ハイレゾとCDの波形比較の興味深い考察
ここまでの検証だけで結論を出してしまうと、「マスタリングで音圧を上げすぎなければいい音になり、ハイレゾに意味はない」ということになってしまいそうだが、もちろん、そんなことはないと筆者も思っている。特に小さい音だと16bitでの粗が出てくるだろうから24bitとの違いはあると思うし、やはり高域の成分だってきっといろいろなところに効いてくるはずだ。
以上が、原文抜粋ですが、
とても興味深い検証をご自身の耳で行なって、正直な感想を述べていると思いました。 波形や音量レベルでの比較がとても分かりやすいので、ぜひリンク先の記事をご覧になって下さい。
楽曲が96kHzのハイレゾ版でもレコーディング自体は48kHzで、無理に高域追加などしていない自然さがあるのかもしれませんね。
以前、雑誌に載っていたマスタリングエンジニアの人(名前は失念)も
「ハイレゾとCDとでは器が違うので、当然マスタリング処理も異なる。 その器に合わせて調整するのが我々の仕事です。」
というような事を書いてあるのを読みました。 「ハイレゾの場合は、あまり音をいじらない方が良い」 なんてことも書いてあったと思います。 つまりCDの方は、音を沢山いじっている(音作りをしている)ということなのか? と疑問に感じたのを憶えています。
CDでも音が良いものは存在しますし、ハイレゾか従来フォーマットかで曲を選んで購入するのではなく、多くの人は、好きな曲、好きなアーティストのものを購入しているわけで、フォーマットありきではないと思います。(MP3/AACかFlac/WAVを選択できるなら非圧縮・可逆圧縮を選びますかね。)
個人的には、聞き分けが難しいくらいCDの音もよくして欲しいですね。
CDだってダイナミックレンジは98dBもあるので、そんなに音圧を圧縮してデカイ音にしなくてもノイズまみれにはなりません。 また、SBMなどディザリング処理をすれば20bit相当(120dB)までノイズフロアを下げることも可能です。
ところで、ビクターのハイレゾ販売のVICTOR STUDIO HD-Musicが、もうすぐ閉鎖してしまうようです。
ハイレゾ音楽配信「VICTOR STUDIO HD-Music.」が5月31日にサービス終了
従来音源の高域補完(高域追加)技術をウリにしていたので、ニセレゾとも言われてしまったのが敗因でしょうか?
1980年代に登場したビクターのK2インターフェースは、高安定度のPLLと半周期ずらしリクロックによるジッターを取り除く技術で、とても印象に残っています。
その発展版として、20bitレコーディングの音を16bitのCDに入れたり、予測による可聴帯域外高域追加技術を追加していったようです。
にほんブログ村
ブログランキングに参加中です。 めざせ1位!
もしよろしければ「ぽちっと」お願いします。
« パワーアンプ用整流基板とトロイダルトランス SiC-SBDも使用 | トップページ | Raspberry Pi Zeroを10秒以内で高速起動する最も簡単な方法 »
「PCオーディオ」カテゴリの記事
- RaspberryPi Pico USB-DDC化 I2SとMSBファースト後詰め出力対応(2022.03.21)
- RaspberryPi Pico USB-DDC化? I2S出力調査(2022.03.20)
- efuさんのWaveSpectraが公開停止していた(2022.03.09)
- ラズパイをUSB-DACとしてスマホに認識させる方法 gadget mode(USB Audio Class 2.0)(2020.10.16)
- PCに組み込むヘッドホンアンプ Sound RABBIT & 900万PVありがとう企画(2020.10.10)
コメント
« パワーアンプ用整流基板とトロイダルトランス SiC-SBDも使用 | トップページ | Raspberry Pi Zeroを10秒以内で高速起動する最も簡単な方法 »






確かに最近、せっかく良い曲なのに音圧上げすぎたり、
高音をシャリシャリにして台無しにしてるCDって多いですよね。
投稿: DS | 2017年5月 1日 (月) 08時55分
DSさん
そうなんですよね。 レコーディングする人とマスタリングする人が違うという作業分担が、より一層そういう状況をつくりだしやすくしている気がしますね。
投稿: たかじん | 2017年5月 2日 (火) 06時46分