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2014年11月 8日 (土)

「求む人柱」 有機ELのレベルメータ

MUSES72320 高精度電子ボリュームICを使っている MUSES  VOL-12/SEL-12ですが、従来はLCDを使ってレベルメータを表示していました。 

Muses_oled 

今回は、有機ELディスプレイを入手し、それにあわせたチューニングを行なっています。

なんと、レベルメータの更新速度を75fpsまで高速化して、滑らかに表示しています。

 

ただし、数ヶ月前に私が買った有機ELディスプレイは非常に入手しにくく、現在、共立電子で扱っているこれ(緑)(白)(青)(赤)(黄) が日本で簡単に手に入るものだと思います。  そして、そのディスプレイを私は持っていません。。。(汗

 

ということで、動作検証無しで、この有機EL対応板を頒布してしまおうというのが「人柱」の真意です。 

データシートはちゃんと確認していて、一応は対応できているつもりではあります。。。 

 

動作させた動画はこちらです。 

 

撮影しているカメラのフレームレートが30fps(60i)なので、本来の滑らかさ、動作の速さはこの動画では現せていません。 それでも、液晶に比べて残像の無さはおわかり頂けると思います。 

 

さてさて、この人柱バージョンの有機EL対応マイコン付きのVOL-12/SEL-12セットですが、従来のLCD版のマイコンも付録していますので、最悪、動作しなかった場合でもLCDではご使用になれます。 

 

限定、10セットとなります。 完売いたしました。 ありがとうございます。

  Vol12_oled

配線はこんな感じです。 14局コネクタを使います。  

 

 

ちなみに、MUSES72320を使った高級アンプはこんなモデルがあるようです。 最高300万円オーバー? 

 

 

 

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電子ボリューム」カテゴリの記事

コメント

ピークレベルメーターの表示について質問ですが、ピーク表示を消しATTレベルのみ表示させる事は可能になってますでしょうか?

abc さん

レベルメータのあり、なしは選べません。
基板上の回路で、信号入力を入れないようにする(C6,C7を実装しない)と、レベルメータは消灯状態になります。 

レベルメータOFFというモードもあっても良いのかもしれませんね。 参考にさせて頂きます。 

人柱版、手を挙げようと思います。
別途メールしましたのでご確認よろしくお願いいたします。

記事中にリンクされている共立エレショップを見てみましたが、緑と白のOLEDは在庫切れでした。他の色はまだ数十個あるようです。
ひとまず、赤を確保しておきました。

今は、秋月の電子ボリュームを使っていますが、それとの聞き比べが楽しみです。

corins さん

秋月の電子ボリュームは安いですね。 MUSES72320をメーカーから直接購入しているので可能なのかなっと思います。

VOL-12/SEL-12は、3入力切換、リモコン対応、レベルメータ表示、減衰量表示と機能が多いので、また違った楽しみ方があると思います。

現状では選択出来ないのですね。ATTレベルのみの表示モードを追加して貰えると嬉しいです。

たかじんさん、こんばんは corinsです。

人柱専用(!)有機EL版 VOL12・SEL12を頒布頂きありがとうございました。

バラックですが組み立て・音だしが完了しましたのでご報告します。
リモコン以外はELの表示もCH切り替えやVOL調整など一通り動作OKと思います。(細かくは見切れていないですが。またリモコンは入手後確認予定です。)

有機ELは自身で光るので非常に見やすく、かつ動作が速いので、LCDに戻す気が起きません。


組み立てですが、まずLCD版で動作確認した後、PICを換装、有機ELを接続という流れで進めました。

唯一ミスったのは、有機ELとVOL12との接続です。
偶数・奇数ピンを全部逆に接続してしまい、ELの表示真っ黒&リレー音もせず&音が出なくなって壊したかと焦りました。

一応リボンケーブルとELの接続についてテスターで確認したのですが、不足でした。
電源入れる前にケーブルでつなぎ、テスターでVOL12のGNDとELのGND(1番)が接続されているか確認すれば良かったです。。

組み立てマニュアルにも「VOL-12基板上のJ6 14pinコネクタは,奇数列・偶数列をリバースしていますので接続には注意が必要です」と書いてあるのをすっかり失念し、お約束のように嵌ってしまいました。


なお音は秋月VOLセットと比較して、良い感じで鳴っています。エージングしつつ、これから聞き込むつもりです。

素晴らしいキットをありがとうございました。


以上、簡単ですが ご報告まで。

土曜日に作業して無事完成しましたのでご報告です。
日曜日は一日いっぱい聞き込んでいました。 

有機ELディスプレイの表示もばっちりで高級感抜群です。 動きが速いのときれいなのでつい見とれて時間を忘れてしまいます。

そして、音質は超がつくほど良いです ( ・∀・)イイ!

