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2013年10月24日 (木)

Net Audio VOL12

ネットで注文したNet Audio vol12が来てました。
さすがに早いです。 amazon

Netaudio
 
久しぶりにこの手の雑誌を購入してみたのですが、

結構、色々なメーカーの広告が載っていて楽しいです。

今、流行のハイレゾ再生機器、USB-AUDIO、ネットワークオーディオなど記事が書かれていて思っていたより、てんこ盛りの内容でした。 まだまだ、全てのページに目を通せていないのですが、皆さん気になる付録ディスクの方を紹介しようと思います。

 

いや、私が気になっていただけなんですけど。

 

 

Netaudio1

ここに、衝撃の事実が書かれています。 

最初に書いておきます。これはディスクに収録されている特定の1曲です。

録音は48kHz/24bitで行なわれていてPCのソフトウェア(ProTools)で96kHz/24bitへとアップサンプリング。 その後アナログ機材でリバーブ処理をして2chへダウンミックス。 そのアナログをKORGの機材を使ってDSDへと変換。

   いいんですか? それで。

 
量子化は確かに24bitです。 が、48kHzサンプリングで22kHz以上の高域はバッサリと切っているし、その急峻なフィルタが入った音をレコーディングしている。 図にするとこんな感じでしょうか。
 
 
Netaudio2
 

 

96kHz/24bitデータにアップサンプリングして容量が増したものをディスクに入れるより、そのままの48kHz/24bitで良かったのではと思ってしまいました。  DSDの素材としてレコーディングするなら、せめて96kHz/24bitで録っておいて、50kHz近くまでの帯域を入れておいてほしかった。 って正直思いました。
 
とは言っても、この1曲だけで、その他はどうなっているのか分かりません。

 
このあたり、ハイレゾという表現に見合うようにするために最低でも96kHzサンプリングという数字が欲しいということなのかもしれません。 「48kHz/24bit音源」 としたところで一般受けはしないし、宣伝効果もあまり強くないでしょうから。 それでも16bitより24bitの方が遥かにDレンジが広くそれによる音質的な効果はあると思います。 

また、DSDを再生する環境も持っていないので、DSDの音を評価できていません。 案外これで十分なのかもしれません。 ただ、あくまでもレコーディングの流れとして、最終フォーマットをもう少し意識して欲しいなと思ったまでです。
 

 

収録されている曲で、これはイイなって思ったのは1曲だけでした。

 

この雑誌の音楽が一般向けと違っているのか、私が、世の音楽の流れと求めているモノが違っているのか、よく分からなくなってしまいました。   まあ、雑誌の付録にあまり多くを求めてはいけないのかもしれませんね。 ハイレゾ環境が整って来た時にでも少し活躍してもらおうと思います。
 
一方、本の記事の方はなかなか読み応えがあります。 割と安価なUSB-DACから各メーカーのフラッグシップモデルのネットワークオーディオ機器までが載っていて、その設計思想とかも書いてあって面白いです。 月刊誌ではなく季刊誌なので、一冊で、沢山の機器が載っているというところが良いですね。 
 
SONY HAP-Z1ES  marantz SA-14S1  TAD TAD-DA1000
ポタアン(ポータブルヘッドホンアンプ)特集 などなど。

 

Net Audio (ネットオーディオ) 2013年 12月号



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PCオーディオ」カテゴリの記事

コメント

たかじんさん

私も購入しました。

おっしゃる通り、各社の製品がまとめて掲載してあって
いまどきの傾向をつかむうえで参考になりますね。

しかし、相変わらず高額商品が並んでいて、読者層によっては現実感の無い内容として映るかもしれません。


SONYは久しぶりにオーディオ製品の開発に本腰を入れた感じがして、AV機器メーカーもこれにならっていろんな製品を発表してくれると嬉しいなと思います。

もうTVビジネスでは食えないことは明白なので、各社次の戦略転換に注目したいところですが、オーディオブームを再燃させるけん引役としてSONYには頑張ってほしいです。

と、いいつつ私自身はそれほどSONY製品を持っていませんし、購買欲をそそられているわけでもないのですが(笑)

フラッグシップ機は、購入するのもではなく、展示品を聞くためのモノ
そのメーカーがどこに向かおうとしているのか判断するためのモノ  って感じでいいのではないでしょうか。

SONYは、どうやって製品を開発しているのか少し興味がありますね。 中小メーカーと
違って、高度なLSIを作ったりもできますので、新しいモデルを展開するにあたって
それなりに商品企画部がしっかりしている(それなりの金額を動かす権力がある)と
思うからです。

私は、なんだかんだでソニー製品を沢山使ってきました。

たかじんさん

私もソニー製品は沢山使っています。

だから、ソニーには不満があると同時に、期待がある。
多分、他の会社の製品を沢山使っていれば、その会社に不満があるでしょうし、期待もすると思います。


ソニーは、デザインが、あまり女性向けでないところが気に入っています。
無骨というか、スタイリッシュというか、地味というか・・・。

カメラレンズで言うところの、SIGMAです。


たかじんさん、若輩者さん

あらためて、家の家電製品を眺めてみると・・・
現役のSONY製品が1つも無いことに気付きました。

決して嫌いじゃないんですけど、無意識に避けていたのかもしれません。

現役を退いた製品は、

VAIO、CyberSHOT、DiscMan・・・


オーディオ製品は1つも無いですし、TVは東芝。
昔は「とにかく欲しい!」と思えるSONY製品って沢山あったんですけどねぇ。

PS、PS2、PS3、BD、デジカメなどソニー製品あります。うちには。
失敗を恐れず、へんなモノもつくってしまう、ベンチャーのようなところが
好きですね。  また、おかしな物を出したよ。 って笑うのが楽しいです。


>現役のSONY製品が1つも無いことに気付きました

家の中の物を考えても、現行品が一切ありません。
少し前まではMP3ポータブルブレーヤーのWalkManも
あったのですが、あまりに電池が持たないので退役しました。

過去には、ラジオのスカイセンサーやら、カセットテープの
Walkman(単3乾電池1本で動作)やらベータHiのビデオデッキ、
おお、プロシードもあったなぁと、いろいろあったのに。

残念ながら、オーディオ関連は皆無でした。

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