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« 最もローコストなMPD+AirPlayシステムの構築方法(1) Volumio + RaspberryPi | トップページ | volumioに操作ボタンをつける »

2013年12月30日 (月)

最もローコストなMPD+AirPlayシステムの構築方法(2) Volumio + RaspberryPi

昨日は、ラズベリーパイを使ったMPD+AirPlayシステムの概要について書きました。

本日は、その構築方法について書こうと思います。 

Rasp07

基本的な使い方をするのであればとても簡単です。 Linuxの知識が無くても大丈夫。 コマンドは一切使いません。 

 

■MPD+AirPlayの構築方法

1.Volumioをwebサイトからダウンロード 

Raspberry Pi 用を選択してダウンロードします。 この中にMPDとAirPlayができるイメージファイルが入っています。 

Rasp08  

 

 

2.DD for Windowsをダウンロード 

SDカードに上記ファイルを書き込むソフトです。  

Rasp09  

 

 

3.DD for Windowsを使って、VolumioのイメージファイルをSDカードに転送

Windows7だと、DDWin.exe実行ファイルを右クリックして「管理者として実行」でSDカードが見えるようになります。 

Rasp10_2 

 

 

4.Raspberry Piに、LANケーブル、SDカードを挿して起動

LANは、DHCPサーバが機能しているネットワークに接続します。 通常のルータでOKです。 micro-USBへ1Aクラスの電源を挿して電源ONです。 電源スイッチはありません。 

キーボード、マウス、HDMIモニターは接続する必要はありません。 物によっては電流を多く喰い、不具合を誘発する可能性があるので接続しない方が良いといえます。

Rasp01 

ここまで、所要時間は15分。 設定は何もしていなくても動作します。 とても簡単ですね。

 

 

 

■volumio(MPD)の使い方

いよいよ、RaspberryPi上のvolumio(MPD)の使い方です。 単体のMPDの使い方とは全く異なります。 クライアントソフトウェアなしで、動かすことができます。 

 

1.http://volumio/ に ブラウザからアクセスする

電源を投入してから起動するまで 1分くらいかかりますので、少し待ってからアクセスします。

http://volumio/   
http://volumio.local/ 
http://192.168.xx.xx/   直接アドレスを指定してもOKです。 

 

Rasp11 

もし、volumioが見つからないとき、 http://www.raspyfi.com/wp-content/uploads/BonjourSetup.exe をインストールしてください。 アップルが開発したゼロ・コンフィグレーション技術を使ってネットワーク上の機器を自動認識させているからです。 iTunesをインストールしているパソコンには既に導入されているはずです。

 

2.楽曲ライブラリを登録する 

最初に起動したときは、ライブラリが空っぽですから、右上のMENUからライブラリを登録します。  

下記の画面からNASやWindowsの共有フォルダを指定します。

そして、「UPDATE MPD DATABASE」 を押すとデータベースが更新され、左下のBrowseで登録された楽曲が見えるようになります。 

 

Rasp12 

何も持っていなければ、インターネットラジオでも良いでしょう。 USBメモリにMP3を入れても良いです。 私の電源環境のせいか、USBメモリを挿した瞬間、Raspberry Piの電源が落ちてしまいます。 起動するのを待ちましょう。

 

 

3.音楽を鳴らしてみる 

データベースを更新したあと左下のBrowseをクリックすると、こんな感じに。 

Rasp13 

NASを持っていない。 という場合も  WEBRADIO にインターネットラジオが沢山登録されています。 LinnClassical、LinnJazzあたりでも聴いてみて下さい。
びっくりするほどの音がでます。 このチャンネルは 320kbpsで配信されているようです。 やばいです。 

自分でCDをリッピングした192kbpsのMP3より良さそう・・・  これ、無料でいいんですか?

