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2017年7月14日 (金)

ポタフェス 2017 は7/15、7/16 秋葉原

まったくノーマークでした。 ポタ研が先週で、今週はポタフェスなんですね。 場所は秋葉原ですから、電子部品の買い物ついでに寄れる方は見に行ってみてはいかがでしょうか。

PHILE WEBにも掲載されているのでご存知の方もいらっしゃるかもしれません。 Sabreberry32があのケースに入ることになりました。 

Case_01

ざっくりと経緯を紹介したいと思います。 

 

ワンボード・オーディオ・コンソーシアムの電撃発表が今年の2月でした。 

なんとRaspberry Pi 3をメイン機器に使い、自作ネットワークオーディオを多くの人に楽しんでもらおうというのが最大の趣旨で、ケースや基板サイズ、端子の位置などを規格化しています。

海外のDAC基板などは、基板にRCA端子が直付けされていて、市販ケースには入らないことが多く、裸で使っている人が多い。 専用ケースも中にはあるけど、プラスチックの簡易的なものしかない。

 

最近、ステレオサウンドさんとN2 Factoryさんが共同でアルミ削り出しケースを売り出していて金属ケースが注目を浴びていますね。 (しかし普通のDAC基板は入らない)

Case_03

 << こちらがN2 Factory製のケース(DAC基板入らず) >>

ある意味、オーディオマニアには常識となっているケースが音へ影響するという都市伝説的な効果は、私も感じるところです。 

 

Oku

 << こちらは奥澤製のアルミケース(DAC基板は決めうち)>>

 

そういう観点から

まずは国内でRaspberryPi用のDAC基板を作っている会社などを巻き込み、オーディオメーカーも巻き込み、より多くの人がRaspberryPi によるオーディオを「ハンダ付けなしで」 組めるような道筋を作ろうとしています。 

 

しかし、同人ハードなど沢山の人がDAC基板を製作されるようになってきているので、個人制作のものも取り込もうとすると収集がつかなくなってしまう可能性もあり、コンソーシアムへの参加は 「メーカーに限る」 ということも発表の内容に含まれていました。 

 

もちろん、私もに声はかかっていませんでした。 何よりも、

 自分で部品を選択して

 ハンダ付けして組み立てる電子工作キット

としてDAC基板を頒布しているので、コンソーシアムの考えとは少々ベクトルが異なっています。 

 

そんなある日、コンソーシアムの海上忍さんからのメッセージが。。。 

 

こんな事を書くと単なるおやじの自慢話になってしまうのですが、私がRaspberryPi用のDAC基板を出したのは2014年の3月初旬で、国内では最初だったのではないかと思います。 Volumioのベータ版の初期リリースから3ヶ月後でした。(当初は0.5mmピッチのSSOPも自分でハンダ付けする電子工作マニア向け。)

そうして、皆様の温かい声援と自作オーディオ仲間のおかげで、約3年のあいだにトータル2500枚ほどRaspberryPi用のDAC基板を出荷するほどに至っております。 

 

この実績を海上さんが認めて下さって、正式にはコンソーシアムには参加していないものの、Sabreberr32用のハメコミパネルを用意して頂ける運びとなりました。

Case_02

  <<ワンボードオーディオコンソーシアムのケース>>

これまでDAC基板やアンプ基板などを購入して頂いた皆様、ソフトウェア設定などアドバイスをして頂いた皆様、そしてワンボードオーディオコンソーシアムの海上さんにも、感謝してもしきれない思いです。 

コンソーシアムのケースは、ごらんのような素晴らしいものになっています。 

TOPカバーが木材のモデルは、度肝を抜かれたアイデアで脱帽です。 

実物はポタフェスに登場するようです。 お時間のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。  海上さんプロデュースのバランス出力DAC基板も展示されるようです。

 

 ワンボードオーディオコンソーシアムの最新情報 

 ポタフェス公式サイト 

 

 

記事中の写真は、各所から勝手に持って来てしまいました。。。 ごめんなさい。

 

 

 

 

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コメント

おぉぉ、素晴らしい!
価格が気になりますが、欲しいですね~。

こんにちは、オーシャンです
https://store.stereosound.co.jp/products/detail.php?product_id=2541
N2 Factoryのは、上記で販売しているものだと思います。
しかし、海上さんのはサイドパネルを別にしたり、もう少し凝った物を計画されている様ですから、これ以下は難しいと思います。
私としては、電源ブチ切りにどう対応するかが肝になるのでは、と考えています。
その意味で、DHCP対応のlightMPD upnp程度を用意しないとトラブル多発になりそうな気がします。
またSDカードへの書き込み程度のスキルと機材は最低限必要でしょう

通りすがりのおじさんさん

あああっ そこを聞いてくるのを忘れてしまいました。
私は何をしに行ったのだろう。。。


オーシャンさん

N2ファクトリーさんのケースは価格は高いですが、存在感があって満足度はありますね。
電子工作の部品として考えると、この価格は決して手軽なものではありません。 RPiと、DAC基板と、ケースとを買うと、そこそこ良いヘッドホンが買えるような金額になってしまいますからね。


raspyFiを起源とするボードLinuxディストリビューションは、WEB-UIからシャットダウンできるので電源ブチ切りはしないと思うのですが、Upnp系のものはUIがないので、shutdownコマンドを打つのにsshで接続しなければいけないですね。

