ソニーのポータブルヘッドホンアンプ「PHA-1」
USB-DAC 24bit/96kHzまでの入力が可能。非同期のアシンクロナス伝送。
USB入力はiPod/iPhoneとのデジタル接続に対応。

以下、抜粋
Wolfsonの「WM8740IC」を搭載しており、これでD/A変換する事で、
iPod/iPhone本体で変換するよりも高音質が得られる。電圧増幅部には
オペアンプICとしてTIの「LME49860」が使われ、出力段には電流帰還型
高級ヘッドフォンアンプICの「TPA6120」などを使っている。これらは
正負の2電源によるOCL構成としており、パワフルな駆動力が特徴だ。
なかなか魅力的なポータブルヘッドホンアンプアンプです。
実は自作でiPod/iPhoneとのデジタル接続は難しいんです。
アップルの認証チップが無いとiPodからUSB-DACへデータ転送しない仕組みになっているので、そのICが入手できないとiPodからデジタル出力させることができません。
アップルの認証チップが無いとiPodからUSB-DACへデータ転送しない仕組みになっているので、そのICが入手できないとiPodからデジタル出力させることができません。
アップルは、そのICをライセンス料を含めた形でサードベンダーへ売ることで利益を得ることに成功しています。(IC1個あたり数千円と言われていますが商品カテゴリや数量に応じたライセンス料になっているんじゃないかと推測。)
それはさておき、ソニーさんもこのマニアックな世界にわざわざ商品を展開するというのにはちょっと驚きました。
TPA6120なんていうヘッドホンアンプICがあるんですね。 知りませんでした。
データシートを見たところ、なかなか良さそうです。
回路設計者としては面白みに欠けますが、何が何でもディスクリートというのは間違いで、優れたICにはそれなりに良さがあります。
音を聴いてみたいですね。
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