Select Your Language

免責事項

  • 本サイトの情報の利用、内容、サービスによって、利用者にいかなる損害、被害が生じても、著者は一切の責任を負いません。ユーザーご自身の責任においてご利用いただきますようお願いいたします。

    本サイトで頒布している基板およびキットは、技術者、またはそれに準ずる電気的知識をお持ちの電子工作ファンの方のためのものです。一般のオーディオファンの方のためのものではありません。
    また、頒布基板およびキットは、いかなる条件でも動作を保証するものではございませんので、あらかじめご了承ください。

    電子工作では、火傷、感電、火災などの可能性があります。十分に注意をして作業して下さい。

    営利目的のご使用は認めておりません。 記事の転載や、基板・キットの商用利用の方は、ご連絡ください。学生やサークルの学習目的でまとめてご購入する場合は特別価格でご提供させていただきます。
無料ブログはココログ

スポンサー

« 一度RaspberryPiで使ったSDカードを簡単にFAT32へ戻す方法 | トップページ | IrBerryDAC 第5ロット »

2015年2月21日 (土)

lightMPD とは一体どんなもの?

先日RaspberryPi 版がでて、その後 RaspberryPi 2にも対応したlightMPDとは一体どんなディストリビューションなのでしょうか。

Lightmpd 

詳しくは本家をご覧になっていただきたいと思いますが、簡単に説明してしまうとBeagleBone Black、CuBOX、apu.1cなどの小型LinuxボードにリアルタイムLinuxを組み込み、リアルタイムパッチをあてたMPDを入れたものです。 

超軽量でMPD専用になっています。 本来のMPDの使い方と同じくMPDクライアントソフトが別途必要です。 WindowsならGMPC、スマホならMPodやMPadなどです。 

 

リアルタイムLinuxというと「なんだか分からないけど速そう」と思ってしまいますが、スレッド(プログラム)毎に優先順位をつけて実行できる仕組みが入っていて、頻繁にスレッド処理を時分割して切り替えるため、実は通常のカーネルよりCPU負荷が高めになります。 過去の私の経験では5~10%くらい負荷が増えました。(x86ボードで)

ただし優先的に処理をさせたいものが明確で数が少ない場合には有効です。 

 

オーディオデータを流すのは、バケツリレーを沢山の人が内部で行なっているようなもので、どこか1箇所でもバケツを空にしてデータが途切れてしまうと、即、音切れになってしまいます。 わずかな途切れは「プチッ」というノイズになります。 

ハイレゾになると、最終的な出口の流量が多くなります。しかしバケツの大きさは(ハードウェアの制約で)変わらないため空にならないようにするためには、このバケツリレーの処理を優先的に行なう必要があるわけです。

そういう意味では、オーディオ用としてリアルタイムLinuxを使うメリットはありますし、USB-DACなど小容量バケツリレーが多段になる構造の場合には特に効果を発揮すると思います。 

 

前置きが長くなってすみません。 

 

デジファイのおとさんの素晴らしい点は、さらに別の所にもあります。 じつはMPD本体の方にも手をいれて、ラズパイ2用にDSD-PCM変換などを専用にチューニングされていらっしゃいます。  結果、DSD128(5.6M)の再生も音切れなく再生できています。 アップサンプリングも、かの有名なSoxリサンプラーを使い高精度にリアルタイムアップサンプリングが可能となっています。 

まあ、アップサンプリングについては、DAC-IC内部で8倍(1bit系DACなら256~1000倍程度)にアップサンプリングされるのが普通で、ソフトウェアでわざわざ2倍4倍のサンプリング周波数に上げるのと、どちらが良いかというのは一概には言えません。 とはいっても両方を聴いて気に入った方を使えばよいわけですから、選択肢が多いのは喜ばしいことだと思います。 TDA1543などNOS-DACを使ったときにはSoxリサンプラーは強力な武器になります。 

 

