IrBerryDAC 頒布開始します
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「IrBerryDAC」カテゴリの記事
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たかじんさん
素晴らしい基板を頒布いただき、ありがとうございました。
バタバタしてて、なかなか作業にかかれなかったのですが、ようやく音出しまで行きました。
マニュアル改版を考慮中ということなので、気になったところを報告させていただきます。
1.未だエージング途中ですが、音は申し分ありません。素晴らしいの一言です(OS-CON使ってます)。HPA-12との相性も抜群です。
2.IRリモコンも問題ありません。僕は、スタンドアローンで使おうと思ってるので、とても便利です。フィルター切り替えの効果もはっきり分かります。どちらが良いかは好き好きと思います。
3.VolumioのWebIFは、立ち上げ直後、頻繁に固まります。10分くらい待っていると、操作が非常にスムースになります。原因不明です。
4.USB-WiFiドングルは、問題なく使えますが、止めたほうがいいです。ものすごく、LSIが熱くなります。僕の環境では、有線LAN使用はムリなので、PLANEXちびファイ MZK-RP150NAをコンバータモードで使ってますが、全く問題ありません。
5.これまで貯めてきた楽曲の入ったUSB-HDDをストレージとして使用したかったのですが、どうしてもVolumioが認識してくれません。Raspberry Piには、/dev/sda1を/mnt/usbの場所にマウントし、問題なく認識されているのを確認してます。sambaで公開し、windowsからもアクセスできます。原因不明です。
6.僕は、Macがきらいなので、androidスマホを使ってます。無料アプリDroidMPDは、普通の音楽ファイルの再生には問題ありませんが、残念ながらWebRadioは認識してくれませんでした。
7.たかじんさんが公開して下さったVolumioのリモコン操作によるシャットダウン用pyファイルをインストールしましたが、動作しませんでした。一応、2度繰り返してみましたが。原因不明です。
以上、取り急ぎ、ご報告まで。たかじんさん、並びに、今後、導入をご検討されている皆様のお役に立てば、幸いです。
投稿: kontiki | 2014年5月30日 (金) 21時42分
kontiki さん
音の方、気に入っていただけたようで何よりです。
USBドングルタイプのWIFIは、ハイパワーモデルだと、結構な電力を食うようですので、
熱くなるでしょうね。 有線LANより電力を喰う=発熱が多いというのは、電波を飛ばす
という仕様から仕方がないと思われます。
USB-HDDは、相性があるのかもしれません。 私の持っているUSBメモリも
認識したりしなかったりと、微妙な動作です。 volumioの今後のアップデートに
期待するしかないです。
起動時の動作は、私のところでは問題は起きていません。 v1.2で起動しない
という方もいらしたので、RaspberryPi本体なのか、SDカードなのか、何か相性問題が
あるのかもしれません。
スマホを使っているのであれば、WEBUIでアクセスするとWEBRADIOが使えるような
気がします。 MPDクライアントからはMPDへ直接アクセスするためvolumioの
WEBUIとは別のインターフェースとなります。 そのあたりは、少しややこしいですが
MPDのインターフェースを断ち切っていないところがvolumioの良い所でもあると
思います。
シャットダウンスクリプトは、バイナリv1.3で公開しているものには最初から
入れてあります。 MPDの挙動が変わったので、単独でv1.2用に公開したもの
からプログラムを変えました。
v1.3バイナリに同梱 mpd_ctrl.py
v1.2用のもの mpd_ctrl.2.py
とリネームしています。 またリモコンの他の機能は動いているのであれば、
シャットダウンのダブルクリックの操作がうまくできていない可能性もあります。
ゆっくりめにダブルクリックします。 0.3秒以内の早いダブルクリックはPIC側で拒否
しています。 LEDが光るので、反応したかどうかは判断しやすいと思います。
投稿: たかじん | 2014年5月31日 (土) 00時50分
たかじんさん
オーバーキャパで、すごーく忙しい中、レスいただき、恐縮です。IrBerryDACの売れ行きが絶好調で、応援団としてもうれしい限りです。
前記投稿、少々言葉足らずですみません。以下、追記です。
1.音は、これまで使ってきたPCM1792-DACとはかなり傾向が違いますが、好きな音です。一言で言えば、聴きやすい音です。しかし、解像度が劣るとか、そういうのではありません。OS-CONは、6.5mmφ品が手に入らず、8mmφ品を使ってますが、ギリギリOKです。多分、そのように設計されたのだと思います。