 

 

 

■AirPlayの使い方

1.iPhoneのコントロールセンターからAirPlayをタップする

Rasp16 

「volumio」を選択して、再生するだけ。  もちろんパソコンのiTunesからもAirPlayできます。

 

ここまでで、基本的な使い方は終了です。

Audio Output、ミキサー設定、リサンプリング設定、ネットワーク設定などもあります。 ご自由に試してください。 電源OFFや、再起動もWEB-UIのMENUからできます。 特に電源OFFをしてからではなく、いきなりRaspberry Piの電源を切っても、今のところ問題は起きていません。

 

うまく動作しない時はトラブルシューティングもご覧下さい。

 

 

高音質再生(低負荷再生)の方法

ネットワークプレーヤーはNASなど、LANを経由してデータを持ってきて再生しています。  それでもCDプレーヤーよりも高音質といわれることが多いのですが、volumioでは更に高音質再生する手段が用意されています。

簡単に言ってしまうと、ネットワーク越しで楽曲を持ってくるのではなく、ローカルのデータを再生するのです。  NAS経由では、TCP/IP通信の負荷がCPUにかかるだけではなく、NASの応答速度のバラつき、ネットワークの込み具合、ルーターの処理能力による遅延など不安定要素が絡んできます。 そのため、多少のバッファにデータを溜め込んで音が途切れないようにするのがネットワークプレーヤーの仕組みの基本なのですが、最初っからそういう不安定要素を断ち切れれば、CPUは無駄な処理をしなくて済みます。 

CPU負荷を減らす事は、PCオーディオとして高音質再生の基本となっています。 とは言っても、どの程度影響がでるか、まだ試していません。  無責任で申し訳ないです。  皆様に検証して頂きたい部分でもあります。 

 

1.Ramplay (RAMDISKからの再生)

volumioは標準で、RAMDISK再生機能があります。 256MBの領域をRAMDISKとして確保してあり、そこへMP3やFLACなどのデータを転送することでRAM上から楽曲を再生できます。 

Rasp14

Windowsのエクスプローラからネットワークを選択し、\\volumio\Ramplay と入力するとディレクトリが開けます。  volumioはsambaサーバーを動かしているので、ネットワーク越しで内部のRAMDISKを公開しているのです。

開いたRamplayフォルダに、再生したいファイルを置いてから、MENU -> LIBRARY -> データベース更新をします。

左下のBrowseをクリックするとramplayが現われて、再生できるようになります。 

このデータは電源を切るまで再生可能です。 Ramplayの容量は最大で256MBと控えめな容量です。 これはRaspberry Pi のメモリの制限なので仕方がないところではあります。

これを! という曲を真剣に聴くときにはとても有効な手段だと思います。  

 

 

2.SDカードの余ったエリアにデータを置く方法

volumioは2GBのSDカードにイメージファイルを転送して使うようになっていますが、それ以上のサイズのSDカードでも問題なく使えます。 と言っても、実は、余った領域はパーティションすらない状態で、そのままでは使えません。  Windowsの管理ツールあたりでパーティション、FAT32フォーマットができれば簡単だったのですが、試してみたところダメでした。 

ということで、ココから初めてLinuxらしくコマンドによる設定が始まります。 ssh通信するためにsshソフトウェアを準備します。 今回はputtyというソフトを使いました。 sshやvi(テキストエディタ)の使い方などは割愛させて頂きます。 

事前に、volumioのIPアドレスを調べておく必要があります。 
先ほどのWEB-UIからMENU -> NETWORK を開くと アドレスが見えます。
コマンドプロンプトから >ping volumio でも判ります。

 

■volumioへssh接続します。

  login as: root
  password: volumio

  でログインします。

■fdiskでパーティションを設定します。

  fdisk /dev/mmcblk0     <- これがSDカード

  m  でfdiskのコマンド一覧が出ます。

  p  現状のパーティションを確認します。

        Device Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/mmcblk0p1   *        2048      155647       76800    b  W95 FAT32
/dev/mmcblk0p3          155648     3411967     1628160   83  Linux

何故か、パーティション2が抜けていますが気にしないことにします。

  n  新しいパーティション作成。
     「プライマリー」 で 「4番目」 「残り全ての領域」を割り当てました。

Command (m for help): n
Partition type:
   p   primary (2 primary, 0 extended, 2 free)
   e   extended
Select (default p): p
Partition number (1-4, default 2): 4
First sector (3411968-30703615, default 3411968):エンター
Using default value 3411968
Last sector, +sectors or +size{K,M,G} (3411968-30703615, default 30703615):エンター
Using default value 30703615

  p  現状のパーティションを確認します。

        Device Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/mmcblk0p1   *        2048      155647       76800    b  W95 FAT32
/dev/mmcblk0p3          155648     3411967     1628160   83  Linux
/dev/mmcblk0p4         3411968    30703615    13645824   83  Linux

  t  パーティションIDを変更します。 c(FAT32 LBA)にしました。

Command (m for help): t
Partition number (1-4): 4
Hex code (type L to list codes): c
Changed system type of partition 4 to c (W95 FAT32 (LBA))

  p  現状のパーティションを確認します。

        Device Boot      Start         End      Blocks   Id  System
/dev/mmcblk0p1   *        2048      155647       76800    b  W95 FAT32
/dev/mmcblk0p3          155648     3411967     1628160   83  Linux
/dev/mmcblk0p4         3411968    30703615    13645824    c  W95 FAT32 (LBA)

