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2013年6月 8日 (土)

ボリュームのAカーブ Bカーブ とは

専門用語では抵抗変化特性というのですが、可変抵抗の抵抗値の変化は一定ではありません。

お店でもAカーブとかBカーブと別けて売っているのはご存じの方も多いと思います。

A_type

 

B_type

 

この2つの図はnobelの資料からの抜粋です。 実はAカーブといっても1つではありません。面白いのはBカーブでも直線ではないものがあるという事です。

一般にオーディオ用としてはAカーブを使うことが多いと言われていますが、少なくとも過去に私が設計した業務用アンプではBカーブを指定されていました。 

 

ただし、そのまま直線タイプだと、ボリュームを上げ始めのところで急激に音量が立ち上がってしまうので、音量用Bカーブというものを使用します。

 

これは、2連の場合だと、小音量時のギャングエラーを少なくするように調整されて、音量調整用として使っても大丈夫なものです。 上の図でいうと多分「3B」というタイプだと思います。

こういう具合に音量調整量のボリュームといっても色々あるのです。

Aカーブ側も見てみましょう。 一般には15Aというものが多いと思います。

 

これはボリュームがセンターの時に15%の抵抗値になるようにしてあるものを言います。

 

Bカーブなら50%です。

電圧で言うとBカーブならセンターで-6dB、15Aカーブなら-20dBです。

ちなみにバランスボリュームにはMN型というものを使用することが多いです。

 

これは、センターで左右どちらも減衰なし。 そこから左右に回すと、片方のみが減衰するという特性になっています。 

 

こういうカーブを見ていると、普段使っているボリュームの位置が9時方向よりも更に絞ったところって・・・ こんなに減衰させて使っているんだぁ  なんだかもったいない気分になりますね。

 

 

パワーアンプなんて60dB~70dBくらい絞ったところで聴いています。当然、ギャングエラーが盛大にでてしまうような場所で、厄介です。

 

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