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2013年4月14日 (日)

出力インピーダンスの計算

現在、進行中の純A級ヘッドホンアンプの出力段のインピーダンスをざっくりと計算してみましょう。  3パラから2パラに減っているけど、どうなのでしょうか。

以前の3パラのときは、出力段の設計(4) で計算していました。

 

1つの出力TRのエミッタが3.76Ω それにエミッタ抵抗3.3Ωを足して 約7.1Ω
これが6個あるので、約1.2Ωくらいです。

 

Hpa122para

 

今回は、どうなのでしょう。  早速計算してみましょう。

 

ドライバ段の出力インピーダンスは、出力段の設計(4) から拝借して約130Ωです。

最終段の条件を hfe = 100

          IC = 50mA

          gm = 40xIC = 2S

          Rs = 130Ω

とすると

  Zo = (1÷(1+100))(130+(100÷2))= 0.0099 x 180 = 1.782 Ω

これにエミッタ抵抗 2.2Ωを足して、3.982Ω 

これが4個 ありますので 3.982Ω ÷4 = 約 1.0Ω

 

なんと、2パラでもコレクタ電流が多いので、3パラと同等の出力インピーダンスとなりました。

  

 

そうそう、忘れていました。 出力段のエミッタ抵抗は現在2.2Ωを使用しています。

 

アイドリング電流が多いので、エミッタ抵抗でロスってしまう電圧が多くなるため、少し小さくしました。

 

 

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