  OKですね。  w で書き込んで終了します。 

 

■新しいパーティションをフォーマットします。

  その前に一度、再起動します。 

  reboot  コマンドでリブート(再起動) できます。 

  起動したら、sshで接続してログインしてから下記コマンドを打ちます。

  mkfs.vfat -v -F 32 /dev/mmcblk0p4

 

■フォーマットできたら、マウントします。

起動時に自動でマウントされるように設定します。 

  nano /etc/fstab

編集して、下記の赤い部分の1行を追加します。

# /etc/fstab: static file system information.
#
#/dev/mmcblk0p3 /  ext4  ・・・・・(略)・・・・・     0 1
/dev/mmcblk0p3  /  ext4   noatime,nouser_xattr,errors=remount-ro 0  1
/dev/mmcblk0p1  /boot  vfat    utf8      0  0
/dev/mmcblk0p4  /mnt/USB  vfat  utf8  0  0
Ramdisk   /run/shm   tmpfs   defaults,size=256M,noexec,nodev,nosuid   0  0

 

本当は、USBメモリを挿したときにマウントする場所なのですが、volumioのデータベース更新などありますから、この場所が簡単なのです。 ちなみにfstabのシステムパーティションの記述を書き換えたりすると起動しなくなりますので注意してください。 万が一、起動しなくなった時は、SDカードにファイル転送から始めます。 

下記のように、転送元へもコピーしておきます。

cp /etc/fstab /var/www/_OS_SETTINGS/etc/fstab_raspberry

一度 reboot して新規パーティションをマウントさせてからつづきます。 

 

■sambaで上記フォルダを公開します。

次のコマンドうって 「smb.conf」 をダウンロードします。

  wget nw-electric.way-nifty.com/blog/files/smb.conf
  cp smb.conf /etc/samba/smb.conf

smb.confの変更内容は下記の通りです。 

[share]
   comment = MPD directory (/mnt/USB/)
   path = /mnt/USB/
   read only = no
   public = yes
   follow symlinks = yes
   wide links = yes
   create mode = 0777
   directory mode = 0777
   share modes = yes

sambaを再起動して、フォルダが外部から見えるか確認します。

  /etc/init.d/samba restart    と打つとsambaが再起動します。 

Rasp15  

 

このように確認がとれたら、/etc/samba/smb.confを保存します。

 cp /etc/samba/smb.conf /var/www/_OS_SETTINGS/etc/samba/smb.conf

これで、終了です。 お疲れ様でした。

 

あとは、Windowsのエクスプローラからネットワークを選択し、\\volumio\share と入力するとディレクトリが開けます。 そこへ、再生したい楽曲を入れます。 フォルダ階層ごと入れてもデータベースはちゃんと認識します。 日本語名もOKでした。 

 

Rasp03 

 

いや~ 本当にヤバイですね。 この音質。 NAS接続とは明らかに音が違います。
お気に入りの曲や、ヘビーローテーションな曲はSDカードへ置くのが良いと思います。 

 

ではでは、皆さんも楽しんでください。 

 

 

ネットワークに接続しないスタンドアロン再生方法は、次回!

