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2013年3月16日 (土)

バランス型ヘッドホンアンプ

Balance1

ラックスマンのバランス型ヘッドホンアンプ
バランス駆動でどう変わる? ラックスマン「P-700u」を聴く

こちらにレビューが掲載されていますので、ご存知のかたも多いのではないでしょうか。

バランス駆動のヘッドホンアンプを検索すると

  LUXMAN P-700u
  CEC HD53N
  izo iHA-32-2013
  BLOSSOM BLO-0169
  BLOSSOM  BLO-0299
  Nmode X-HA1
  ラトックシステム RAL-DSDHA2

と、色々あるようです。
全てを調べた訳ではありませんが、2番HOTが多いようです。
 
このキャノンコネクタと呼ばれる端子は、主に録音現場で使われていて、マイクの根元のコネクタは殆どこのタイプです。
1番がGNDなのは共通ですが、2番HOTのものと3番HOTのものがあります。
まあ、逆相になるだけで音は出るのですが、現在の主流は2番HOTなのかなと思います。
 
  Neutrik_ncj6fise_
こちらは、XLRキャノンとφ6.3ジャックが同居しているコンボジャックです。
  

こういったバランス駆動タイプのメリットは、色々書かれていますが、個人的にはバランス駆動というより、GND端子が左右で共有されることがないというのが最大のメリットのように思います。

つまり、バランスアンプではなくても、このキャノンコネクタを使って左右独立の配線とすることで、アンバランスアンプでも音の広がり感が増す(劣化しない)のではないでしょうか。

そもそも、どうしてヘッドホンの端子はGNDが左右で共有するようになってしまったのでしょうか。 モノラルのジャック2本でも良かったような気がします。
 
 
ちなみに、最初からバランス入力タイプのヘッドホンというのは見つかりませんでした。

こういったアンプを使用する時には、ケーブルを改造、もしくは交換する必要があるようです。

なんだか不便ですね。 改造しちゃうと、他のアンプのジャックに挿せなくなってしまいますし・・・
 
上のリンクのサイトで紹介している交換ケーブルも3万円を超えています。
いや、ヘッドホン本体だって3万円出すには勇気がいるっていうのに。
 
 
そういえば、シャープが昔1bitアンプを搭載したMDか何かのヘッドホン出力で4端子のミニジャックを使っていたかもしれません。 そういう端子でも左右を完全に分離できますね。
 
 

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ヘッドホンアンプ」カテゴリの記事

コメント

突然申し訳ありません。
バランス型のヘッドホンアンプは自作でも例が少なく発展途上だと思いますが、HPA-12のバランス版なんて出ないのでしょうか?

K3163 さん こんばんは。

特にバランス版は考えていませんが、もしCDプレーヤやDACにバランス出力があるならば、4連ボリュームと
HPA-12基板2枚で、完全なバランス型ヘッドホンアンプになります。
4連ボリュームが入手困難でしたら、2連ボリュームをLRで2つ使うという方法もあります。
信号の担当は1枚の基板で片チャンネルの+と-を担当させる方がよいと思います。

入力信号がアンバランスでしたら、
https://nw-electric.way-nifty.com/blog/2013/03/post-cace.html
こちらの、インバートアンプ追加方式で作るのが簡単かもしれませんね。 

いづれもアンプ基板が2枚必要になりますが、電源から左右で独立した構成をとるため、チャンネル
セパレーション的にはかなり有利なヘッドホンアンプになると思います。

スルーレートは50V/usに達すると予想されますが、ヘッドホンアンプにそれほどの速度はいらないと思う
ので、特別なメリットとは言えないかもしれません。

返答ありがとうございます。
もっとも、そろそろバランス化した環境にしていこうかなと思っているだけで、何も進んでいない状態なのでまだまだ先の事になりそうです。

オーディオ系の回路動作を丁寧に解説したページは意外と少ないので、いつも非常にありがたく読ませていただいています。これからも頑張ってください。

こんばんは。K3163 さん

ヘッドホンのバランス化は、メリットもありますが、端子がアンバランスと
互換性がなくなってしまうというデメリットもありますので、なかなか踏み切れないですよね。

本当にバランス化でしか得られない音があるのかどうか、私もわかりません。
ただ、左右で共通になっているGNDだけは分けたい気持ちはあります。

こちらこそ、これからもよろしくお願いします。

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