、高速クロックでFFを叩く単なるリクロックではなく、メモリバッファに相当します。 メモリバッファ式は、搭載している水晶クロック精度までジッターを押さえ込むことが可能です。
投稿: たかじん | 2017年8月17日 (木) 23時39分
オーバーサンプリング仕様の違い、面白いです。狙いというか思想というか、そういうものを感じますね。
実際に出てくる音に関しては聴いてみて好きなものを選ぶ以外ないですけど。
MoodeのLLカーネルに関してようやく試してみたところ、やはりレイテンシの変更はタスク切換え周波数が変わるようです。
GUIで2ms,5ms,10msと選択すると、KTIMER FREQが500Hz,200Hz,100Hzと変わっています。
この辺のテストをしているとのんびり音楽が聴けなくて本末転倒になるのが悩ましい…Raspbian Stretchも出てきてテストしてみたいことがまた増えました。
投稿: h.imagine | 2017年8月19日 (土) 07時52分
h.imagineさん
ありがとうございます。 カーネルの設定が後から可能なのですね。 どうやっているんだろ。。。
KernelTimer設定はカーネルビルドの時に行なうものだと思っていました。 何かしらのコマンドであとから変更だというと、色々と実験が捗りそうです。
投稿: たかじん | 2017年8月19日 (土) 10時02分
せっかくなので、もう少しだけ調べてみました。
LLカーネルインストール時に
/var/www/kernels/Advanced-LL/
に6つカーネルイメージが置かれて、GUIでレイテンシ変更すると
/var/www/command/worker.php
が実行され、選択されたイメージを
/boot/
にコピーしているようです。なるほど。
投稿: h.imagine | 2017年8月19日 (土) 11時08分
h.imagineさん
なるほど。 カーネルイメージを差し替えですか。 そういう理屈でしたか。
情報ありがとうございます。
投稿: たかじん | 2017年8月21日 (月) 08時30分
たかじんさん
しばらくアップデートしていなかったら、
moode audio 3.8.3がリリースされておりました。
Sabreberry32で動作しました。LLドライバーを入れるとき、unzip のファイル名
unzip -d sabreberry32 moode36_sabreberry32_adv0320_LL.zip
unzip -d sabreberry32 moode38_sabreberry32_LL.zip
にしたら、動きました。
3.8から、pi zero Wにて、std とadvカーネル両方で動作するようですね。
投稿: toto | 2017年8月27日 (日) 09時44分
toto さん
ご指摘ありがとうございます。 命令間違っていましたね。
3.83にあわせたドライバを用意いたしました。
よろしくお願いします。
投稿: たかじん | 2017年8月28日 (月) 20時41分