早速試してみようと思ったのですが、今までの経緯を知らないため、セットアップでいくつかツマズク所がありましたので、そのあたりを書こうと思います。 

volumio、RuneAudio、piCoerPlayer、PiMusicBox、OPENELEC、raspbmcなど他のラズパイ用ソリューションのように、SDカードに転送しただけで即起動、webブラウザからGUIでちょっと設定して音だしOK! とは行きません。 いつの間にかぬるま湯につかっていた自分に驚きました(笑 

 

 

■lightMPD-v0.09をダウンロード

こちらからダウンロードします。  

リンク先はlightMPD-v0.09 で RaspberryPi 2用のものです。

データは 「.tgz」というWindowsユーザからすると見慣れない拡張子になっています。

Linuxでは良く使われるものですが、FAT32のSDカードにWindows機から転送する方法がイマイチわかりませんでした。 HDD上で解凍して、エクスプローラでSDカードにファイルコピーしたのではlightMPDは起動しません。(起動することもあるようですが確実ではないようです) 

Linux PCでSDカードを/mnt/SDにマウントしているなら

  tar zxvf lightMPDrpi2-v009.tgz -C /mnt/SD 

とコマンドを打てば済むんですけど。。。

ということで(?) Windowsからは 7zipを使ってみます。 SDカードは、直前にFAT32でフォーマット(クイックでOK)をしておいた方がよいみたいです。 

 

■7zipでSDカード上へ展開する

7zipはこちらからどうぞ。 超高圧縮ソフトの定番です。 7zip以外の形式にも多数対応していますので入れておいて損はありません。 

 

lightMPDrpi2-v009.tgzを7zipで開きます。 (ファイルを右クリックから7zip->開く)

Light01  

lightMPDrpi2-v009.tarを一度ダブルクリックして内部を展開。

Light02  

もう一度、「.」をダブルクリックして展開。

Light03  

上側の展開というアイコンをクリックして展開先を選択。 

Light04  

この例では「G¥」がSDカードです。 OKを押すとSDカードへ展開を開始します。 

Light05  

展開し終わったら終了。 

と思ったらまだ早い。 まだRaspberryPiにSDカードは挿しません。

 

 

■lightMPDの各種設定

lightMPDが入ったSDカードはFAT32形式なのでWindows上からテキストファイルを編集できます。 といいますか編集します。 編集しないといけません。  

SDカード内のフォルダ lightMPD の中に入っている「lightmpd.conf」をいうファイルをテキストエディタで編集します。 とりあえずは、このファイルひとつだけを編集して最小限の労力で音出しを目指しましょう。  

 


[network]
 interface=eth0
 address=192.168.***.***    <- RPiのIPアドレスを入れます
 netmask=255.255.255.0
 gateway=192.168.***.***    <- ネットワークのgateway
 nameserver=192.168.***.***  <- ネットワークのnameserver
 domain=mydomain.jp


 

アドレスをご自宅のネットワーク環境へあわせます。 addressは、lightMPDのアドレスになるので、他の機器と重ならないようにします。 gatewayとnameserverは、よく分からなかったらルーターのIPアドレスを入れておきましょう。 

次が最大の難関NASの設定です。

 


#[nas:NASID1]
# type=nfs
# host=nashost1
# remotedir=audio_data
# proto=tcp
# rsize=65536
# wsize=65536


 

NASID1はnfs用になっているので「#」でコメントアウトしました。

NASID2の行の先頭の「#」を削除してcifsを生かします。 cifsはWinodwsから読み書きできる形式です。 NASをWindowsから読み書きしているならこの形式です。 

※Buffalo社のLinkStationシリーズの一部では  sec=ntlm というオプションを追加すると繋がるという情報を頂きました。  

 


[nas:NASID2]
 type=cifs
 host=192.168.***.***   <- NASのIPアドレスを入れます
 remotedir=admin      <- NASの親ディレクトリです
 remoteuser=****      <-   ログインユーザー名
 remotepass=*****     <-   ログインパスワード
 iocharset=utf8
 file_mode=0644
 dir_mode=0755
 rsize=61440
 wsize=65536


