907の躍動感 音楽が弾む感覚は異常
これはヘッドホン出力のお話です。
聴いている最中に鳥肌がたつような感動というのは、まあ、よくあります。
ところが、サンスイ907の音は、何か違う魔力のようなものがあるようです。
聴き終えてもなお、頭の中でその音楽が色鮮やかに奏で続けている。
そう、コンサートが終わってその余韻に浸っているかのような気分。

こんな感覚になるとは、ちょっと驚きです。
ここ半年くらい聞き飽きるほどに聴いてきたCDでです。
なんと表現すればよいのか、いわゆるオーディオ的、ハイファイ的とは異質で、音楽的といった方が合っているように思います。
ん~ こりゃ参った。
といいつつ HPA-12 を絶賛改造中なのです。 負けっぱなしでいるわけには行きません(笑
追記: 色々聴きこんできた結果、わりと強めのカラーレーションがされていて、芯の強さはそのあたりの音作りのうまさなのかもしれないと思うようになってきました。
嫌味なほど派手な色つけではありませんが、この艶やかさはヤミツキになる心地よさをも作り出していて、音楽を聴いていて本当に楽しい。 素晴らしいアンプであることは間違いありあません。
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