RuneAudio v0.3-beta RPi2 × SabreBerry+ セットアップしてみました
以前のRuneAudio と違ってI2S-DACのセットアップには、設定ファイルを編集する必要があります。
とは言っても、いたって簡単。 #(シャープ)一文字削除するだけ。
編集ファイルは/bootフォルダにあるので、SDカードをwindowsPCに挿した状態でも可能です。 もちろんssh接続してnanoやviで編集してもOKです。
では、早速、セットアップしていきましょう。
sshにて接続するには、
HOST: runeaudio.local
ユーザ名: root
パスフレーズ: rune
nano /boot/config.txt とコマンドを打ってファイルを編集します。
沢山の行がありますが、カーソール↓で下記の場所を探します。
# Uncomment one of these lines to enable an audio interface
#device_tree_overlay=hifiberry-dac <- 先頭の"#"を削除する
#device_tree_overlay=hifiberry-dacplus
#device_tree_overlay=hifiberry-digi
#device_tree_overlay=hifiberry-amp
#device_tree_overlay=iqaudio-dac
#device_tree_overlay=iqaudio-dacplus
「ctrl」+「o(オー)」 後、そのままエンターで保存。
「ctrl」+「x」 で閉じます。
ここで再起動しましょう。
reboot
再起動したら、webブラウザから http://runeaudio.local/ にアクセスします。
右上のMENU -> MPD を選択して
Audio Output Interfaceから HiFiBerryDAC(I2S)を選択します。
そうすると、即座にI2S-DACに切り替わります。
まだ長時間は使用していないのですが、今のところ、動作は安定しているようです。 ラズパイ2のCPUパワーのおかげか、モタつきは全く感じません。 ただ、頻繁なボタンやMENUの連続操作は避けておいた方が良いかもしれません。
ラズパイ2ならではのDSD2PCM再生もできています。
Archphileの設定で挫折したひとでArch LinuxのMPDの音を聞いてみたい人には、より手軽なソリューションとしておススメできると思います。
やはり RaspyFi を起源としたこのwebUIは逸品だなって改めて感じました。
MPDクライアントソフトが要らないだけでなく、MPDの各種設定や、NASの登録・設定など殆どwebブラザからできるのです。 webラジオも多数登録されていますし、独自にラジオ局を追加することもできます。 このwebUIの開発はACXさんとORIONさんのコンビが中心人物なのでしょうか。。。
http://tcmods.org/ も試さないといけないでしょうかね。
こちらもACXさんとORIONさんが絡んでいるようです。。。
追記========================
起動が遅いなって思った人はsshにてログイン後、下記のおまじないを打ってください。 初期状態では、90秒間、無線LANアダプタの応答待ちをしているようです。
mv /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/netctl-auto@wlan0.service /root/
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コメント
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いっその事、全部#を取って、USBDACの項目を追加してくれれば問題無くなる筈なんですけどね、HDMIの項目も有りましたよね
投稿: オーシャン | 2015年4月22日 (水) 21時40分
オーシャンさん
できるだけ余計なものを入れないというのがArchの目指しているところだんだと、勝手に思っています。
投稿: たかじん | 2015年4月22日 (水) 23時16分
こんばんは
2B用のRuneAudioですが、B/B+用に比べて起動時間が長く感じませんか?
UIが立ち上がる手前で止まっているような。V0.4が早く出るとよいのですが。
投稿: yiutoto | 2015年4月27日 (月) 23時40分
yiutoto さん
私もそう思っていました。 B用だと40秒くらいで起動するけど RPi2だと100秒以上かかっています。
色々調べたのですがarchのお作法が良くわかりません。 でも、下記の方法で時間短縮できます。
sshでログインして、
mv /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/netctl-auto@wlan0.service /root/
というコマンド打ちます。 あとは再起動してみてください。 起動が20-25秒くらいになります。
投稿: たかじん | 2015年4月28日 (火) 21時33分
たかじんさん、早速有り難うございました。
投稿: yiutoto | 2015年4月29日 (水) 00時02分
このセットでいつも使わせて頂いておりますが
DSFを再生すると、音量がMAXになって変更できません。
ほかのフォーマットを再生するともんだいないのですが。。。
何かご存知でしたら教えていただきたいです。
投稿: zin | 2015年5月31日 (日) 20時16分
zin さん
DSD再生でソフトウェアボリュームが効かないのはMPDの仕様のようです。
またPCMの100%ボリュームに比べて音量が小さいのはDSDフォーマットの仕様です。
投稿: たかじん | 2015年6月 2日 (火) 22時17分
はじめまして、たかじんさん
MPDの仕様ですか!