[mpd]
# dac=bcm2835
 dac=hifiberry-dac
# dac=rpi-dac
# dac=usb-audio
# dac=usb-hiface
 load_module=mpd-0.19.8rt
 music_directory=NASID2/Music      <- NASの親ディレクトリの下(※1)
 playlist_directory=NASID2/mpd/playlists <- NASの親ディレクトリの下(※2)
 db_file=NASID2/mpd/tag_cache
 sticker_file=NASID2/mpd/sticker.sql
# log_file=NASID1/mpd/mpd.log
 log_file=/dev/null 


 

※1、2 NASの親ディレクトリの下で楽曲データを入れてあるフォルダを書きます。 下図の例です。   lightMPD用に「mpd」というフォルダと、さらにその下に「playlists」というフォルダを作っておきます。 

Light_nas_2  

[nas:NASID2] という部分で名前を任意に変えられますが、とりあえずはそのままでいきましょう。 

お疲れ様でした。「lightmpd.conf」の編集は以上で終了です。 保存して閉じます。 

 

 

■ SDカードをRPi 2 に挿して電源ON

 

いよいよ、電源の投入です。 NASの設定がうまくいっていると、電源投入20秒後くらいからNASへのアクセスが開始すると思います。 まずはデータベース構築を自動で行なうようです。 

再生は、GMPCから行ないました。  

GMPCの使い方までは詳しく説明できませんが、メニューの「Music」->「Prefarences」からConnectionのHostのアドレスを、RPiに指定したアドレスにして「Connectボタン」を押します。 

 

音質については、ご自身で聴いて判断するのがよろしいかと思います。 

少し苦労して入れた甲斐があったと感じました。 これからじっくり聴きこんでみます。  ちなみにCPU負荷はDSD再生時、volumio v1.55より15-20%ほど多いようです。 単なるmp3の再生でもvolumioの2倍くらいはCPUに負荷がかかっています。 

busyboxやromfsを使っているところとか、狙っている志向をみると完全に玄人仕事ですね。  good job  デジファイさん。

 

 

 

その後、色々と試聴した結果です。 私のいつもの聴きかた(ヘッドホンで超大音量)だと、高域が少しキツくて疲れますが、スピーカーで小音量にて鳴らすと、解像度が高く、音の定位も優れているため、ニアフィールドモニター的に使うのにはベストマッチと思いました。 ストリングスも妙にいいです。 またベース音の強さも目を見張るものがあり、同じハードウェアでこれだけ音が変わるというのはとても興味深いです。 

明確な味付け・方向付けがされているlightMPDは、求めている音の傾向が同じ人にとって最高のソフトウェアであることは間違いないと思います。 

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村 PC家電ブログ PCオーディオへ にほんブログ村
ブログランキングに参加中です。 めざせ1位! 
もしよろしければ「ぽちっと」お願いします。 



« 一度RaspberryPiで使ったSDカードを簡単にFAT32へ戻す方法 | トップページ | IrBerryDAC 第5ロット »

Raspberry Pi」カテゴリの記事

コメント

RaspberryPi2&SabreBerry+でdsdを再生できないかぁとソフトを探してたらCubox他で試してたlightMPDに再会しました。当時はUSBに出力していたせいかVolumio&i2sの方が遥かに好ましいものでした。
今はPiノーマル&IrBerry&v0.08とPi2&SabreBerry+&v0.09を聴き比べています。
思いの外(失礼)Piノーマル&IrBerry&v0.08も良い音で聞こえてきます。
これで暫定版というLightMPDも凄いですがIrBerry、SabreBerry+も凄いものだと改めて嬉しく音楽を聴いています。
ありがとうございます。

