Select Your Language

免責事項

  • 本サイトの情報の利用、内容、サービスによって、利用者にいかなる損害、被害が生じても、著者は一切の責任を負いません。ユーザーご自身の責任においてご利用いただきますようお願いいたします。

    本サイトで頒布している基板およびキットは、技術者、またはそれに準ずる電気的知識をお持ちの電子工作ファンの方のためのものです。一般のオーディオファンの方のためのものではありません。
    また、頒布基板およびキットは、いかなる条件でも動作を保証するものではございませんので、あらかじめご了承ください。

    電子工作では、火傷、感電、火災などの可能性があります。十分に注意をして作業して下さい。

    営利目的のご使用は認めておりません。 記事の転載や、基板・キットの商用利用の方は、ご連絡ください。学生やサークルの学習目的でまとめてご購入する場合は特別価格でご提供させていただきます。
無料ブログはココログ

スポンサー

« 対決は突然に VoyageMPD VS Volumio Pi | トップページ | RockでNEXTなヤツは金沢からやって来た »

2014年1月26日 (日)

RaspberryPi VS CuBOX

ALIX3D2に続いてCuBOXへとMPDは進んだかのようなサイトも多いです。 なぜでしょうか。

疑問に思ったので、CuBOXについて調べてみました。

Cuboxpi

ネットから、写真を拝借いたしました。 

大きさはCuBOXの方が小さく、薄さはRaspberryPiの方が薄いです。 標準状態でケースに入っているのは、とても良いと思いました。 

 

CPUは共にARMプロセッサです。

CuBOX

CPU: Marvell Armada 510  ARMv7 800MHz 

MEMORY: 1GB  

ケースあり

 

Raspberry Pi 

CPU: Broadcom BCM2835 ARM1176JZF-S  ARMv6 700MHz 

MEMORY: 512 MB (Model B) 

ケースなし

 

比較すると、CuBOXの方が僅かにパワフルです。 CuBOX-iでは更にパワフルになっているようです。 MPDに、パワーが沢山必要かどうか意見は分かれるようです。 少なくともALIXはx86系CPU(AMD社Geode)なのでARMよりはCPUの処理能力は高いです。 それでもCuBOXの方がもてはやされているというのは何故でしょうか。 

消費電力が小さい方が電源へのインパクトも少なくて、音質への悪影響が少ない。 という考えのように思いました。 CPUパワーが足りなくて、音トビするのはNGとなりますが、可能な限り消費電力を下げるというのを目標にしているように思います。 

 

検索していると、どうもRaspberry Piの初期の頃、EthernetとUSBを同時に使えないという重大な問題があって、MPDの検討対象から外れたという経緯があったようです。 また、あまりに人気があって入手困難だった事も要因のひとつかもしれません。 もちろん、今では共に解消されています。 

ちなみに、Raspberry Pi は公式にオーバークロックが紹介されていて、実は1GHzまではOSインストール時に選択できます。 フォーラムの情報によると1.15GHzまで紹介されています。 さすがに危ないんじゃないでしょうか。

ハイレゾ音源でCPU負荷が足りなく音トビするようでしたら、少しオーバークロックするのもアリなのかもしれません。

今までは、両者の価格の差が4~6倍ほどありましたが、昨年末CuBOX-iの登場で、価格差が1.5倍程度まで縮まりました。 今後の動きから目が離せないです。 

 

 

私が Raspberry Pi で遊んでいる理由は、このCPU性能の差とは違う部分にあります。

また後日。 

 

 

 

にほんブログ村 PC家電ブログ ピュアオーディオへブログ村ランキングに参加してみました 
他の方の記事も興味深いものがあります。


« 対決は突然に VoyageMPD VS Volumio Pi | トップページ | RockでNEXTなヤツは金沢からやって来た »

Raspberry Pi」カテゴリの記事

コメント

いろいろと調査が進んでいますね。

CuBoxもそうなんですが、HDMI出力があるので、これを何かネタに遊べないものでしょうかね?

