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2013年12月 9日 (月)

DACに使用するIV変換の検討 (3)

Iv_00

さてさて、止まっていたDACのIV変換のつづきです。

 

ざっと、回路を基板レイアウトに落とし込み、基板の試作です。

 

Iv_01

 

この週末、ちょっと進みがわるかったので、ここまで。

若干、TR数が多いですね。 これで1回路分ですから、4倍の数が必要になってきます。

 

まともに動くかどうか・・・   実は、Spiceシミュレーション上では、なぜか発振しています。

ただ、私の野生の勘としては、発振せずに動くのではないかと思っています。

 

んまあ、発振したらしたで、何かしらの対策をすれば良い訳だし。 と、お気楽な気分で挑もうかと思っています。

 

どうなるのでしょうか。

 
私としては、この試作でDCの安定度を見極めたいです。

 

ベース接地入力でカレントフィードバックな回路は、超ハイスピード動作が期待できますが、さすがに作ったことがないので、未知のエリアへと突入ですね。

 

 

 

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DAコンバータ」カテゴリの記事

コメント

楽しみです。

ま。さん

私も、久しぶりの新回路で楽しみです。 少しTR数が多いのが気になります。
1回路あたり11個。 4回路で44個ものトランジスタが必要になってしまいます・・・ 

たかじんさん

確か、ベース接地で受けて、カレントミラーで折り返して、バッファ、という話だったかと思います。

カレントミラーのところ、“?”と首を傾げましたが、回路図書いて納得しました。一応、ワイドラー型カレントミラーの変形(?)なのですね。ベース電流を補償するトランジスタを利用して、1石節約している。

+側の定電流回路は、-側のコンプリメンタリで構成しているのですね。+側の構成、とても勉強になりそうです。

+側に入っている半固定抵抗は、出力のDCオフセット調節用でしょうか。

とりあえず、回路定数は異なると思いますが、Spiceで、AC解析をする限りでは発振していなそうでした。過渡解析を深くはやっていませんが1kHzでは発振しませんでした。
私の適当な回路定数でも、(無負荷)歪率は、0.014%が出ました。たかじんさんオリジナルなら、1桁下がるでしょう。凄いポテンシャルを秘めた回路なのだろうと思います。(DACの出力がどうなっているとか詳しくないので、入力した交流電流は適当です。)


たかじんさんの、野生の勘というか、経験からくる直感がどうなるのか、わくわくしてきました。

電流帰還アンプの帰還RにCをパラにするならほかで初段に局部帰還をかけないと安定しないのではありませんか?

たかじんさんこんばんわ。ご無沙汰しております。

野生な技術者、ステキですw

ぱっと聞いただけでは、とても安定が難しそうな感じがしますが、こういう回路にチャレンジするのもいいですね。DC帰還をどうやってするのかとても興味を惹かれます。

若輩者さん

すばやいシミュレーションありがとうございます。  カレントミラーは、ウイルソン型と呼ばれるタイプです。 TRのひとつをダイオードに置き換えています。
2次歪みは-120dBくらいですね。 3次が-130dB程度。 差動合成で2次は打ち消し合います。 3次は加算される見込みです。 
 
henさん

電流帰還で帰還抵抗にCを入れるのはタブーですよね(笑 
さすが良く判っていらっしゃる。  たまにはこういう挑戦もよいでしょう。  撃沈して別の回路を考える必要が出てくるかもしれません。

i6502さん

DC安定度は、差動回路がない時点で、全くのぞめません。
その辺を見極めたいのですよね。 シミュレーションではわかりづらい部分です。 特定TRを手で触って暖めたりしてどのくらいドリフトするのか実際に電圧を測りながらテストするのがいいんです。 昔ながらの手法です。  そうやってちょっとTRに触れただけで発振するようだったらどこかに問題があるという事もわかりますし。

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