SabreBerry32のExt端子について
SabreBerry32基板上にはデバッグ用にI2S端子が存在します。
外部にI2Sを出したいという方にはメールで情報をだしていたのですが、ここ2週間くらいで複数の方からお問い合わせをいただきましたので、紹介したいと思います。
こんな感じに、直径1.2mmのテストランドが設けてあり、番号を振っています。
1.BCK
2.LRCK
3.DATA
4.データINインジケータ
5.CLK_SEL (L=44.1k系 / H=48k系)
R17 からMCK (45.1584MHz / 49.152MHz)
これらの端子は、マスターモードでもスレーブモードでも出力されています。
■ スターモード時は、DAC基板側がマスターになっているので水晶クロック精度の低ジッターのI2Sが出力されます。
■ スレーブモード時は、RPiの内部PLLを基準にBCK、LRCK、DATAが出力されていて、DAC基板上のMCKとは同期していませんのでご注意下さい。
MCKはかなり高い周波数です。 長さも含めて十分配慮した配線にする必要があります。 また、静電気にもご注意下さい。 この端子にESD(静電気)を直撃されるとDAC-ICにダイレクトに印加されます。
以上、参考になれば幸いです。
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