2.リモコンは、ボタンを押すと必ずLEDが光ります。WebIFより、すばやく操作可能です。
3.始めて触る方は、VolumioのWebIFで戸惑うのではないかと思います。たかじんさんも本ブログで述べられている通り、立ち上げた後、http://volumio/で通る場合と、http://(IP address)でないと駄目な場合がありました。どちらも接続はしているようですが、表示がおかしく、リロードしても直りません。片方がダメな場合は、もう片方がOKです。恐らくWindows側の設定のせいではないかと思われます。また、僕の場合だけかもしれませんが、volumioで固定IPアドレスの設定をすると、全く応答しなくなりました。Windowsのコンピュータ→ネットワークで、インフラネットに接続されているコンピューター(VOLUMIO)とメディア機器(volumio: root)が確認できる場合は、volumio rootからWebIFを立ち上げることができます。
4.本日、ちびファイを使って有線LANで長時間使ってましたが、やはり、すごーく熱くなります(気温が高いせいかな)。USB機器はつないでいません。途中で応答しなくなったので、熱さが原因かと考えてます。これからは、熱対策を施す必要があるのではと思います。
5.その後、大文字や小文字など、念入りにチェックしましたが、やはり、Volumioは、usb-hddを認識しませんでした。無念です。
6.スマホのブラウザーから接続を試みましたが、ダメでした。他のブラウザを試してみます。
7.使用させていただいたバイナリは、VolumioBeta1.2PI.mpd.0.18.9ですので、これは、v1.2ですよね。よって、mpd_ctrl.2.pyをインストールしました。リモコンを押すと、必ずLEDは光ってます。ゆ~っくりダブルクリックも試してみました。何か、僕のほうで、誤ったことをしでかしているのだと思います。また、いろいろやってみます。
たかじんさんのお勧めWebRadio局であるLinnJazzを流してますが、これ、やばいですね。この局は、Claire Martin、Carol Kidd、Barb Jungrなどなど、しびれる女性ボーカルを素晴らしい音質でおしげもなくノンストップで流し続けてくれます。IrBerryDACで聞いていると、時間の経つのも忘れてしまいます。感謝、感謝です。
投稿: kontiki | 2014年5月31日 (土) 16時24分
たかじんさん
続報です。
スマホのブラウザーから、Volumioに接続できるようになりました。PCと全く同様に、すべての制御がスマホから可能ですので、ディスプレー付のリモコンになりました。もちろん、WebRadio局も選択できますし、シャットダウンもできます。
ここまで来ると、いったんシャットダウンした後(電源ランプだけが付いている状態)、もう一度立ち上げる方法を模索したくなります。ネットを徘徊してみます。
投稿: kontiki | 2014年5月31日 (土) 22時19分
kontikiさん
Pi側の電源ラインだけにノーマリーオンのリレーを入れておいて・・・
というのが思い浮かびましたが、マイコンのプログラムを書き換える必要がありますね。残念。
投稿: 若輩者 | 2014年6月 1日 (日) 11時32分
kontiki さん
LinnJazzは、なかなかイイですね。 選曲も良いですし。
USBタイプの無線LANは、windowsで使うと専用ドライバで、省電力モード
に切り替わったりして、熱を抑えているかもしれません。
linuxで使う場合は、そういった省電力モードが使えない可能性もあります。
設定しだいでは出来るかもしれませんが、良く分かりません。フルパワーモード
で使い続けると、小さな筐体では放熱しきれず、あちちに なってしまうって事かもしれません。
パワーオフしたら、RaspberryPiは止まっているので、 若輩者さんの言うように、PIC
からRaspberryPiのリセット端子を操作して、再起動させてあげるというのが
良い案だと思います。 ハードウェアもPICファームウェアも改造が必要になりますね。
投稿: たかじん | 2014年6月 1日 (日) 15時02分
昨日届きまして、本日組み立てました。
音楽データ専用のNASとしてRockDiskNextを準備中なので、とりあえずWEBRADIOに登録されているLinnJazzを聴いてみました。アンプはAVアンプなのですが、それでもとても良い音でびっくりしました。妻も大喜びで我が家ではこれで十分な感じです。しかも一発で何のトラブルもなく動作するなんてすばらしいです。
これからエージングをじっくり進めていき、ケーシングもちゃんとしてあげようと思っています。
リモコンは使用せず、WEBUIもしくはDroidMPDを使う予定なのですが、その場合PICマイコンは取り付ける必要はないでしょうか?
