ひっくり返る
0dB HyCAA基板を作りました。
こっ これはっ なんなんですか! by アイ・アスティン
1年前の私は一体何をしていたのですか。
球とオペアンプを選択するだけで、いろんな物・事がひっくり返るような音がします。
しかも、ハンダ付けは30分で終わる手軽さ。
テラヤバス
って使い方あっているのかなぁ・・・
この基板で工夫した点は、入力・出力コネクタ、電源ソケット、ボリューム、真空管ソケットを基板に載せたところです。
基板1枚でヘッドホンアンプが完結します。
まあ、お手軽さ重視にしただけなのですが、結果的に配線長が短くノイズの影響を受けにくいレイアウトになったようです。
信号やグランド・電源の配線もセオリー通りの配線になっていますので、その結果がこの音に現れているのかもしれません。 ユニバーサル基板で組んだ時とこんなにも違っているとは・・・
頒布開始は、資料の準備が整うまで、もう少しお待ちください。
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コメント
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おお。早くも基板が出来てきましたか。
>って使い方あっているのかなぁ・・・
はい。正しいです。
家でも 偽!!! 0db HyCAAが鳴っています。
自作プリント基板のみの時から、ノイズだらけの机の上でも
無音時にはホワイトノイズも聞こえません。
グランドパターンをたっぷり取ったせいなのかもしれませんが。
一般的な真空管の増幅回路(プレートフォロア)は、増幅率は高いのですが
非常に気難しく、そして低電圧で動作させるとノイジーなのが気にいらなかったのですが、
真空管のカソードフォロア回路が、これほど凄いとは思いませんでした。
そしてClassAAのオペアンプも、素晴らしい音を聞かせてくれます。
基板頒布、楽しみにしています。
投稿: まるは | 2013年9月 6日 (金) 06時51分
まるはさん こんにちは。
カソフォロは、なかなか良いですね。 真空管プリに使われるのが分かる気がします。
マツルの9型ボリュームを初めて使ってみましたが、これも悪く無い印象です。
op-ampは、V-ampとC-ampで分けました。 V-ampの音が支配的かと思ったのですが、
C-ampを変えても音が変わりますし、もちろん真空管を交換しても音が変化します。
なかなか楽しいです。
投稿: たかじん | 2013年9月 6日 (金) 12時22分
やや、ついにHyCAA基板登場!
HPA-12の様な本格的なものもイイですが、こう言った遊び心満載なのも素敵。
音も良いとの事なので、楽しみです。
投稿: 罰ら | 2013年9月 6日 (金) 21時56分
>op-ampは、V-ampとC-ampで分けました
同じく、左右同じオペアンプを使って、前後で分けてみました。
たしかにオペアンプを交換すると音が違ってきます。
ClassAAヘッドホンアンプのときは、帰還もかかっていることもあって
5532よりOPA2134の方がよく思えたのですが、長時間聞き続けると
耳が痛い場合があって、これもよくないのかなと思っていました。
逆にHyCAAでは帰還がないため、以外とすっきりした音がしている気が
してオペアンプを2134にしたのですが、やはりきつめの音になってしまって5532
っていいなぁと思うようになってしまいました。
>もちろん真空管を交換しても音が変化します
同じような物なのに極端に違いが出ました。
Philipsでも、同系管の6189Wと5814Aではかなり違っていて
音的なバランスは6189Wが良い感じでしたし、5814Aは何か曇った音がして
すっきりしない感じを受けました。
ただ、これは+14Vで動作させたときの話で、185Vとなると若干話は
違ってきましたが、6189Wは、極端に音の違いがなかったので
+14Vでいいじゃないかって思うようになりました。
これも本来の電圧で鳴らして比較してみて初めて分かる差ですね。
投稿: まるは | 2013年9月 6日 (金) 23時13分
罰らさん こんばんは
オペアンプって偉大ですね。 1年前に、もう少し色々なオペアンプを試しておけば良かったと
思いました。 今回は、4種類ほど試して、ベストな組み合わせを導き出しました。
オペアンプは種類が豊富ですので、もっともっと良い組み合わせが存在すると思います。
真空管もそうですね。
投稿: たかじん | 2013年9月 6日 (金) 23時14分
まるはさん こんばんは。
色々試しているようですね。 真空管の電圧は、やっぱり正規の電圧の方が良いとは思います。
この基板は、割り切って12V単電源。 YAHAと同じです。 とは言っても音はYAHAとは違います。
私も、互換球、12AU7よりいいような気がしています。 4桁数字のものは、高信頼管?