これまでのミニデテントがウソのような音のクリアさ。 透明さ。 歌がいきいきして聞こえます。 

もう一枚ほしいところですが出張中ってことなので無事に帰ってくるのをお待ちしています。
秋月の電子ボリュームも考えたけど、リモコンの便利さと有機ELのレベルメータの美しさを経験してしまうと他を圧倒していますネ(≧∇≦)/

こんなにも素晴らしいものをありがとうございます。


PS. 付録の専用はんだ線は、とても付けやすかったです。

corins さん
loo さん

ご報告、ありがとうございます。  無事に動作しているようで安心しました。 

有機ELとの接続は、上の手書きのそのものですね。 
クロスしたり、クロスしなかったりと、少し注意が必要です。 


アドバイスお願いします。既存の自作真空管アンプのアルプスボリュームの代わりに電子ボリュームと有機elディスプレーと交換したいと考えてます。その為最小サイズの電源を用意することとなるのですが次のリンク先の物で動きますでしょうか。
http://it-densi.ocnk.net/product/241
平滑回路が無いみたいなんですが無いとやはり音質に影響でますか

平滑回路でなくて安定回路が無いみたいでした

Masa さん

なかなかシンプルな回路ですね。 

ただ、電流の供給能力が少ないようです。 トランスに50mAと書いてあるので、DCにすると0.63倍。 つまり、31mAです。 
有機ELディスプレイだけで30mA喰います。 
http://www.technobase.jp/eclib/OTHER/DATASHEET/LED/weh001602aoled.pdf

PICマイコンは20-30mAくらい。 OPAMPは5-10mA、MUSES72320は2-10mAです。

結果的にいうと、電流不足でNGです。 0.5Aクラスの電源だと安心です。  

たかじんさん、みなさま、こんにちは。

チップ抵抗、チップコンデンサの半田付けで失敗して止まっていた VOL-12, VOL-1, SEL-12 基板ですが、たかじんさんのアドバイスで、なんとか半田付けをして、バラックですが動作するようになりました。 
手元には、有機ELバージョンのも配布いただていたので、こちらも試してみたいと思っています。 ケース加工がどうなるかわからないので、有機EL基板にもピンヘッダーをたてて試してみようと思っています。

さて、実体配線図があるのですが、「実はクロスしている」の意味がよくわかっていません。 普通のLCDを使っているときに、裏面にポストをたてているので、表面にたてたときと逆になっているの意味でしょうか? 

VOL-12基板とOLEDの番号で、次のようにつなげば良いのでしょうか。

VOL-12 [1] --- OLED [1]
VOL-12 [2] --- OLED [2]

VOL-12 [3] --- OLED [4]
VOL-12 [4] つながない

VOL-12 [5] --- OLED [6]
VOL-12 [6] --- OLED [5]

VOL-12 [7] ~[10] つながない

VOL-12 [11] --- OLED [12]
VOL-12 [12] --- OLED [11]

VOL-12 [13] --- OLED [14]
VOL-12 [14] --- OLED [13]

7年かかって、やっと表面実装部品の半田付けが成功したのので、壊してしまったら、泣くに泣けないので、質問いたしました。 恐れ入りますが、ご回答をお願い申し上げます。 よろしくお願いします。

n'Guin さん

7年も前になるんですね。
リボンケーブルを使う場合は上の図の通りでOKだったハズです。

1と2ピンのGND-5Vは液晶やOLEDによって逆の場合があるため、要注意です。
その他の配線は間違っても動かないだけで壊れはしないと思います。

回路図のVDDは+5V、VSSはGNDですので、そこを特に注意してください。

リボンケーブルを付けると、基板上の1-2番とケーブルの先の1-2番は逆転します。
(液晶の裏側から配線を取り出すと、このアサインでOKになる)

たかじんさん

OLEDのデータシートとVOL-12回路図を確認したところ、上記の接続ではないことがわかりました。
Vddは、VOL-12の回路図から[1]で、OLEDは[2] でした。
ひっくり返るのは、1&2番のようです。