Shoe さん

こちらこそありがとうございます。 皆さん、情報の入手が早いですね。 Raspberryをオーディオ用として使うユーザーは、Raspberryユーザー全体からすると極少数なんだと思いますが、ソフトウェアを開発する人達のレベルが高いですね。 本当に素晴らしいと思います。

私なんかは、とってつけたような回路しか組んでいません。 ひいき目にいうとシンプルとも言えますが。。。

Cubox、Alix、NewAlixそしてHiFiBerryDAC/Digiを聴いて来ましたけど、IrBerry・SabreBerry+そしてHyCAAの音は好きです。
VolumioはUSBやSDカードの空き、Ramの空きを利用できるのがアドバンテージだろうと思います。この機能は結構重宝します。

nzatoです

 期待して取り組んではいるのですが、 lightMPDは、なかなか難物です、同じ手順・設定で行っても、nasのマウントでエラーが出ます。

 ------ cat /var/lightMPD/etc/nasmount.log ------
mount: mounting //192.168.***.***/share on /var/lightMPD/nas/NASID2 failed: Permission denied

 音楽ファイルは、/share/music、に置いてあります。mpdは動いていてPlayerにも接続できますが、音楽ファイルが出てきません。mountができていないのでNASID2のファイルも空です。

 何か、救いの手はありませんか!
 

設定が正しいのにマウントされない原因は、NASとの相性かもしれません。その場合のカーネルが「lightMPD掲示板」音質について(2)にあります。試してみて下さい。(私もハマりました。)
また、この掲示板にはraspberry pi用のlightMPD誕生の経緯も書かれていますので、一読をお薦めします。

nzatoです

 ご指導ありがとうございます。

「lightMPD掲示板 音質について(2)」カーネルのバージョンアップ試してみましたが、failed: Permission denied は改善されません。

 NASがBAFFALO:LinkStasionで、BBBのVoyageで使えていたのでどうにかなるかと思っていたのですが、暗礁に乗り上げました。

 lightMPDは、BBBが本家なのですね。すぐに、浮気子心でBBBにlightMPDを入れて試すと、すんなりと起動して、同じNASもマウントされ良い音を聞かせてくれます。

 LightMPD BBB--XMOS--DAC1000平行出力
 Volumio   RasPi B -- IrberryDAC
         RasPi2  -- SabreBerryDAC

 この3っ聞き比べて楽しみたいたいと思っています。

nzatoさん

私も、音はでるけどNASマウントできず3日ほど挑戦してました。 telnetからコマンドでmountできれば、その場で何度でも試せるのですが、いちいちSDカードをPCへ挿して編集して、RPi起動して、NG。 またPCにSDカード戻して編集して、RPi起動して、、NG、、と繰り返すのが大変でした。 15回程度の繰り返しで1時間かけてもマウントできないとか、かなりメゲます。 
yseki118 さんに紹介して頂いた「lightMPD掲示板」を参考にするのがよいと思います。 


yseki118 さん

ありがとうございます。 やっぱりカーネルの設定とNASの相性があるんですね。 volumioやRuneAudioでも同様に、バージョンが変わるとNASをマウントできなくなる現象がおきているようで、より多くのNASをサポートするにはカーネル設定に気を使わなければならないんですね。 

私はlightMPDv0.02の頃からの愛用者ですが、最初はBeagleBone Black専用みたいな位置づけでした。これは作者のdigififanさんがBBBのハードを気に入られてのことですが、利用者からも何度かraspberry pi用のlightMPDの作成をお願いしてきたのですが、なかなかOKが出ませんでした。今回、Raspberry pi用のlightMPDが出たのはIrBerryDAC のようなI2s接続用のDACが出現したことがポイントだったようです。加えてpi2のような強力なハードも出ましたしね。愛用者の一人として、lightMPDの音を多くの人に聴いてもらうきっかけになれば良いと思っています。