というのも、BDプレイヤーがHDMIを映像と音声デジタル出力で使い分けられる機種も出てきて、AVアンプ側もそれに対応してきています。

HDMI対応トランスポーターとして使えると、面白いなぁと思っているからです。
USBの問題とは無縁になりますし、HDMIはDSD出力可能だと思うので。
(プロトコルはよく知りませんが・・・)

mr_osamin さん

HDMIはビデオ出力のみじゃないですかね。 RaspberryPiのALSAドライバ(サウンドドライバ)もHDMI出力用がなかったように思います。 CuBOXは不明です。

>USBの問題とは無縁になりますし、HDMIはDSD出力可能だと思うので。
なるほど。 私もHDMIは良く知りません。 USBのようにオープンで仕様を公開していないから、調べようがないんですよ。 まあ、公開されていても、英語の仕様書をがんがん訳していくのは骨が折れます。 ARIBの仕様書だって日本語なのに、全然意味が分からないですし(汗

そう言えば、PS3のSACD再生はHDMIでもPCMに変換して出力していましたね。

たかじんさん

HDMIは、バージョンアップが頻繁で今は4K対応が出てきますね。
メーカー各社の互換性もまだまだ怪しいです。

XXLinkと各社名乗ってますが、皆HDMIだと思いますが、
互換性の問題と囲い込み戦略が垣間見えますね。

元々、DVIの拡張仕様なので音声よりも映像信号向けだと思いますが、
パイオニアの高級機では、工場出荷設定で映像と音声を独立させる設定になっているようです。
最初、音がでないと勘違いされるケースもw


>そう言えば、PS3のSACD再生はHDMIでもPCMに変換して出力していましたね。

私の使っているBDプレイヤーも同様の仕様です。
SACD対応のBDプレイヤーでは既に一般的なのかも知れません。

mr_osamin さん

確かに、HDMIをビデオと音声で分けるなんてことが流行っているようです。 パナソニックのBDもそんな感じの記事をどこかで読みました。

AVアンプなのにビデオを一切繋がないで音だけに使うのもどうかと思ったのですが、そういう使い方もありなのかもしれませんね。 ビデオが入ったHDMIを接続するより、ビデオを停止したHDMIの方が音が良いなんて記事をAV-watchで見た覚えがあります。

たかじんさん

SACDは最近のハイレゾブームのためか、タイトルがいろいろ出てきそうです。
また、DVD Audioの流れをくんだBD Audioも昨年からリリースされています。
ネット配信サービスももう少し価格がこなれてくると一気に需要が伸びると思います。


音声のみのマルチはClassicに多いのですが、4chソースなどもあります。
HDMI自体はTVなどでかなり普及しているので、オーディオ環境もデファクトになってゆくのではないでしょうかね。

mr_osaminさん

どうも、RaspberryをHDMIで音を鳴らすとこができるらしいです。
http://www.isibasi.com/~osamu/2013/02/raspberry-pi-hdmi-mpd.html

HDMIは、ビデオを統合したAVシステムでは標準になりますが、可能な限りピュアなオーディオを目指すものは、ビデオ信号を嫌うので入り込まないような気がします。
ネットワークオーディオは、どちらかというとAV寄りな気がします。 どうなっていくのでしょうか。 PCオーディオとネットワークオーディオの関係も気になります。 コントロールにPCを使うならPCオーディオの方がシンプルですからね。 

たかじんさん

あ、本当ですね。
けれど、まだまだ課題がありそうですね。
TVなど接続しないと音が出ないというのは何故なんですかね?