VOL-12 [1] --- OLED [2] : Vdd
VOL-12 [2] --- OLED [1] : Vss

VOL-12 [3] つながない
VOL-12 [4] --- OLED [4] : RS

VOL-12 [5] --- OLED [5] :?
VOL-12 [6] --- OLED [6] : E

VOL-12 [7] ~[10] つながない

VOL-12 [11] --- OLED [11] : DB4
VOL-12 [12] --- OLED [12] : DB5

VOL-12 [13] --- OLED [13] : DB6
VOL-12 [14] --- OLED [14] : DB7

と考えてつなぎましたが、動作しませんでした。

OLED あるいは、有機EL対応マイコンの不良の可能性があるかも
しれませんが、どのようにして確認可能でしょうか?

ちなみに、LCD版は動いています。 何回もマイコンICを差し替えてピンが折れたら困るので、このままにしたほうが良いかもと、ヒヨリそうですが、よろしくお願いします。

n'Guin さん

ケーブルはリボンケーブルをお使いでしょうか?バラ線でしょうか?

リボンケールであれば、上の手書きの図の通りにしてください。これで動作しています。

バラ線の場合は、注意深く配線を行う必要があります。
通常の2列ピンヘッダの場合と奇数、偶数列逆転しているからです。

それを踏まえたうえで

 VOL-12 [11] --- OLED [11] : DB4
   ・・・
という配線は正解です。


それとは別に「LCDとOLED」とでは1pin、2pinアサインが逆になっています。

LCDであっても製品によって1pinが5Vのモノと2pinが5Vのモノが存在します。秋月の4行のLCDは逆転しています。

LCD版とOLED版のマイコンの違いは、イニシャライズのタイミングのみだったハズなので、OLED版でもLCDを動作させることができたと思います。
(細かく書くとレベルメーターのリフレッシュレートも違います)

たかじんさん、ご教示ありがとうございます。

有機ELのマイコンで、LCDが動作しました。 よって、問題はOLEDに問題があることになります。

手持ちのOLEDは、共立電子から入手したもので、バラ線での接続です。
VOL-12の基板上のシルク印刷の番号によって、接続しています。

共立電子のOLEDは、1番Vss、2番Vdd なので、1番2番が逆転だと思います。 あとはそのままの番号でつないでいます。

OLEDを壊れているということで良いように思うのですが、いかがでしょうか。 

サポートしていただき、ありがとうございます。

n'Guinさん

OLED版のマイコンでLCDが動いたということで、よかったです。

OLEDもいろいろな種類があるんですよね。 SPI接続と、I2C接続。そしてパラレル接続。
何がおかしいのか見極めが必要かもしれません。

今回のものはパラレル接続タイプです。

たかじんさん、ありがとうございます。

今回のものは、このページからリンクが張ってあるOLEDです。
よって、壊れていなければ、大丈夫だと思います。

n'Guinさん

それなら大丈夫だとは思うのですが、、、 なぜ動かないのでしょうかね。

一度でも電源-GNDを逆に投入してしまったら壊れてしまいそうな気はするのですが、信号線を間違ったくらいでは壊れないと思いますし。

たかじんさん、みなさま

新しく買いなおしたところ、問題なく動き始めました。
どうして最初のが壊れたのかは謎ですが・・・・。

動作するまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
これからHPA-12を作成いたしますので、今後ともよろしくお願いします。

n'Guin さん

交換で治ったとのこと、良かったです。
私も秋月のOLEDを2個壊したことがあったのですが、原因は掴めず。

バラックで動いていたのに、金属ケースに取り付けると、まったく表示されない。

ケースから外しても二度と表示されない。

新品交換すると表示する。

ケースに組み込むとまた表示しない。   なんでだよ! って感じでした。

たかじんさん、みなさま

共立エレショップで購入できる、このページからリンクがある有機ELディスプレイは壊れやすいのかもしれません。

昨年秋に完成して使用している VOL-12, 01, SEL-12 and HPA-12 x 2 によるプリアンプは順調に使用して参りましたが、昨夜から、縦に一本線が表示されるようになりました。 

ここのコメント欄にあるように、最初に買ったものは最初から動作せず、動作したものも半年強しかもたなかったことになります。

タイミングを見て直すときには、LCD にするつもりです。 それとも、他の有機ELディスプレイが使える?