ファイルが壊れてしまって不調になったとき、SDカード焼き直しですぐに復活できるので、PCの電源ブチ切りよりは問題が少ないとも思います。 

が、もし電源をブチっているのが普通と考えていらっしゃる人がいましたら、PCと同じように扱ってください。 と布教するしかないですね。

ワープロ専用機とPCを使ったワープロソフト(一太郎)の使い勝手比較でも、ワープロ専用機は、何も考えずに電源ボタンをいきなりブチっと切ってOK。 もちろんコンセントを抜いても何ら問題ない。
ところがPCは、ファイルをセーブして、アプリを落としてから電源OFFという手順が必要。 ここは、ユーザーに使い方を徹底してもらうしかない部分です。 今では、常識ともいえることなんですが、知らなければ「面倒なことを強要する」と捉えられても仕方ないシステムですよね。

ちゃんとした組込みLinuxではROM化して電源ぶち切り対応させるのですが、SDカード焼きなおしで復活するRPiのシステムはそこまで神経質にならずに済むという部分があると思います。

こんにちは、オーシャンです
勉強不足だったのですが、ラトックのRAL-NWT01がコンソーシアム準拠の製品だったんですね。
https://www.ratocaudiolab.com/news_event/news/2017/20170427.html
VOLUMIOを使いながら、電源ブチ切りにも対応している様で、さすがにメーカーです
ただ、USBDAC対応のネットワークプレイヤーに留まるのは今の状況を考えるとしょうがないとも思えます
また、基板単体でも売る事を考えている様で素晴らしいです。高いけど
PCの電源を外部から別電源で供給出来るなど、マニア心をくすぐる仕様です
40ピンのコネクタも付いている様なので、I2SのDACが接続出来ると面白いですね
あと、パイゼロ向けDACにshutdownコマンドをスクリプトで対応するディストリを用意されるたかじんさんの対応は、素晴らしいと思っています

オーシャンさん

おそらく、電源ぶち切りでなないと思いますよ。

あまり知られていないのですが、Pi ZEROとCMシリーズにはRUNコネクタというのが存在します。
そこにボタンを付けると、電源のON/OFFができるらしいのです。
おそらく、その配線にボタンをつけただけだと思います。

Upnp/DLNAだけなら完全ROM化というのもアリかもしれませんね。 OpenHomeはリストを保存する仕組みがあるのでROM化できない。 電源OFFでプレイリストを忘れて良いのであればできる? 

まだまだ発展途上ともいえますが、これからも楽しませてくれるプラットホームであることは確かだと思います。

スクリプトの件、ありがとうございます。
IrBeeyDACの頃からやっていて、あちらはリモコンで電源OFFができました。


こんばんは、オーシャンです
コンソーシアムの対象PCは対応ずみというわけなんですね
 あとOpenHomeのプレイリストについてなんですが、私もたかじんさんと同じ様にハード側に有ると思っていたのですが、コントロールソフト側で持っている様です。
同一のソフトで同時アクセスしても、共有出来ませんでした
つまり、linnでも本体のみでは操作出来ないことになるようです
もっとも、ネットワーク無しでは成り立たないシステムですから、それも有りですが
 仰る通り、今後どんな製品が出てくるか楽しみです

Terra-Berry 2 を買ってから気が付きました。

Terra-Berry 2 は、マスタクロックをラズパイに供給することも、ハードウェアボリュームも使うことができません。

11MHz DSDで高音質というセールストークに踊らされてしまったのが悔しいです。 サンプリングレートコンバータでDSDを作り出しているに過ぎません。

Sabreberry32を買ったほうが良かったと後悔してます。 現在、在庫が切れているので買えません。

どうか再販をお願いします。

名前を書き忘れました。 宜しくお願いします。

kenji さん

Tera-Berryはそんな仕様なんですね。

あれだけの価格なのに、SRCがバイパスできない。
DAC側がマスタモードにならない。
しかもソフトウェアボリュームだけ。。。  という仕様は考えてしまいますね。

SRCのAK4137自体にはバイパスモートがあるのですが。

DAC-ICのスペックは立派で、それをカタログに載せる宣伝は上手だけど、微妙に使いこなせていない感が残念です。
音を気に入っているなら、救いがあるのですが、どうなのでしょうか。


Sabreberry32は、ドライバを手動でインストールする必要がありますが、DAC側をマスターモードにもできますし、ハードウェアボリュームも使えます。

近日中に補充しますので、少しだけお待ち下さい。

こちらこそよろしくお願いいたします。

オーシャンさん

あれ、openHoneってそういう動きでしたっけ?

プレイリストはレンダラー側に保存ってのを大々的に謳っていたような気がするのですが。。。

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