たかじんさんの続報ににありますように、スマホからPCと全く同様に全ての制御が可能というのにも期待しております。電源On/Offができれば最強ですが、電源は入れっぱなしでもアイドル状態では消費電力はかなり低いのではないかと安直に考えております。
今もLinnJazzを聴きながら書き込みをしていますが、これから音楽を聴くのがますます楽しみになりました。至れり尽くせりのすばらしいキットをご提供下さり本当にありがとうございました。
投稿: ゆんた | 2014年6月 1日 (日) 15時37分
若輩者さん、たかじんさん
レスありがとうございます。
これだけのことでも、チャレンジングな電子工作になるのですね。ちまたでは、shutdownの方法は、いろいろと情報がありますが、shutdown後の再起動の情報は少ないようです。PICのプログラムをいじるのは、僕には無理なので、とりあえずリセットボタンをつけることにします。
Volumioは、たまにフリーズすることがあります。また、うまく立ち上がらないこともあります。何度も電源抜き差しは、ハードウェアに良くないので、リセットボタンがあると、とても便利ですよね。下記のHPに詳しく解説されてました。
http://www.raspi.sea-dog.jp/2013/01/08/install-a-reset-button/
レギュレーターの隣にあるP6のスルーホールに、タクトスイッチを付けるだけです。ピンヘッダを立てると使いやすいですね。Rev.2のRaspから使えるとのことです。
投稿: kontiki | 2014年6月 1日 (日) 16時00分
kontikiさん
なるほど、そこをショートさせるだけでリセットが掛かるわけですか。たかじんさんが仰られていたリセット端子というのは、これなのですね。
回路図を見る限り、P6のグランドでない方に3.3Vの立ち上がりを加えてやれば起動するようですから、リレー等を用いずともマイコン直付けで行けます。普段はHiにしておくだけです。
IrBerryDACをいじりたくないのでしたら、使ってないIr信号だけに反応するセンサーを付ければよいと思います。3.3Vで動作する、I/Oピンが2ピン以上あるマイコンなら、何でも使えると思います。6pinのPICマイコンとか使えないですかね・・・?
Irリモコン関係の製作記事は沢山あると思いますし、一点ものでよいわけですから、自分のリモコンにだけ反応するように作ってみてはいかがでしょうか。
投稿: 若輩者 | 2014年6月 1日 (日) 19時26分
ゆんたさん
無事に完成したようで良かったです。
リモコンなし。PICなしでもご使用いただけます。 リモコンを使うとDACのフィルタ
切換えが手元でできるようになるという点が違うところです。
電源をONにしたままの運用では、多少、排熱に気を配ったほうが良いかもしれません。
密閉したケースのなかだと、そこそこ熱を持ちます。
ただ、HDMI接続してFull-HD画面を出し続けるような使い方ではないので、
熱で動作が止まるというほどにはならないようです。
投稿: たかじん | 2014年6月 1日 (日) 19時30分
kontiki さん
若輩者さん
RaspberryPiのりモード電源ONは、面白い試みですね。
一番手軽なのは、リセットスイッチ。 ぽちっと押すだけ。
若輩者さんの案のようにリモコンで遠隔ONも可能です。
マイコンのポート直接の場合、普段はハイ・インピーダンス出力にしておいて、
リセットをかけるときだけ「Lo」を出力するか、フォトカプラでも噛まして
絶縁しておくというのも良いかもしれません。
Irの受信プログラムは、IrBerryDACのPICプログラムも公開していますから参考
になるかと思います。 いわゆるNECフォーマットです。
アセンブラ時代はリモコン受信も大変でしたが、C言語を使うと案外簡単です。
投稿: たかじん | 2014年6月 1日 (日) 19時40分
若輩者さん、たかじんさん、ゆんたさん
レスいただき、ありがとうございます。
マイコン関連は完全にズブの素人なので、とりあえず、リセットボタンを付けて、ケーシングします(たかじんさんも仰っておられますが、これからの季節、簡単な放熱対策は是非必要と思います)。この方法で、電源を挿しっ放しにできるので、ゆんたさんのご希望はかないますね。
でも、スマホでシャットダウン後、リモコンでONできるようにすれば、すべて遠隔操作できるので、とても便利です。若輩者さんの仰るように、専用にPICを設けた方が簡単なのだと思いますが、IrBerryDACにPICが付いているので、なんとか利用できるようにしたいものです。PICの勉強と、PICライタが必要なので、遠い道のりです。^^;
でも、メーカーのお仕着せのAV機器と違って、ああしたい、こうしたい、という希望を皆さんと考えることができるのは楽しいですね。たかじんさんのブログのおかげです。ありがとうございます。
投稿: kontiki | 2014年6月 1日 (日) 23時11分
昨日からリビングでWEBRADIOを楽しんでおりますが、家族から寝室や子供部屋への増設の要求が来ました。
そこで、こちらを参考にI2S入力なデジタルアンプを使ってスピーカーを直接駆動できるシールドを作ろうかと思っています。IrBerryDAC後のアンプを省きたい考えです。そんなことができるかわかりませんが。
このように複数を同時に起動しておくような環境を構築する場合、 RaspberryPiのIPアドレスを固定する等するのでしょうか?