yseki118 さん

こんにちは。 なるほど、そういう経緯があったんですね。 色々教えていただきありがとうございます。 おっしゃるようにBBBの方がプロセッサ、USB周りなど優れていると思います。 なぜ後発のRaspberryPiがこれだけ大ヒットになったのか。 技術上の差ではなく、営業・戦略が圧倒的にうまかったのだと思います。  

lightMPDは、狙っている方向が明確でブレない貴重なソフトだと思っています。 オーディオではそういう思考が大切な気がします。 
一度セットアップが完了すれば、安定して動作しますね。 昨夜からlightMPDで音楽をならし続けていますが、全く不安な動作はありません。 

volumioは1.2の頃は安定度がよかったのですが、ユーザーが色々な機能を実装して欲しいと要望し、動作安定度がやや落ちてきたと共にUI応答も若干遅くなったと感じています。 1.41、1.5ではバグがあってハイレゾが2倍4倍速再生になってしまったりというのもありました。 音質に関しては特に落ちた感じがしないのが救いです。 

RuneAudioの方は、私のところでは動作しますが、UI応答が2-3秒遅れというもっさり動作で、慎重にクリックしないとフリーズします。 全く問題なくサクサク動作するという報告もありますので環境によるのかもしれません。 

piCoerPlayerは、軽々動作で安定度もあっていいです。 UIも特筆ものでラジコ(プレミアムも?)にも対応しています。 ただし、サーバー(LMS)をどうするかが悩みどころです。

はじめまして。
PI2を入手したので、記事をいろいろ探していたらこちらにたどり着きました。
こちらの記事を参考にうちでもチャレンジしたのですが、やはりNASに繋がらなくて難儀しました・・・
(BUFFALOのNASになるルーターを使っています)

[nas:NASID2]
の所に
sec=ntlm

を追加したら動き出しました。
現在順調にDatabase更新中です。

nzatoです

 NASの接続で苦労していました。

 指導していただいた内容でもうまくいかず、半分あきらめていました。

 通りすがりのおじさんの内容から、私のもBUFFALOのNASなのでsec=ntlmを試したところ、問題は解決です。接続できました。音の再生もできています。

 BUFFALO LS-GLシリーズ sec=ntlm で cifs 接続できます。

 ありがとうございました。

nzatoさん

お役に立てた様で、良かったです。


たかじんさん

わかり易くて有用な記事、ありがとうございました。
DigiFi No.15,16のUSB DACでVolumio1.5を使ってmp3を聴いていましたが、lightMPDにしたらかなりいい音に変わりました。
アップサンプリング恐るべし!って感じです。
悩み所はGPIO使った赤外線リモコンが使えなくなった点・・・
いちいちPC等でアプリ立ち上げて操作するのが面倒なんですよね・・・

通りすがりのおじさん さん
nzato さん

ありがとうございます。 なんのおまじないでしょうか。
オプションコマンドを自由に設定できるところもlightMPDの良さですね。
buffaloのNASを使っている方も多いと思いますので、大変貴重な情報と思います。

記事のほうにも追記しておきます。

 nzatoです

 少し調べてみました。

 このオプションは、mountで ’-t cifs’ オブションが指定された場合呼び出される mount.cifs のセキュリティーモードの設定で、 sec=ntlm はNTLMパスワードハッシュを用いるということで(???理解の限界)、デフォルトだそうです。

 NTLMパスワードハッシュはマイクロソフトが提唱し・・・・、たぶんWindowで使用している方法だろうと解釈して、だからWindows用NASの接続が上手くいったと納得しています。(ほんとうかな?)

 lightMPDの mount.cits のデフォルトですが、おまじないとして書いておけば、接続できる人が増えるのではないでしょうか。

nzato さん

ありがとうございます。 色々あるんですね。 sec=ntlm が要らないNASはセキュリティが掛かっていないのでしょうか。 謎ですね。 
記事のほう、少し修正しました。