HDCP認証の事を言ってるんでしょうかね?
それならAVアンプは認証先ではないということなのかな・・・

不思議です。

>PCオーディオとネットワークオーディオの関係も気になります

そういう視点はありませんでした。
同型のものかと思っていましたが、確かに考えてみると今後の方向性が各々どうなるか気になりますね。

mr_osamin さん

HDMIって、確か画面解像度とかシンク周波数とか、そういうのをやり取りして、出力信号をきめているんじゃなかったでしょうか。 接続されていないと、相手の情報がわからず出力を出せない状況にあると思います。

上のリンクでは、いちど読み出した信号をファイル化して、次回以降はファイルを読むことで接続なしで信号を出すという、裏技をつかっているようです。

メーカー製のネットワークオーディオ機器の多くは、USB端子(B)もあって、USB-DACとしても使えるようにしていますね。 そういう意味では統合、同意語になっているのかも。

>上のリンクでは、いちど読み出した信号をファイル化して、次回以降はファイルを読むことで接続なしで信号を出すという、裏技をつかっているようです。


あ、なるほど。
ご存じのとおり、HDMIは著作権保護の関係でコンテンツを送出する側が受信側を認証し、公開鍵暗号によってコンテンツの暗号に使う鍵を共有するプロトコルが実装されています。(HDCP認証)

これが原因なのかなと思ったわけです。

以前、どこかでご紹介した記事で、HDMIからLPCMをスプリッターで抽出する際に、認証先が無いとデジタル音声を取り出せないという話があったので。

mr_osaminさん

おそらくですが、PCの画面を出すだけなら、HDCP暗号化は要らないので、素のビデオデータを出しているんじゃないかと思います。 デジタル放送や、DVD、BDなどコンテンツを保護する必要があるときだけHDCPに対応していないと画像が出力されないって仕組みだったように記憶しています。

まだRaspberryPiをHDMIでは接続したことがないです。 ケーブルを購入していないんですよね・・・ ヨドバシに行ったら、太くて硬そうなケーブルしか売っていなかった。 しかも1.5mで1800円などと高いものしかなかった。 500円くらいでないんですかね?

>500円くらいでないんですかね?

ありますよー、Amazonで検索すれば山のように出てきます。

mr_osamin さん

その手があった!  そのうち試そうかなぁ。 ウチのTVの唯一のHDMI端子はRaspberryPiで占有か。 

USBスティック形状のアンドロイド機器も去年くらいから出ていて、なんちゃってSMART-TV化できると思っていましたが、RaspberryPiならLinux-PC化ですね。 YouTubeが見れる以外、特に利点はなさそうですけど。 
関係無いですが、薄型TVのスピーカーの音ってなんであんなに酷いのでしょうか・・・ お陰で音楽番組は殆ど見なくなってしまいました。 

たかじんさん

>薄型TVのスピーカーの音ってなんであんなに酷いのでしょうか・・・ お陰で音楽番組は殆ど見なくなってしまいました。 

三菱のTVは音イイですよ。ダイヤトーン!
けれど、私はそれならオーディオ装置に繋いで聴くので不要ですがw

もともとの話の流れですが、RaspberryPiでI2S接続という話題があって、それは興味あるなぁと思っています。
ただ、I2Sというのはモジュール間インタフェースで、機器間のインタフェースじゃないなぁと思っています。
その査証として、機器間のI2Sインタフェースって規定が無く、各社独自の方式をとっていますから。

で、USBをちょっと嫌ってみて、他にないかと考えるとHDMIが候補にあがりました。
けれど、ピュアオーディオ用のDACはいまだにHDMIが無い。
しかし、AVアンプはあった!w

けれど、そもそも映像信号用じゃないの?ということになりますが、最近では音声信号用でも使われる流れがあって、
RaspberryPiやCuBoxはHDMIがあるじゃない!

という理解です。
たかじんDACにはHDMIをつける?(笑)

mr_osaminさん

そうそう、すっかり脱線していました。 I2Sは、現在検討中です。

HDMIは、個人では無理ですね。 残念ながらhttp://www.hdmi.org/ に加入しないと規格書すら手に入りません。 LSIもそう簡単には入手できないですし、規格適合性試験は一体いくらお金をとるんだか・・・ 

HDMI端子・ケーブルを使ったI2S信号を外部機器に伝える手法は、ガレージメーカがやっていますね。 

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: RaspberryPi VS CuBOX:

« 対決は突然に VoyageMPD VS Volumio Pi | トップページ | RockでNEXTなヤツは金沢からやって来た »

サイト内検索(new)

2025年2月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28