Raspberry Pi らしく、Python(スクリプト言語)を使ってPLAYボタンなどを増設します。 いよいよ電子工作の時間です。 

 

 

 

 

※) SDカードのフォーマットはFAT32で行いましたが、その他のフォーマットでもOKです。 一説によるとフォーマット形式でも音に差が出るらしいです。 軽さを求めるのであればext2ですが、一旦クラッシュすると復旧に時間がかかる問題があるため、ext4の方が良いかもしれません。 

追記======================

現時点で最新版のmpd-0.18.8を入れたバイナリを公開しました。 こちらからどうぞ。

 

 

 

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コメント

色々な実験と結果を書いて頂いてありがとうございます。助かります。javascript:void(0)

見せていただいてAirPlayでも再生できました。
DACはHifiBerryでvolumio beta1.2でi2sonで昨日から利用中です。

通常のfdiskでマウントしてFAT32でフォーマットと言う方法も助かります。私もこれで後14GBもSDから再生できます。
2Lソースを入れてHifiberryでの再生です。

/mnt/USBにマウントする方法ですが、USB HDDとか接続した時にconflictしませんか?
やはり
# mkdir /mnt/SDMem
# chmod 0777 /mnt/SDMem
# ln -s /mnt/SDMem /var/lib/mpd/music/
とかしたほうがUSBのHDDも使えるので便利ではないかしら?

もちろんこれに合わせてSamba(/etc/samba/smb.confなど)も書き換えるわけですが…

飯田さん

SDカード用の領域を作るのは、思っていたより簡単なんですね。
もっと面倒なことをしないとならないかと思っていました。
この方法は、名案と思います。

次回UPDATEのバイナリに入れておこうと思います。

ちなみに私の使ったUSBメモリが悪いのか、USBメモリからMP3を再生すると音が途中で切れてしまいます。 飯田さんのところは大丈夫でしょうか?

おかげさまで2LのソースをいくつかSDメモリに入れてテストできました。

もともとRaspberry PiってNetworkとUSBが同一コントローラの下で動作しているのでLANを使うとき(Wifiも同じ)はUSBデバイスを使うとバス競合が生じて色々まずいみたいです。

早いUSB DAC(DDC)を接続するとそのために落ちたりしました。

USB/LANとオーディオ出力を分離したいというのが今回Hifiberryを購入した最も大きな理由の一つです。内蔵のHDMI/BCMなんちゃらのサウンドではあまりにかわいそうなので…

ですからUSBメモリでの再生はほとんどしませんが、192KHz24bitでもLANトラフィックがなければ動作するはずです。
で実験してみました。

現在はモバイルバッテリ(Cheero 10400mAH)からUSBケーブルで電源を取り、HifiBerryを載せたRaspberryPi Model BをVolumio(1.2β)でapt-get update/apt-get upgrade/i2sonとして、apt-get install cifs-utilsでsamba共有領域がマウントできるようになりました。cifs-utilsを入れない時はnfsでマウントしました。

それでVortexBoxのdefaultのSamba共有のfiles/musicをマウントしています。
無事に安定して動いているようです。Win7のgmpcで制御します。

USBメモリ(4GB)に2Lのソース192KHz24bit flacを入れてgmpcで再生指定しましたが動作しています。96KHz24bit flac(HD Tracks)もOK。CDリッピングのflacも通りました。

# ちなみに普段はUSBポートには何もつないでいません。

飯田さん

そうなんですよね。 USBと共有しているといいますか、LAN9512というデバイスは、SUB-LAN変換ICにUSB-HUBがくっついたようなデバイスで、ラズベリのメインICとはUSB接続されています。

HDMIはデジタル出力なのでまだ許すとしても、ミニジャックの方はいただけません。 
パソコンのビープ音より少しマシというくらいに考えた方が良いですね。

どうも apt-get upgradeするとvolumioのシステムが上書きされて正しく動作しなくなるようです。 volumioバイナリは問題なければ、そのまま使うのが良いみたいです。
cifs-toolsも入れてしまうと、WebUiからNASを認識させることができなくなりました。

システムを作りこんでいますから若干クセがあるようで、RaspbianにMPDを入れたものとは違う考えで使った方がよさそうです。

HiFiberry、RaspyPlay3 の他、Pi-DAC というのも出てきましたね。 この手の海外製DAC基板は、電源やオーディオ信号が通るキャパシタをセラミックコンデンサで済ませてしまうケースが多いように思います。 まあ、(連続の)正弦波で計測すると違いは誤差程度ですので、基板量産でチップリフローだけで済ませる合理主義なのかもしれません。

upgradeしても今のところはそれほど変化はないように見えます。
gitでwiringPiを入れるのにはmustみたいなのでそうしました。

スタンドアローンで動かすアイデアは良いですね。
wiringPiを入れたのはその準備です。
https://projects.drogon.net/raspberry-pi/wiringpi/