Volumioではマウントできていたので、Volumioの詳細設定を確認したら件のおまじないが書いてありました。

確かVolumioを導入した時にやはりNASに繋がらなくて、googleで色々検索したところ、
「yjoの覚え書き」さん
http://yjo-blog.blogspot.jp/2015/02/volumio-15-apt-get-upgrade-nas-mount.html
に解決策があったので、それを使わせてもらっていたのだと思います。

lightMPDでは最初
remoteuser=****,sec=ntlm
としてみたのですが相変わらずHDDはだんまりでしたが、駄目もとで sec=ntlm を単独で書いてみたらHDDのLEDが忙しく点滅したのでちょっと興奮してしまいました。(^-^;

ちなみにさっき検索したら、こちらのVolumioの記事
https://nw-electric.way-nifty.com/blog/2013/12/mpdairplay-b5fd.html
に、同じ内容を飯田さんがコメントに書かれていたのがヒットしました。

どうやら私には忘れられないおまじないになった模様です。

そうそう、Pi2+lightMPDにおすすめな
SabreBerry IR+
って感じのが欲しいな・・・(ボソッ)

 nzatoです

 lightMPD-Pi2にtelenetで接続し、#htopを起動すると、4っのCPU稼働状況が表示されます。
 mpdの設定が×4:24ビット:ステレオでCPUの使用率は

  CD音源  が 9~12%×4 で 35~50%
  96k24bit が 12~18×4 で 50~70%
  DSD64   が 30~40×4 で 120~160%
  DSD128 が 50~70×4 で 200~280%

 Pi2の、4っのCPUが協力して働いているのですね。音楽のスタート時にはDSD128で396%なんて値を出すので感動します。

通りすがりのおじさん

> そうそう、Pi2+lightMPDにおすすめな

lightMPDは、あとから別のソフトを追加できないので難しいですね。 

nzato さん

これだけCPUに負荷をかけても音トビしないというのがすごい。
リアルタイムLinuxのなせる技ですね。

たかじんさん

やっぱり追加できないんですね・・・

もしかして、リモコンとlightMPDの間にもう1台Piを追加して中継すると出来たりして・・・
ちょっと調べてみます。

>もしかして、リモコンとlightMPDの間にもう1台Piを追加して中継すると出来たりして・・・

ググリまくって、なんとかlightMPDをリモコン操作できる様になりました。
1台目のPiでリモコン受信してtelnetで2台目(lightMPDマシン)にコマンド発行って感じなので、連打に弱いですが。

通りすがりのおじさん

telnet 192.168.xx.xx 6600 で接続して
nextとかpreviousとかstopとかですね

さすがです。 なにもしないとそのうちtelnetが切断されてしまいますが、どう対処したのでしょうか。

たかじんさん

スキル低くて難しい事は出来ないので、1回毎にログイン・ログアウトです。

apt-get update
apt-get install expect

でexpectというのを組み込んで、

#!/bin/bash
expect -c "
set timeout 20
spawn telnet 192.168.xxx.xxx 6600
expect OK\ ; send \"play\r\"
"
って感じのplay.sh、stop.sh、next.sh、prev.sh("play\r\"をstop/next/previousにする)を作り、lircrcをボタンに合わせて

config = play.sh

にして呼んでるだけです。

telnetでclose送ると戻ってこなかったので、mpdのコマンド送るだけで終わらせてますが、今の所動いているのでいいかと・・・


lightMPD+I2S DACで使う場合、ソフトボリュームは使えないんでしょうか?
リモコンでボリュームもコントロールしたいのですが、ググってみたもののわからなくて・・・

通りすがりのおじさん

expect はナイスアイデアですね。 素晴らしいです。

mpdは、mpd.confのmixer-type のところに software と記述することでボリュームが効くはずです。  デジファイさんのところにも書いてあったと思います。

なのですが、RPi 2 版では効きませんでした。 殺してあるのかな?

