Ubuntu Studio と mpd でらくらくPCオーディオ(1)
Ubuntu Studio と xbmc でAirPlayを
Ubuntu Studio と xbmc でAirPlayを (2) の続きです。
再び、お古のPCにムチを入れて再起動です。

巷で高音質とうわさのMPD(Music Player Daemon)
名前だけは聞いた事があるという人も多いのではないでしょうか。
ようは Linuxベースのミュージックサーバーです。
キットになったものや、Raspberry PiにMPDを入れて動作させるのが多いのかもしれません。 ただ、x86ではないシステムだと、色々と面倒なことが多いので、ここでは、お気楽にubuntu sutdioで実現してみます。
なぜ、ubuntu sutdioなのかというのは、以前にも書いたかもしれません。デフォルトで低レイテンシーカーネルが入っているからです。
とりあえず、http://ubuntustudio.org/ この辺から12.04をインストールします。
まあ、前回、12.04を入れてあったのでそのまま使っただけですが。
インストールが終わったら、電源ボタンを押して電源がOFFできるように設定します。すみません。 どうやって設定したか憶えていません。 ポップアップが出たのか、最初からシャットダウンシーケンスに移行したのか・・・
次に、起動時にX-window ではなく、textモード起動に変更します。
MPDには豪華なGUIは必要ありません。
後になって思ったのですが、これは一番最後にしておいたほうが geditとかが使えて途中がラクになったかもしれません。
設定を反映させる
$ sudo update-grub
$ sudo update-grub2
再起動する
$ sudo reboot
これで、次回以降はGUIが出なくなります。 ちょっと さみしいです。
お次は、別のPCからログインできるようにtelnetをインストールします。
本来はsshが良いのでしょうけど、閉じたネットワークなので、平文フルアクセスです(笑
インストール
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install inetutils-inetd telnetd
設定は
$ sudo vi /etc/hosts.allow
in.telnetd: 192.168.XXX を追加します。 (XXXは、ご自身のネットワークに合わせる)
サービスのリスタート
$ sudo /etc/init.d/inetutils-inetd restart
この状態でクライアントPCから サーバのIPアドレスへtelnetでログインできればOK。
> telnet 192.168.XXX.XXX
> ユーザーとパスワードをいれてログイン
念のため、電源ボタンを押して、正常にシャットダウンできる。
もう一度、電源ボタンを押して、正常に起動してログインできることが確認できれば完璧です。
ここまで設定できれば、もうお古のPCにキーボードやディスプレイを接続する必要はなくなります。
続きはまた明日。
« 40万アクセス | トップページ | Ubuntu Studio と mpd でらくらくPCオーディオ(2) »
「PCオーディオ」カテゴリの記事
- RaspberryPi Pico USB-DDC化 I2SとMSBファースト後詰め出力対応(2022.03.21)
- RaspberryPi Pico USB-DDC化? I2S出力調査(2022.03.20)
- efuさんのWaveSpectraが公開停止していた(2022.03.09)
- ラズパイをUSB-DACとしてスマホに認識させる方法 gadget mode(USB Audio Class 2.0)(2020.10.16)
- PCに組み込むヘッドホンアンプ Sound RABBIT & 900万PVありがとう企画(2020.10.10)
割り切ってしまえば、X-windowも不要ですねw
X-window自体が割と重いので。
Alix3D2にはそもそもビデオカードも載っていないので、RS232C経由かLAN経由でしかアクセスできません。
ここまでそぎ落とされていると、割り切れます。
投稿: mr_osamin | 2013年9月 9日 (月) 00時34分
mr_osaminさん こんにちは。
ほんとx-windowは重いです。 素のXはもう少し軽いので、ウインドウマネージャが重いんだと思います。
ビデオ出力なしでは一番最初にOSをインストールするときに、ちょっと苦労しますね。
母艦があって、そこで設定したものをCFにコピーして起動、という手順でしょうか。
x86以外では、そんな手順を踏むことが多いですよね。 コンパイラもクロスが必要で、その
クロスコンパイラのコンパイルから始めるとか、道のりが長かったりしましたね。 昔は。
投稿: たかじん | 2013年9月 9日 (月) 08時03分
たかじんさん
>母艦があって、そこで設定したものをCFにコピーして起動、という手順でしょうか。
そうです。
元のイメージファイルをDLし、CFにコピーしてセットし起動するだけです。
初期設定ではDHCP有効になっているので、IPアドレスがわかったらtelnetでPCからログインし、
各種設定を行うだけです。
手順さえ知っていれば小一時間で完了です。
投稿: mr_osamin | 2013年9月 9日 (月) 10時19分
なるほど。 CFイメージがあるのでしたら簡単ですね。
母艦でイメージファイルを構築するまでが苦労しそうだったので。。。
投稿: たかじん | 2013年9月 9日 (月) 12時26分
ほぉ・・・・・・・・・・・・・・・・
と書くのが精一杯です。
さっぱりわかりません。;;;;;;
投稿: まるは | 2013年9月 9日 (月) 22時41分
まるはさん
まぁまぁ、そう言わないで。
しかし、回路設計もプログラミングも両刀使いの、たかじんさんはスゴイです。
私は回路図がようやく読めるようになった程度。
定数の算出に苦慮しているレベルです。
投稿: mr_osamin | 2013年9月 9日 (月) 22時59分
mr_osaminさん まるはさん
いやー 昔、linuxをいじくっていたので、自慢しているだけですよー (笑
これ以上のことは出来ませんし、せっかく設定したので、自分が忘れないように記事にしているだけなんです。
すでに、viの使い方とか忘れていて、手こずっています。
投稿: たかじん | 2013年9月 9日 (月) 23時34分
viエディタはホント慣れないと厄介ですよね。私は好きですけど。
昔、MS-DOSで言う、edlinみたいなものですw(古すぎ)
emacsを多用していたので、その便利さに慣れていると隔世の感あり、というところですね。
投稿: mr_osamin | 2013年9月 9日 (月) 23時48分
お二人ともすごいことです。
考えるに、GUIって便利ですよねぇ。
逆に考える能力を奪われているような気もしますが。
>昔、MS-DOSで言う、edlinみたいなものですw(古すぎ)
config.sys
そんなもの、とっくに忘れました。
なにやらいっぱい記述しないと動かなかった気が。。。
投稿: | 2013年9月10日 (火) 07時30分
>昔、MS-DOSで言う、edlinみたいなものですw(古すぎ)
DOSのころは、FDというファイラーを使っていましたね。 エディタはなんだったかな。
あまり記憶にない。 vz? emacsは多機能すぎて使いこなせなかったです。 GUIではgeditですね。
投稿: たかじん | 2013年9月10日 (火) 22時53分