それとネットで検索していたらparted(パーティション切り直し)機能をrootファイルシステムに適用する例がありました。これだと今の1.8GBの部分を残りに拡張できるようです。ただしLINUXのファイルシステムになります。
http://onihei.wordpress.com/2014/03/08/raspberry-pi%E3%81%ABvolumio-1-2beta%E3%82%92%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%99%E3%82%8B/

というのもありましたし、
http://elinux.org/RPi_Resize_Flash_Partitions
という正統派もありました。

この年齢(1950年生まれ)になるとSMDデバイスなんてとてもハンダ付けできないし時間がもったいないのでHifiberryに飛びついてしまいました。(^_^;

自分のシステム内には確かに信号パスにセラミックはおろか、電解コンさえOSコンでも嫌なのにね。

IrBerryは良さそうですが…ハンダ付けはせいぜいスピーカーシステムのネットワークと内部配線くらいで手一杯なので誰か作ってくれれば使いたいです。

今別にこんなの
http://www.msbtech.com/oem/mp-acd512.pdf
を使ったDACも他作(自分は計画だけでテストと試作は友達のところの学生さん)を計画中なのでそれができたら次の応用でI2Sで接続できるか挑戦したいです。

もしできると結構おバカなプレーヤーができると思うのですが…

ちなみに書かれていたcifs-tools?(cifs-utilsでSambaのディレクトリをNASとしてマウントするのに私もトラブった。そのときにおまじないとして友達がここに書いていた。

http://tonojie.hatenadiary.jp/entry/2013/09/08/235804
でadvanced optionでflagsにsec=ntlmと入れると動きました。

ハイレゾのテストソースですが、ご存知でしょうが有名な例
http://www.2l.no/
から右上の2L Brand Storeのところをドラッグして
TestBench HD Audio Files
のところに飛びますと352.8KHzまで入っています。192KHzのflacのダウンロードして試すのが良いのでは?

うちではATOM+voyageMPD+USBとWin7+foobar2000で352.8KHzの再生はできます。
RaspberryPiでは試していません(USBなので)。
Miirror canonとかDiveltimentiとかBelleza Crudelとかは結構それなりにハイレゾらしい特徴が出ますよ。

飯田さん

Raspbianをインストールするとメニューの中でSDカードの領域一杯まで拡大する事ができますね。
おそらくFAT32でフォーマットするよりlinuxのネイティブフォーマットの方が良いかと思います。 カーネル2.6の初期のころ、HDDでベンチマークしたときはFAT32はとても負荷が大きく遅かったのを憶えています。 ext2と比べて2倍~3倍くらい遅かったのが印象に残っています。

無料ハイレゾ音源はhttps://nw-electric.way-nifty.com/blog/2014/03/raspberrypivo-1.html
こちらの記事の時に利用させてもらいました。
私の環境では、96kHzと192kHzとで明確に差を感じられませんでした。 ならば、容量が少ない96kHzでいいか。 という風にも思いました。

DAC内部で384kHzまでアップサンプリングされるので、アナログ波形の滑らかさには変わりはなく、必要とされるLPFも同じで良いのがラクですね。 

失礼しました。cifs-utilsでした。 こちらをいれて手動マウントはできるようになりますが、volumioの特徴であるWEBUIからは認識できなくなってしまう。 という事を書きたかったのです。  コマンドを一切打たずに、全てWEBUIから設定や再生コントロールができるというのがvolumioの美点な気がしています。 1.1Betaより1.2Betaの方がNASマウントに関して認識しやすくなったらしいです。 マルチプラットホームで作製しているのに、着々と完成度を上げてるというのは素晴らしいです。

そうそう、wiringPiを入れたということは、CプログラミングでGPIOを使うということでしょうか。 RaspberryPiは、色んな手段があって面白いですね。

「volumioに操作ボタンをつける」という記事では、pythonスクリプトでGPIOを使っています。 

飯田さん

>IrBerryは良さそうですが…ハンダ付けはせいぜいスピーカーシステムのネットワークと内部配線くらいで手一杯なので誰か作ってくれれば使いたいです。

表面実装パーツは、オプション料金ではんだ付けしてもらえるので、
あとは、若干のパーツをつけるだけです。

随分敷居が下がりますので、一度検討してみてはいかがでしょうか?

