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2013年5月16日 (木)

入力信号レベルと出力信号レベル

ちょっと説明が足りてなかったと思うので、もう少し詳しく説明しようと思います。

一般にレベルメータ(パワーメータ)がついたパワーアンプは、この図の青線のように出力の電圧をレベルメータに表示しています。 (ボリュームは付いていない事のほうが多い)

Diode03

パワーメータなので、当たり前といえば当たり前ですかね。  ですが、小さい音でしか聴かないと、このレベルメータの針の動きはごくわずかで、なんとも寂しい限りです。

あんなに大きなメータなのですから、カーステレオのイルミネーションのようにド派手に、ピカピカとレベルゲージやネオン灯に光って貰いたいものです(笑  

 

まあ、それは冗談なのですが、世の中のレベルメータの表示は大きく2つがあります。    パワーメータのように、

出力レベルを表示するもの  入力信号レベルを表示するもの 

なんとなく、どういうことかお分かり頂けると思うのですが、ミキサーなどで各チャンネルにメータが付いているものは、入力ゲイン(ボリューム)後の入力信号を表示します。 カセットデッキやDAT、MDなどの録音機器のメータもそうですね。 

上の図のオレンジの点線からレベルメータへつなげた場合、ボリュームの前から信号を拾うので、ボリューム位置に関係なくガンガン針が動くことになります。 

 

入力機器の出力レベルによって針の振れ方がちがってきますが、少なくとも出力表示よりは沢山動くようにできます。 

一般にCDなどのデジタル機器は、出力レベルが0dB(最大)で2Vと決められていますので、そこに表示のゲインを合わせてしまえば、大抵の場合、問題なく表示させることができます。 また、iPodなどのポータブル機器を接続したときは、その機器の出力がどのくらいに設定しているかが分りますから、むしろ便利じゃないでしょうか。 

再生機器が同一の場合、録音レベルが高く設定されてダイナミックレンジが圧縮されているソースなのか、少し録音レベルを抑え気味でピークをちゃんと表現できるような録音なのかが視覚的に把握できます。

んまあ、あれこれ理由付けしても、しなくても、 レベルメータが沢山動くほうが楽しいというのが根底にあるワケなのですが(笑

 

例え話が雑で申し訳ないですが、真空管アンプなのに真空管を見せないアンプと同様で、レベルメータがあるのにその表示が僅かしか動かないなんていうのは、ビジュアル的に許せないという個人的な意見をココでは押し付けます(笑

 

 ということで、今回のレベルメータは、入力信号レベルを表示したいと考えています。

 

ちょっと長くなって来ましたので、整流器が音質へ与える影響を最小限にする方法は、明日にしたいと思います。 



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