デジファイさんの掲示板で質問した者です( ´ ▽ ` )ノ
変更箇所は2箇所有ります、どちらもmpd.confの中です
BBB、ラズパイB、ラズパイB+、ラズパイ2B+、すべて有効でしたよ

たかじんさん、オーシャンさん

ありがとうございました。
無事ボリュームの設定が変更できました。

mixer-typeをsoftwareに変更して再起動すると、disableに戻ってしまっていたので駄目なのかと思ったのですが、telneで/var/lightMPD/etc/mpd.confを修正していたのが原因でした。 orz
SDカードをPCに差して気がつきました・・・

expectもちゃんとした書式に直してcloseして戻る様になったので、安心してリモコンが使える様になりました。
(リモコンの為だけにraspi 1台消費していますが・・・)

あっと言う間に、リモコンの話しが実現してしまいましたね。ネットでの分散開発って、やっぱりすごいです。
でもtelnetプロトコルだったらPICぐらいで出来そうな気がします

yosyosさん

PICでやるのは、私にとって天竺にたどり着くくらい長く険しい道のりになりそうです。
きっとPICだけでは動かないので、LAN回路、IR回路、電源回路etcも組んで、telnetなプログラムもガリガリ作る必要があるのではないかと・・・
なので、Raspiという觔斗雲に乗って楽しちゃうことにします。

yosyosさん
通りすがりのおじさん

確かに、能力的にはEthernet付きPICマイコンか、PIC+Ethernetコントローラでいけそうです。 でも、そういう基板って意外と高い。 といいますかRaspberryPiが安すぎです。
http://eleshop.jp/shop/g/gB7C311/

私も、数年前、TCP/IPのプロトコルスタックをとあるRTOS仕様にあわせこみして20-30のコマンドを実装しました。 TCP/IPの仕様が書いてあるぶ厚い本2冊と5-6週間の時間を要しました。 回路設計と基板製作、デバッグをあわせると2ヶ月以上はかかっていたと思います。

いや、yosyosさんの手に掛かれば数日でできるのかもしれませんが、私の能力ではそんな感じでした。 

オーシャンさん

mpd.confに2箇所もmixer-typeがあるなんて。 後出しじゃんけんが勝つんですね、きっと。 罠にハマってしまいました。
通りすがりのおじさん は、リードオンリーマウントの罠ですね。 

lightMPDには色々な罠が仕込まれていて気が抜けないですね。 

> 私も、数年前、TCP/IPのプロトコルスタックをとあるRTOS仕様にあわせこみして

たかじんさんって一体 何者?? 

RockDiskNEXTでnfs接続出来ました
長くなるので、詳細は掲示板に書きました
興味の有る方は、そちらをご覧になって下さい

オーシャンさん

これは、発見ですね。 素晴らしいです。 ありがとうございます。

http://6218.teacup.com/nwelec/bbs/1333
ダイレクトパス貼っておきます。

lightMPDの設定ファイルを見ていたら、シリアルコンソールもあるようです。
これを使えば『ひんぼうでいいの』でもリモコンが出来そうですね

yosyos さん

その手がありましたか。 UARTなら結構安価なマイコンでいけそうですね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: lightMPD とは一体どんなもの?:

» raspberry pi+I2SDACでlightMPDを試す。 [WMCOPY]
シングルボードコンピュータでlinuxを走らせて音楽を聞こうという情報を知り、初めてやろうかなーと思えるソフトだったのがデジファイのおとさんで配布されているlightMPDでした。 ightMPDは気にはなっていてBBBを買いかけたんですけど、Volumioやruneaudioと比べると導入の敷居が高かったですし、BBBにはUSBDACしか対応してないっぽい感じだったのでraspberry pi+I2SDACに落ち着いた感じでした。 raspberry piの情報を色々調べていると、r...... [続きを読む]

« 一度RaspberryPiで使ったSDカードを簡単にFAT32へ戻す方法 | トップページ | IrBerryDAC 第5ロット »

サイト内検索(new)

2024年11月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30