mr_osaminさん

フォローありがとうございます。
まだ、目が見えるのでどうにかなりますが、あと5年、10年後は分りません。。。

最近、仕事で使おうとしているEthernet ICが0.4mmピッチで、使うかどうか迷っています。 鉛フリーで0.4mmはちょっと。。
pin幅0.2mm、 隙間0.2mmですよ。 0.1mmずれると、ほぼ致命的。 7~8年前にハンダ付けしたときは共晶ハンダでも限界を感じました。 

その後、別のRaspberry用にHifiberry Digiを買いました。

それはFAT32でフォーマットせずにext4でフォーマットして同様に/etc/samba/smb.confを書き換えて開いているSDメモリエリアをSambaでアクセスしてCDリッピングしたALACを入れました。

VOLUMIO Beta1.1ではHifiberry Digiは以下のsndrpihifiber_1と言うデバイスでhw:1,0でアクセスすることが分かりました。

card 0: sndrpihifiberry [snd_rpi_hifiberry_dac], device 0: HifiBerry DAC HiFi pcm5102a-hifi-0 []
Subdevices: 1/1
Subdevice #0: subdevice #0
card 1: sndrpihifiber_1 [snd_rpi_hifiberry_digi], device 0: HifiBerry Digi HiFi wm8804-spdif-0 []
Subdevices: 1/1
Subdevice #0: subdevice #0

一応これで再生はできました。

飯田さん

Hifiberry Digiも行きましたか。

snd_rpi_hifiberry_digiのドライバソースを見ていないので、よく分からないのですが、
snd_rpi_hifiberry_dacと何が違うのでしょうか? 

wm8804/5は、一時期、SPDIFを低ジッターで受信できるレシーバーとして注目を浴びましたね。 でも、実際にはジッターが多いソースを入力するとロックせず、結構シビアなICという評判になってしまったように思います。  Hifiberry Digiは SIDIF-INとして使わないのでそんな心配は無用ですね。


ブログを拝見させていただきました。
お聞きするのが適切かどうかわからないのですが、質問させていただきてく、書き込ませていただきます。

私は RaspberryPi2 + Volumo でひとまず再生環境が構築できました。
Wifi ルーター(AirMac)に接続したハードディスクをNASに設定しているのですが、なぜかライブラリーを何度更新しても途中までしか曲目リストが作成されません。NAS に保存してあるのは276フォルダ、9,195ファイル、251.02GBで、うちリストが作成されるのが136フォルダ、4,762ファイル、134.53GBですから、ほぼ半分です。

扱えるファイル数に制限があるかどうかなど、原因をネットで調べているのですが、今のところそれらしき記述は見つかりません。

記事の内容に直接関係ない質問で恐縮ですが、もし何かご存知でしたら教えていただけないでしょうか。

むさん

なるほど。 なんどやっても同じ結果になってしまうんですね。
考えられるものとしては、mpdデーターベースの制限、もしくは、SDカード残り容量がない。 くらいでしょうか。

sshで接続して「df」 コマンドを打つと、SDカード内の使用量が見えますので、確認してみるとよいかもしれません。

コメントありがとうございます。

SD カードは 8G を使っています。使用量を調べてみたら以下のとおりでした。
容量が足りないということはなさそうです。

1k-blocks 76186
Used 24852
Available 51334
Use% 33%

それで、いまさら気づいたのですが、HDDは MacOS拡張 (HFS+) だったので、これをFAT でフォーマットしてから再度試してみようと思います。曲のコピーに時間がかかっているのでまだ試せていませんが、やってみたらご報告します。

では、では。

むさん

なるほど。SDの容量は問題なさそうですね。 
MPDが作れるデーターベースのサイズの制限はどのくらいなのか、全く把握できておりません。。

また、何か、読めないファイルが混じっていて、毎回そこでエラーでとまってしまうということも考えられなくはないですね。
明確な回答ができず、すみません。
 

その後、HDD を FAT32 でフォーマットし直して、まったく同じデータをコピーしたところ、あっさりと John Lennon の壁を越えられました(笑)
以前は A から始まって、どうしても John Lennon で止まってしまったのですが...

やはり HFS+ の問題ですかね。なぜ途中まで読めたのかはわかりませんが。

お騒がせしました。

むさん

良かったです。 HFS+ へは、完全対応できていないんですね。 同じUNIX系なのに。。。 

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