IrBerryDAC 完売いたしました
大変ご好評いただいておりますラズベリーパイ用DAC基板「IrBerryDAC」の第3ロットが本日、完売いたしました。
誠にありがとうございます。
次のロットはまだ発注しておりません。 近いうちに部品を含めて発注しようと思います。 部品の納期次第ですが、再開は9月中旬ころになる予定です。
ラズベリーパイはModel B+というものができていていますが、今まで通りの形で行こうと思います。
理由は、
・B+のI2S出力端子の行方がいまひとつ不明。
・40極ものピンヘッダにソケットを挿すと、抜くのに苦労する(簡単には抜けない)。
・B+が販売になったため、従来の「Model B」が値下がりして購入しやすい。
・Model Bの在庫がまだ豊富にある。
・B+は、基板上の3.3V、1.8VレギュレータがLDOからスイッチングレギュレータに変更されたため、電源ノイズが増えている。(レギュレータ部の発熱は減る)
・USB端子が4ポートに増えてもEthernetとUSBの共用は変わらず、USB-DAC使用時の音トビしやすさが改善されている見込みは薄い。
ということろです。
今回のロットを購入できなかった方々には、大変お待たせしてしまいますが、よろしくお願いいたします。
ちなみに、B+はオーディオ性能が改善されたとされていますが、基板上の3.5mmジャックから出力されるPWM出力のことです。 いままでノイジー(普通にジーっと聞える)だったPWM出力のノイズが一桁近く改善されたらしいです。
詳しくはこちらをご覧下さい。 HifiberryのCrazyAudioさんが計測されています。
計測はTHDで行なわれていて、1kHzより低い領域で歪が改善されています。 しかし、それ以上では歪みが増えていて、その理由に新規で追加されたスイッチングレギュレータのせいだということを述べています。
結論として 「オンボード・オーディオ性能が上がったからといってB+を購入すべきではない」 とまとめています。 CrazyAudioさん、さすがです。
にほんブログ村
ブログランキングに参加中です。 めざせ1位!
もしよろしければ「ぽちっと」お願いします。
« volumioの本家サイトに紹介されました | トップページ | volumioにLCDをつけて曲名を表示する »
「IrBerryDAC」カテゴリの記事
- IrBerryDACを最新のvolumio2.599で使う方法「リモコンも効くよ」(2019.08.16)
- Archphile でSDカードに楽曲データを入れる方法(2015.04.12)
- Archphile のセットアップ方法(RaspberryPi)(2015.04.11)
- Archphile でリモコンを使う方法(2015.04.09)
- 基板が到着しました。(2014.09.06)
ラズベリーパイ用DAC基板「IrBerryDAC」の第3ロットが、完売したとの事、次のロットを確実に入手したいと思うので、予約したいと思うのですが、その様な事は可能なのでしょうか。予約など行っていないなら、販売は何頃になりそうでしょうか。よろしくお願いいたします。
投稿: | 2014年8月15日 (金) 10時26分
次のLOTを発注かけました。 9月上旬ころには案内できるかと思います。
管理が大変になるため予約は受け付けておりません。
申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。
投稿: たかじん | 2014年8月15日 (金) 20時23分
先日この「IrBerryDAC」についての記事を読んで気になっていたのですが、チェックした時には既に完売…。つい最近次期ロットが発注されたとのことでとても楽しみです!
投稿: Mak | 2014年8月21日 (木) 16時40分
Mak さん
そろそろ、ビス、ソケット、マイコン、OSコンなどの部品も発注しないとならないです。
全てがそろったら、またブログで案内いたしますので、よろしくお願いいたします。
投稿: たかじん | 2014年8月21日 (木) 21時32分