追伸; ゴールデンウィークの最終日の今日ぐらいはと思い、残していた VOL-12 を組み立てる作業をしました。 簡単にできるだろうと思っていたら、全然だめで、動作しませんでした。 はんだ付け不良もないのに、よくわからず修正作業をしているうちに、MUSES72320 を壊してしまいました。 
実は電源不良でした。 MUSES72320 をはがすときにパターンがはがれてしまい、これまでかと思いましたが、運の良いことに NC のパターンのみでした。 電源を直して、すぐに動作しましたとさ。

n'Guinさん

有機ELは、液晶に比べて寿命が短いというデメリットはありますね。 点灯しているピクセルの輝度がどんどん落ちていくので、焼き付きのような現象も起きます。私の場合はI2Cタイプのモデルが、ある日突然光らなくなりました。

メリットとしては残像がほとんどなく、描画が速いという部分。 更新速度が求められるレベルメーター用途にはピッタリです。

MUSES72320とMUSES72323とはピン互換ではないので、基板が異なるって部分は、ちょっとどうかと思いました。 基板の方、トラブル解決したようでよかったです。

たかじんさん、みなさま

たかじんさんのレスを読んで、自分は、「壊れないこと」を前提にものづくりを心がけているのが、意固地になってしまっている感じがしました。

おっしゃるとおりで、消耗品と割り切って楽しむのもありですよね。
いつもご教示ありがとうございます。

n'Guinさん

仰る通り、トランジスタや電解コンデンサなど、なるべく壊れないように使うというのは基本だと思います。

ただ、ディスプレイユニットのように、負担をかけないで使うという手段がない部品もありますね。LCDですら、だんだん色が薄くなって表示が見えにくくなる現象があります。10年とか使っている場合ですけど。

壊れたときに、他の回路に多大な影響を及ぼして、そこらじゅうを吹っ飛ばすようなことが無ければ、まだ良い方と割り切るのが良いかもしれません。

100Wクラスのパワーアンプの最終段がショートして壊れたときなんかは、その前段のドライバ段、プリドライバ段、そこら辺の抵抗を焼き切って、最後にヒューズを切って止まる。
なんてことがあります(笑) 修理するの大変。。。

たかじんさん

電気工作部屋で使っているほうの VOL-12/VOL-01/SEL-12 を用いたが故障しました。

なぜか、右チャンネルが著しく音量が低い現象でした。 LCD は左右同じぐらいのレベルなのに。

すぐに思ったのは、ClassAA フラットアンプの故障でしたが、テスト信号をいれてオシロで確認したら、異常は左チャンネルでした。 なんと、VOL-12 ボリューム機能が1チャンネルおかしな挙動を示していました。 -50dB を超えたあたりから、急にボルテージが上がってしまいます。 
コントローラのマイコンの異常を考えて予備に変えても現象はかわらないので、コントローラが原因ではないことがわかり、MUSES72320 の異常とわかりました。

MUSES72320 交換かと思いつつ、x60 microscope で異常部分の入出力を見てみると、きれいなハンダ付けとはいえなかったので、ハンダ吸い取り線をあてて、はんだごてをあててみたら、直りました。 一度正常に動作していても、何かの加減でダメになってしまったようです。 ほこりがたまっていたのかもしれません。

結果オーライでしたが、このような微細なはんだ付け部位を保護しておく手段があるのでしょうか?

n'Guinさん

大変でしたね。再半田で復活ってことは
半田層での微細クラックの発生であったと推察いたします。
この場合、発生は予測不可能と思われます。、
そこそこ頻度で発生はあると思っています。
メーカ品のビンテージ基板によく見た記憶があります。
(無線機ですが)

少し前まで動いていたのにお亡くなりになった様に反応が無い場合の
要因の1つとして判断優先度上位に入れておく方が良いかと思います。

個人的には、
微細クラックの発生を防止できないと思いますので
半田部分の保護のための厚手のコーティングカバーは無用かと考えます。

sawanoriichi さん

ご教授、ありがとうございます。

> 再半田で復活ってことは半田層での微細クラックの発生であったと推察いたします。
なるほど。はんだ面が小さいから、早く起きるわけですね。
今回の経験を記憶しておけるように、記録を残したいとおもいます。

ありがとうございました。

n'Guinさん

MUSES72320 の故障ではなくてよかったです。

自作ものの半田不良は、しっかり付いていなかった時に起こる場合が大半と思いますが、確実に付いていても、基板への衝撃やソリ、しなり、ねじり応力でクラックが入ることもあります。
まあ、手はんだではハンダの量が少なくて足の先端がギリギリ接触していただけで、たまたま動作していたというのが確率高いんじゃないでしょうか。