コンピューター管? よく分かっていませんが、音はいいです。 しかも安い。
投稿: たかじん | 2013年9月 6日 (金) 23時19分
>この基板は、割り切って12V単電源。 YAHAと同じです。 とは言っても音はYAHAとは違います。
ネットを見ていますと、YAHA云々という記述が多々ありますが、
確かに非正規の電圧で動作させているのですから、まっとうに動作するとは思えない所を
実現させたという事は素晴らしいことだと思います。
ただ、音質的にはもうひとつというところでしたが、カソードフォロア回路にする事で
同じ低電圧でこれほど改善されるとは思いませんでした。
>音はいいです。 しかも安い。
12AU7(ロシア管ですが)と見比べても、中の構造が違っていますし、
いろいろ理由あって違っているのでしょうが詳しくは知りません(笑
安いし音が良いし、いいことづくめです。
ただ当たり外れがあるので、すべてとは言えませんが、3本買えば1本当たりでも
大あたりの世界ですから、それくらい余裕もっていれば、よし、としましょう。
投稿: | 2013年9月 7日 (土) 22時40分
いろいろと調べると、昔から真空管を12V近辺の低電圧で動作させることは、あったようです。
特に、カーラジオ用途では、普通のことだったようです。
ロシア管 なるほど。同一のものでも、複数あると特性が違うということですか。
なんだかギャンブルな世界に足をつっこんだ気がしてきました・・・ いや ロシアンルーレット
のような世界!? でしょうか。
投稿: たかじん | 2013年9月 7日 (土) 23時08分
>昔から真空管を12V近辺の低電圧で動作させることは
詳しく調べていないので分からないのですが、プレート電圧が12V(車のバッテリー)あたりの
真空管は存在していました。ヒータなど2V以下のようですが。
電池管とよばれる物で1AD4がありますが、
ヒータは1.25Vでした。乾電池より低いのですね。
そして肝心の高電圧(というか、それが当たり前の電圧ですが)の真空管を
低電圧駆動させる古い例を探してみましたが、時間がかかりそうです。
最近の技術ではないと思っているのですが、簡単にでてきませんね。
>ロシア管
目で見ても中は曲がっています(笑
国営企業だった時代は数さえ出来れば動こうか動かなくともOK,だった所
だったようですが、今は一応民間企業(らしい)なので、軍に納入するため選別した
ハズレが市場に出回っているのか、それとも今だに昔のままで製造しているのか
予想がつきませんが、当たりが出るまで引かなければならないクジのようですね。
手持ちのは、中の構造物がすべて左側に曲がっていますが、出来れば右に
曲がっている物を手に入れたいものです(笑
そうすると左右で特性合うかも。
投稿: まるは | 2013年9月 8日 (日) 09時56分
また楽しみが1つ増えましたね!
ケースをどうするかなぁ・・・ケースを・・・
最近、ケースで悩みっぱなしですw
投稿: mr_osamin | 2013年9月 8日 (日) 10時10分
http://www.shinjo.info/frank/sheets/137/1/12U7.pdf
これですよね。 低電圧用につくられた真空管。 なかなか入手困難なようです。
おそらく0dB HyCAA基板でも使えると思います。 抵抗値は変更しなければならないかもしれませんが。
ケースは、 ケースはっ
投稿: たかじん | 2013年9月 8日 (日) 10時34分
>これですよね。 低電圧用につくられた真空管
なるほど。Aが1つ抜けているとは。
>なかなか入手困難なようです
海外にはあるようですが、足の具合からみて中古っぽいし。
12AU7で十分なので、わざわざ買うこともなかろうという事で、
ケースを・・・簡単です。
1mm厚のABS樹脂板を切ります。(笑
ほぉら、基板ぴったりだ、あれ?小さすぎた、というのは前回の話ですが。
投稿: まるは | 2013年9月 8日 (日) 11時52分
ABS樹脂板、いいですね。 どこに売っているんだろう。 これってPカッターで簡単に切れる
のでしょうか?
昔、プラ板を切るのに、すごく苦労した憶えがあります。 ボンドでつけるのも苦労したかな。
低電圧で動作させたとき、真空管の寿命がどうなるのか、興味があります。 一説には
短くなってしまうとか。。。 プレート損失が少ないので長持ちするとか。。。
どっちなのですかね?
投稿: たかじん | 2013年9月 8日 (日) 18時02分
>ABS樹脂板、いいですね。 どこに売っているんだろう。 これってPカッターで簡単に切れる
のでしょうか
一般的には特殊な素材かもしれません。
日ごろ、模型店に入り浸っているので、店で普通にある素材ですが、
その店も特殊な店(ABS樹脂を熱して金型に押し付けて、ラジコン模型用のボートを作っています)ですから、あまりない素材なのかもしれません。
ちなみに、タミヤ模型からは、スチレンペーパーが販売されていたはずです。
1mm厚で瞬間接着剤やタミヤセメントでもくっつきます。
そして、どちらの素材もPカッター、電工カッターで簡単に切れます。
流石に2mm厚となると手ごわくなりますが。
>低電圧で動作させたとき、真空管の寿命がどうなるのか
どちらなのでしょうか。私も実は知りません。
しかし、どのような理由で寿命が短くなると判断されたのでしょうね。
そもそもそちらが気になります。
投稿: まるは | 2013年9月 8日 (日) 21時59分
なるほど。 模型店ですか。 うちの近くにはないなぁ。 ガンプラ専門店は1年で潰れたし(笑
真空管の寿命は、なんだったけな。。。 熱があまり入らないとゲッターが機能しなくて、内部にガスが
たまってきて、電子が飛びにくくなってくるとか、そんな感じだったような。
記憶が定かではありません。
投稿: たかじん | 2013年9月 8日 (日) 22時56分