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2017年8月21日 (月)

最近のRaspberryPiのKernelは384kHzに標準で対応している件

常日頃、カーネルソースを眺めているマニアの方々は知っていて当然なのかもしれませんが、私は昨日気が付きました。。。

384khz

なんと、RaspberryPi用のカーネルソースに384kHz対応パッチがマージされているじゃぁありませんか!? 

 

気がつくのがおそすぎですかね。

Commits on Jul 28, 2017 と書かれていますので、もう1ヶ月近く前です。

カーネルバージョンでいうと、4.9.40 あたりでしょうか。 

 

 

何はともあれ、これで384kHzパッチを頼りにカーネルビルドをしなくても384kHzで再生できるようになりました。 本家のLinuxカーネルでも384kHz対応しているのでしょうか。。。? 

そこまでは調べていません。 あしからず。 

 

ちなみに、384kHz対応しているのはSoCのI2Sドライバであって、HifiberryDACなど個別のドライバは、まだ384kHz対応になっていないようです。 

まあ、音飛びなどの問題もあって、全てのケースで384kHzが良いとも言えません。 高スペックも大切だけど、安心して聞ける安定動作はもっと大切だと思います。 私も348kHzの音源はテスト用しか持っていないですし。。。

 

  384kHz対応で恩恵を受けるのは、

  DSD変換再生じゃないでしょうか? 

 

dsd2pcmというDSDからPCMへの変換プログラムは2.8MHzを1/8、つまり352.8kHzへと落とし込んできます。

そのサンプリング周波数がDACへ出せない場合は、DAC(ドライバ)がもつ最大の周波数へダウンコンバートするようになっています。 今までのHifiberryDACなら192kHzですね。 384kHzまで対応しているなら、352,8kHzのままDACへと出力します。 

2回のデータ変換が1回で済むようになります。

Soxリサンプラーによるアップコンバートは、高域に若干の違和感を感じますが、ダウンコンバートの場合はどうなのでしょうか。 変換が1段減るのでCPU負荷が減るのは確かだと思います。

 

 

 

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