ちょっと休止
すみません。 諸事情があり基板の頒布を一時、止めさせていただきます。
よろしくお願いします。
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すみません。 諸事情があり基板の頒布を一時、止めさせていただきます。
せっかくですので、LTspiceでシミュレーションをしたファイルを公開することにします。
シミュレーションの結果だけを見せるようなことでは、何となく理解はできたとしても、本当の意味での勉強になりませんからね。
色々なwebサイトを見てきましたが、こういったオーディオ用アンプのシミュレーションで、生のファイルまで公開している例は、殆どありませんでした。 ということで、公開しちゃいます。
実際に数値を動かしてみて、どういう風に動作電圧が変わるかなど、ご自身で確かめて頂くというのが主な趣旨です。
http://www.linear-tech.co.jp/designtools/software/#LTspice
シミュレーションにはLTspiceという無料の回路シミュレータを使用しています。
現在、進行中の純A級ヘッドホンアンプの出力段のインピーダンスをざっくりと計算してみましょう。 3パラから2パラに減っているけど、どうなのでしょうか。
以前の3パラのときは、出力段の設計(4) で計算していました。
1つの出力TRのエミッタが3.76Ω それにエミッタ抵抗3.3Ωを足して 約7.1Ω
これが6個あるので、約1.2Ωくらいです。
今回は、どうなのでしょう。 早速計算してみましょう。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20130411_595528.html
こちらに紹介されたのでご存知の方も多いかと思います。
ポータブルアンプなのにバランスって。
そう思ったのですが、モノラルのミニジャックを2本。
これでいいんだよね。
親切にもモノラルプラグが2本付属するそうです。
まあ、私はバランスアンプじゃなくても左右の共通GNDを分離することでスピーカーと同等の条件+αとなって、良くなる(悪くならない)のではっと考えているだけなのですが・・・
こちらのグラフは、2SC1815のトランジション周波数特性(ft)です。ftはコレクタ電流(Ic)に依存します。一般的な増幅回路として使うIc=1~5mAという領域では130MHzから300MHzとなります。常にft 500MHzで使える訳ではないことに注意してください。
現在は、こんな感じになっています。
今回は、2SC3421/2SA1358を最終段に使ってみました。
このTRで、あまりいい思いをした事はないのですが、安価に入手できるTRで、各種特性を見てみると、このあたりがいいのかな っと思いまして、使ってみることにしました。
ちゃんとデメリットも把握しておかないといけません。
音質的な部分では確かに純A級アンプがよい部分があるようです。その理由を考えてみましょう。
1.クロスオーバー歪が原理的に発生しない。
2.スイッチング歪が原理的に発生しない。
この2点は擬似A級でも実現可能ですから、この際メリットとは言わないことにしましょう。
A級、AB級、B級、C級アンプとありますが、出力段のバイアスの違い、アイドリング電流の違いで呼び名がことなります。 その他にもD級やG級、H級、T級など違った動作のもののありますが、リニア動作とは違った動作や仕組みなので、今回は取り上げません。
出力回路が同一で、A級、AB級、B級、C級アンプと分けることができます。
SEPP(シングル・エンド・プッシュ・プル)回路で説明します。 A級だけはプッシュプル回路ではなくても歪まずに出力することができますが、今回は違いを見るために、同一の回路とさせて頂きました。
さて、回路構成ですが、こんな感じです。
以前に、こんな写真を掲載していました。 そう、何を隠そう、HPA-12の飛び道具的存在。 最終段トランジスタの穴径はTO-220サイズが挿せるように少し大きめにしてあるのです。
意外とA1015/C1815の3並列の音が良かったので、検討して来なかったのですが、どなたか最終段トランジスタを別のものにして製作された方はいらっしゃいますでしょうか?
オーディオケーブルなどの導体として利用される「PCOCC(Pure Cupper Ohno Continuous Casting Process)」の製造販売を中止すると発表してから、しばらくたってしまいました。
PCOCCは一方向性凝固組織の特徴を持つ高純度銅線です。
恥ずかしながら、PCOCCが古川電工で製造していた銅線であるということを知りませんでした。
高純度の銅の象徴でもある無酸素銅(OFC)がオーディオ用として使われていた時代、
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