それでは致し方ありませんね
DSFの音量も制御できるMPDがないか
探してみることとします
教えていただいてありがとうございました
投稿: zin | 2015年6月 4日 (木) 09時28分
zin さん
DSDもPCMに変換して再生しているのでソフトウェアボリュームが効いても良さそうなものなのですが、なぜか効かない作りになっているようです。
不満をもつひとが多ければそのうち改善させるかもしれませんね。
投稿: たかじん | 2015年6月 6日 (土) 00時17分
はじめまして、「SDカードの余った領域に楽曲データを入れる方法」を読ませていただいています。
私の RPI-1B は電源が不足気味か、USBハブに刺して、他の口を使うと通信が切れたりRPIが止まったりします。
(単独で使えば大丈夫なようです)
さて、Volumio1.5PI_IrBerry.imgを4GBに書き込んで、余ったところをフォーマットまでし、
音楽ファイルを 「NAS Music」「USB Music」(WebRadioは拡張子がlps)に入れて、
http://VOLUMIOから見えるところまで確認しましたが、
なぜか、「\\volumio\share」が見あたりません。
これはどのようにすれば、書き込めるのでしょうか、
LINUXはほとんど判らないのですが、
「一度 reboot して新規パーティションをマウントさせてからつづきます。 」までは何とか操作できました。
それではよろしくお願いします。
投稿: ねこたん | 2015年9月19日 (土) 16時28分
ねこたん さん
はじめまして。
https://nw-electric.way-nifty.com/blog/extsd.html
こちらの方法を使う場合ですね。
rebootするところは2ヶ所あります。
1度目は、再起動したら新規パーティションをext4形式でフォーマットします。
mkfs.ext4 /dev/mmcblk0p4
その後、fstabを編集するのですが、実はVolumio1.5PI_IrBerry.img には最初から編集済みとなっています。 ので、編集せずに、そのままrebootします。
もし「/dev/mmcblk0p4 /mnt/USB ext4 defaults 0 0」を追加していましたら、その行を削除して下さい。
2度目は、再起動したら、自動的に新規パーティションがマウント(認識)されているとおもうのですが、確認してみましょう。
ログインして「df」 コマンドを打ちます。
root@volumio:~# df
Filesystem 1K-blocks Used Available Use% Mounted on
rootfs 1536680 727452 727824 50% /
/dev/root 1536680 727452 727824 50% /
devtmpfs 244148 0 244148 0% /dev
tmpfs 49664 396 49268 1% /run
tmpfs 5120 0 5120 0% /run/lock
tmpfs 262144 0 262144 0% /run/shm
/dev/mmcblk0p1 76186 19352 56834 26% /boot
Ramdisk 262144 0 262144 0% /run/shm
/dev/mmcblk0p4 2081264 3216 1952608 1% /mnt/SD
最後の /mnt/SD が新規パーティションです。
その状態で、Windowsのエクスプローラのアドレス欄に「\\voumio」と
打ってみてください。
shareフォルダも一覧にみえていると思います。
WEB-UI(ブラウザから見たVolumio)で見るとshareフォルダは「SD」という名称になります。
見えていなければ、右上のMENU -> Library -> 「Update Library」ボタン で
スャンしてみて下さい。
投稿: たかじん | 2015年9月19日 (土) 17時53分
有り難うございます。
shh から、やってみますと、
パーテーションを作って
reboot して
mkfs.ext4 /dev/mmcblk0p4 でフォーマットして
もう一度 reboot
ログインして
root@volumio:~# df
Filesystem 1K-blocks Used Available Use% Mounted on
rootfs 1536680 673908 781368 47% /
/dev/root 1536680 673908 781368 47% /
devtmpfs 242988 0 242988 0% /dev
tmpfs 49452 488 48964 1% /run
tmpfs 5120 0 5120 0% /run/lock
tmpfs 262144 0 262144 0% /run/shm
/dev/mmcblk0p1 76186 24065 52121 32% /boot
Ramdisk 262144 0 262144 0% /run/shm
root@volumio:~# ^C
となりまして、
/dev/mmcblk0p4 2081264 3216 1952608 1% /mnt/SD
が無いみたいです。
それと切れてからToolはNETIPを認識(pin)するのに
15秒ぐらいしてからでないとPuTTYが認識しないのか
返事をしないみたいです。
それではよろしくお願いします。
投稿: ねこたん | 2015年9月19日 (土) 20時46分
ねこたん さん
なるほど。 マウントできていないようです。
要因はいくつか考えられます。
/dev/mmcblk0p4 が正しくできていない。
/dev/mmcblk0p4 がフォーマットでてきていない。
fstabで/dev/mmcblk0p4 のマウント設定ができていない。
手動でマウントしてみるという手もあります。
mount /dev/mmcblk0p4 /mnt/SD
と打ってみてください。 その後確認は df コマンドです。
マウントができないのであれば、上の要因の1 or 2です。
fdisk /dev/mmcblk0
その後、p コマンドで 内容を確認できます。
Device Boot Start End Blocks Id System
