volumio 1.3 の起動時、勝手にconsume ONになってしまう原因とは
原因がわからず、結構なやみました。
起動すると、必ずconsume Mode がONになってしまう volumio Beta 1.3 PI
consume Mode がONだと何か不都合なのかと言いますと、再生し終えた曲をプレイリストから削除していくのです。
IrBerryDAC+リモコンを使う人にとっては、厄介なものです。
MPDクライアントを使う人やWebUIでコントロールしている人は、起動したらconsume modeをOFFに設定すればプレイリストから楽曲が消えていくのを防ぐことはできました。
とは言っても、設定してもいないモードになってしまうことは望ましいことではないと思います。
原因は、volumio 1.3で新たに追加されたDLNA/UPnP機能です。
DMR(レンダラー)、DMP(プレーヤー)に対応しています。
ネットワーク設定など一切しなくても、起動するだけで、DMC(コントローラ)からvolumioが見えるようになり、レンダラーとして音を鳴らすことができます。
その代わり、プレイリストを破棄するような仕様になっているらしいです。 詳しくは分っていないのですが、このDLNA機能をSTOPさせることでconsume ONを回避できます。
DLNAサービスを止めて、IrBerryDAC用のpythonスクリプトなど設定済みのバイナリを用意しました。
あれこれ設定が面倒という方は、こちらからダウンロードして下さい。
ついでに、mpdも0.18.11へアップデートしています。
相変わらず、何が変わったのかは把握していません。 volumio 1.3では0.18.10が同梱されています。
動作検証は、まだ始めたばかりですので他にも不具合があるかもしれません。
ご了承下さい。 動作を保証するものではありません。
こうしてみると、volumio 1.2 って安定していたのかもしれませんね。
SDカード内に楽曲データを置く場合は、
fdisk /dev/mmcblk0 「n」 「p」 「4」 「エンター」 「エンター」 「w」
reboot
mkfs.ext4 /dev/mmcblk0p4
reboot
samba.confやfstabは設定済みになっています。
ちなみに、volumio 1.3 のDLNA機能を復活させるのは下記のコマンドです。
chkconfig upmpdcli on
chkconfig djmount on
reboot
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コメント
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たかじんさん
volumio 1.4がリリースされたので試しています。IrBerryDACはHifiberryのI2S Driverで動作しています。
投稿: じんくす | 2014年6月14日 (土) 21時48分