電源ON/OFFに同期させたミュート回路 PIC12F1822
マイコンと使ってしまうと、とても簡単に出来ます。
Vccは、12Vとか、16V程度を想定していますが、5Vでもよいでしょう。
PIC12F1822というマイコンは、リファレンス電圧源とコンパレータを内蔵しています。
つまり、特定電圧以上になったかどうかを簡単に判別することができるのです。
回路はこんな感じ。 外部回路が殆どありません。
ADCを搭載するマイコンでも同様の事ができると思いますが、マイコンの電源(VDD)をADCの基準とするため、VDDの電圧が一緒に下がってしまうと、正確な電圧を読み取ることができなくなります。
その点、内部にリファレンス電圧源を持っていると、それとの比較(コンパレータ)で一定の電圧より高いか低いかを判断できるのです。
・リレーを駆動するときに、タイマーをかけておく。
・電圧低下を検知した時には即時リレーを切る。
それだけです。
プログラムソースは、後日公開します。
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コメント
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12Fシリーズで、こんなPICが出ていたのを知りませんでした。
電源ONで指定時間待たせるというのは、PICでは楽な作業ですね。
C言語だと数行も必要ありませんね。
12F1822は、ADコンバータを4ch持っているようですが、
信号ラインのミュート回路に使おうとすると、2ch分必要ですね。
さて、同時に2ch分ADCが動くのでしょうか?
バンク切り替え駆使して割り込み駆使して出来ないものですかね。
これがうまくいくといいのですが、そうは問屋がおろさないような
気がします。
というか、datasheetしっかり見ないまま書いています;;;
投稿: まるは | 2013年8月 2日 (金) 23時21分
まるはさん こんばんは。
このミュート回路はアンプの保護回路という意味ではありません。
どこだかの555タイマーを使った3000円のミュート基板より、電源のONとOFFを
確実に検出できるミュート回路となります。
ちなみに、ADCは殆どのマイコンで同時には使えず、切換えて値を取得します。
とは言っても、数~数十マイクロsecで取得できますから、切換えは無視できる
ほどです。
まあ、トランジスタを外付けして±のDC漏れを検出すれば、アンプの保護回路
としても使用できるものをマイコンベースで実現可能ですが、そのためだけに
マイコンの5V電源を用意するのが意外と面倒です。
このプログラムは、おっしゃる通りとても簡単で、先ほど実験も成功いたしました。
明日、ソースを公開します。
投稿: たかじん | 2013年8月 2日 (金) 23時42分