/dev/mmcblk0p1 * 2048 155647 76800 b W95 FAT32
/dev/mmcblk0p3 155648 3411967 1628160 83 Linux
/dev/mmcblk0p4 3411968 7774207 2181120 83 Linux
原因が分からないときは、もう一度パーティション作成から
やってみると良いかもしれません。
途中、どこかでエラーメッセージがでているかもしれないです。
投稿: たかじん | 2015年9月19日 (土) 23時08分
内容表示は
root@volumio:~# mount /dev/mmcblk0p4 /mnt/SD
mount: mount point /mnt/SD does not exist
root@volumio:~# df -h
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
rootfs 1.5G 659M 763M 47% /
/dev/root 1.5G 659M 763M 47% /
devtmpfs 238M 0 238M 0% /dev
tmpfs 49M 488K 48M 1% /run
tmpfs 5.0M 0 5.0M 0% /run/lock
tmpfs 256M 0 256M 0% /run/shm
/dev/mmcblk0p1 75M 24M 51M 32% /boot
Ramdisk 256M 0 256M 0% /run/shm
root@volumio:~# fdisk /dev/mmcblk0
Command (m for help): p
Device Boot Start End Blocks Id System
/dev/mmcblk0p1 * 2048 155647 76800 b W95 FAT32
/dev/mmcblk0p3 155648 3411967 1628160 83 Linux
/dev/mmcblk0p4 3411968 7862271 2225152 83 Linux
AOMEIで見ますと 3つの領域で FAT-75M ext3-1.55G ext4-2.12G と表示されました。
nano /etc/fstab をしますとまずいのでしょうか?
次をしましたが ネットワーク volumio が消えました PC側の問題かも知れません。
nano /etc/fstab
行をあけて
/dev/mmcblk0p4 /mnt/USB ext4 defaults 0 0
^O
^X
Y
REBOOT
/etc/init.d/samba restart
[ ok ] Stopping NetBIOS name server: nmbd.
[ ok ] Starting NetBIOS name server: nmbd.
[ ok ] Stopping SMB/CIFS daemon: smbd.
[ ok ] Starting SMB/CIFS daemon: smbd.
[ ok ] Stopping Samba AD DC daemon: samba.
root@volumio:~# df -h
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
rootfs 1.5G 659M 763M 47% /
/dev/root 1.5G 659M 763M 47% /
devtmpfs 238M 0 238M 0% /dev
tmpfs 49M 896K 48M 2% /run
tmpfs 5.0M 0 5.0M 0% /run/lock
tmpfs 256M 0 256M 0% /run/shm
/dev/mmcblk0p1 75M 24M 51M 32% /boot
/dev/mmcblk0p4 2.1G 3.2M 2.0G 1% /mnt/USB
Ramdisk 256M 0 256M 0% /run/shm
root@volumio:~#
投稿: ねこたん | 2015年9月20日 (日) 18時03分
ねこたんさん
mount: mount point /mnt/SD does not exist
これ、エラー出てますよ。 途中のメッセージを読むと解決が早くなると思います。
それと、fstabには 同じパーティションを2つ別々のマウントポイントを指定しない方が良いと思います。
元から書いてある /nmt/SD のみとして下さい。
あとは、dmesg でエラー内容を確認するという手段も使った方が解決が早いです。
おそらく、マウント時のエラーが何かしら出ていると思います。
色々挑戦してもうまくいかない時、一番最初のSDカード転送からやり直してみると良いと思います。 思わぬ設定ミスが、どこかに紛れているのを発見するのは案外大変だからです。
私も、たまにあるのですが「この設定は大丈夫なはず」という思い込みで、スペルミスなどに気づくのが遅れる。というか発見できない。ということがあります。
マウントできていないという部分まで嗅ぎつけたので、もう一息です。
投稿: たかじん | 2015年9月20日 (日) 19時52分
間違いが判りました。
書き込んだバージョンが違うなんて、お恥ずかしい。
それとマウントを2にしても動きました。
それでは有り難うございました。
投稿: ねこたん | 2015年9月20日 (日) 22時29分
ねこたんさん
解決できて良かったです。
投稿: たかじん | 2015年9月21日 (月) 08時43分
今回は DACが入手できなかったので、作ってみようと思っています。
ヘッダpinの接続を探していますが見付かりません。
RPI は仮設として使い volumio と octopi に繋いでみます。
特にLINUXをほとんどさわっていませんので、winからの操作が判らなくて困りました。
RPIは通信IPがいくつかあるようで、3Dプリンタのoctoprint
では、始めは192.168.0.3でしたが他のに当てることが出来ました。
しかし、192.168.0.3のアドレスが残っていまして、どちらでも繋ぐことが出来る、不思議な状態です。
此方もpinの割り当てから勉強しています。
投稿: ねこたん | 2015年9月22日 (火) 13時14分