ダミーロード
通常、アンプの測定は、このようなダミーロードを使います。
この写真は、昔持っていたもので、既に処分してしまいました。
中身はデールの8Ω無誘導性抵抗50Wが2個入っていて、スイッチで負荷をON/OFF
できるようにしてあります。
今回は、ずるをしてケースに入れていない。 しかも6.8Ω。 一応50W。
無誘導性でもない、こいつを使いました。 だって1個100円で売っていたんですから・・・
そうそう、8Ωの無誘導性抵抗は1個2000円くらいしました。
ちゃんとアンプの測定をしようとすると、やはりデール製無誘導巻きメタルクラッド250Wが
唯一無二の存在でしょう。 メーカで測定するときのダミーロードもそれしか選択肢
がないくらいのものです。
測定するパワーに対してかなりの余裕度がないと熱による抵抗の変化があって
歪みとして現れるので、厳密に測定するには50W品なら20W程度が限界です。
ちなみに、ヘッドホンアンプの測定に使っている30Ω負荷のほうは、もっと
みすぼらしく、酸化金属皮膜抵抗120Ω3W品を4並列で測定しています。
それにしても巻き線抵抗なのに無誘導って不思議ですよね。
聞いた話によると、巻き方に工夫があって、誘導性をキャンセルするように
折り返して逆巻きになっているんだとか・・・
唯一無二の存在でしょう。 メーカで測定するときのダミーロードもそれしか選択肢
がないくらいのものです。
測定するパワーに対してかなりの余裕度がないと熱による抵抗の変化があって
歪みとして現れるので、厳密に測定するには50W品なら20W程度が限界です。
ちなみに、ヘッドホンアンプの測定に使っている30Ω負荷のほうは、もっと
みすぼらしく、酸化金属皮膜抵抗120Ω3W品を4並列で測定しています。
それにしても巻き線抵抗なのに無誘導って不思議ですよね。
聞いた話によると、巻き方に工夫があって、誘導性をキャンセルするように
折り返して逆巻きになっているんだとか・・・
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