リード部品でも足の表面が酸化していて、はんだ直後は動いていたけど1年未満で接触しなくなったなんてこともありますね。

5年10年レベルの長期でいうと、sawanoriichi さんがおっしゃっているように半田やせによるクラックが多いかと思います。 稀にというか、論文とかで発表される「ウィスカ」というヒゲが伸びる現象もあるらしいのですが、実物は見たことありません。

保護という意味ではアンダーフィルというICと基板を強固に固めてしまうという手法がありますが、鉛フリーのBGAで、振動、熱衝撃に強くするときに行うくらいですね。

エアコンの室外機などで採用される基板表面のコーティングは防湿、防錆、防塵目的と思います。UV硬化樹脂とかシリコーン系などが使われます。


sawanoriichi さん

共晶はんだに比べて鉛フリーはクラックが起きやすくなってしまいまたね。 融点の高さもそうですが、半田自体の強度、脆さの違いが大きいように思います。

ハンダクラックは良く経験しました。仕事ではBGAや表面実装部品で遭遇しました。
最近ではBlueSnow DACですね(笑) 基板を固定しなかったので、基板を持ち上げた時にトランスの重みで基板がたわみ、DACのハンダが割れた件ですね。
あとでアルミ板にネジ止めしましたが、まだケースに入れてないや(^^;

マイグレーションやウィスカーは何人かの同僚が経験したと聞きました。
私の仕事では出来の悪いLSIのダイの中でやられました。

たかじんさん、天 婦羅夫さん

レスをありがとうございます。
半田付け不良も考えられるとのご意見、肝に銘じます。 ハンダ面の保全でどうこうなる問題ではないことがわかったのは、とてもありがたいです。

天 婦羅夫さんの、Blue Snow DAC のトラブルシューティングのことを思い出しました。 すばらしいトラブルシューティングでした。

今回の私のは、ただの偶然うまくいっただけですが、MUSES72320 を取り外す前でよかったです。

見た目は何も問題なさそうに見えるのに、ハンダゴテを当て直したら動くようになったってよく聞く話ですよね。

三毛にゃんジェロ さん

レスをありがとうございます。

今回の場合は、x60 microscope でみると、けっこう荒れがあって、再ハンダをしてみようと思うぐらいには、だめなハンダ付けになってました。 どういう意味でだめだったのかというと、どうでもいいところでツノみたいなのがありました。 よって、それを取るためにハンダ吸い取り線をあてた次第です。 ツノはほこりのけっかだったのかもしれないと考えた次第です。

n'Guinさん
あの件は恥ずかしいんで勘弁してください(^^;;

天 婦羅夫さん

> マイグレーションやウィスカーは何人かの同僚が経験したと聞きました。
ここに動画がありました。 イオンマイグレーションは短時間で起きるんですね。 知らなかった。
https://handa-npo.com/archives/blog/what-is-migration

> 私の仕事では出来の悪いLSIのダイの中でやられました。
ICの中でやられると対策の打ちようがないですね。


n'Guinさん

私もよく半田ミスるので。。。ルーペでの確認は殆ど無意識でやってるくらいです(笑)

局所的に半田が付いていなかったり、ショートした状態で電源を供給してしまうとICが壊れることもあるので、目視確認は重要です。 チップトランジスタ交換の動画の中でも登場する小型ルーペは手放せません。(昔100円ショップで買ったもの)

x60 microscopeは良いですね。 半田にツノが出るときは温度が高めかコテで熱する時間が長すぎの場合が多いと思います。
フラックス成分が少ないRMAハンダもよくツノがでやすいですよね。 あれは厄介です。


三毛にゃんジェロ さん

ルーペでよ~くよ~く見ると、半田が触っているだけみたいな事もあるので、やっぱり再半田は有効ですよね。 私も幾度となく再溶かしこみをやっています。


半田の再熔かし

私も温度を上げ過ぎないようにしてシツコクやります。

私のルールは、
パターン側の半田の表面色と艶の状態を見逃さない
です。

リード線側は加熱しているんで想定の熔融艶が出やすいんですが
パターンのランド上の半田は同じようになっていないことがあるので
再加熱時はパターン側の半田に注目してチェックしています。

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