また、リモコンについては送信側もマイコンを使えばできるような気がするのですが、その場合たかじんさん指定のリモコンと同じデータを自作リモコンから出力するようにしてしまったら問題ありますでしょうか。
投稿: ゆんた | 2014年6月 2日 (月) 07時17分
完成おめでとうございます。
私もRockDiskNEXTの組み合わせで使用しています。
I2Sデジタルアンプはまだ希少じゃないですかね。
それと、IrBerryDACはDAコンバーターなのでI2S入力はあれど出力は無いので接続できるんでしょうかね?
投稿: mr_osamin | 2014年6月 2日 (月) 10時24分
mr_osaminさん
デジタルアンプはTAS5717のようなものを想定しています。MCLKが必要なように書かれていますが、Fs=48kHzまででよければMCLK=SCLKとしてレジスタ設定すればいいようです。我が家ではCD音質で十分なので使えるかなと思っています。
IrBerryDACとは別に新規に基板を起こす予定です。
投稿: ゆんた | 2014年6月 2日 (月) 12時47分
kontiki さん
ケースにリセットSWが最も確実ですね。 リモコンのように行方不明になったりしませんし(笑
IrBerryDACに載ったPICは、既にポートを使い切っていますが、書き込み用の
ポートをIOとして使うこともできます。
ソースコードも公開していますかr、ご自由にご活用下さい。
ゆんたさん
I2S入力アンプも面白そうですね。 ボリュームは手元ですぐに調整できる方が使い勝手は良いと思いますので、そのあたりをどういう仕組みにするかが、最大の焦点となるかもしれませんね。
volumioを同一ネットワークに複数立ち上げたことはないですが、IPアドレスを固定にしてぶつからないようにするのと、WEBアクセスもIP指定で行なう必要がありそうです。
赤外線リモコンは、電波を出すだけじゃないですから、自作で作る分には自由にしていいと思います。
投稿: たかじん | 2014年6月 3日 (火) 20時15分
mr_osaminさん
アポジーのDDXなどI2S入力のDクラスアンプが結構前(10年ほど昔)からありました。
まあ、音は微妙でしたが。。。 かなりデジタルアッテネータで減衰させなければ
ならないようなゲインになっていたので、その影響があったのかもしれません。
ゆんたさん
MCK-BCKの周波数は、ちょっと注意が必要かもしれません。 MPDの仕様だと思う
のですが、音源のフォーマットによって周波数が異なります。
MP3データだと、BCK:64fs
AACデータだと、BCK:32fs
ALACデータだと、BCK:32fs
FLAC、WAVの16bitデータだと BCK:32fs
FLAC、WAVの24bitデータだと BCK:64fs
その他のフォーマットは調べていません。
あとは、音楽の始まりや終わる瞬間に大きなポップノイズが出る可能性もありますので、慎重に検討する必要があるかもしれません。
投稿: たかじん | 2014年6月 3日 (火) 20時28分
たかじんさん
コメント、ご指摘ありがとうございます。音源のフォーマットに対するBCKとfsの関係については検討していなかった、といいますか知りませんでしたので非常に助かりました。
我が家でのたかじんさんのDACの音質、コストパフォーマンスのウケが非常によく、増設要求のプレッシャーで後には引けない状況ですので、ひとまず作ってみようかと思っています。
結果が出ましたら報告させて頂きます。
投稿: ゆんた | 2014年6月 3日 (火) 21時04分
ゆんたさん
頑張ってください。 良い報告をお待ちしております。
投稿: たかじん | 2014年6月 4日 (水) 23時41分