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2012年9月21日 (金)

フィルムコンデンサ

ひとくちにフィルムコンデンサといっても色々な種類があります。


Cap1

左からディップマイカ、マイラ、メタライズドポリエステル

Cap2

形状はだいぶ違いますが、どちらもメタライズドポリプロピレン


その他にも昔、大量に使われていたスチロールコンデンサという小さい筒状のものがあったりしますが、
最近は殆ど見かけないです。 

それぞれ守備範囲(容量の範囲/耐圧の範囲)が異なっていたり大きさが違ったりします。
半導体のオーディオ回路では耐圧は50~150V程度あれば十分ですので、下側の写真のような
大きなサイズのはあまり使いません。 スピーカーのネットワークに使った残りを写真に撮りました。


ディップマイカコンデンサは、薄い雲母(マイカ)を積層しています。 そのほかのフィルムコンデンサは
薄いフィルム(誘電体)と金属箔(メタライズド系は蒸着箔)を巻いたり積層したりしています。


どれも特性はわりと良いものが多いですが、位相補償などで使用する小容量でつかえるものは
少なく、ほぼディップマイカだけとなります。 
それ以外だと低誘電率のセラミックコンデンサがいい線をいくという感じです。 

フィルムを積層せずに巻いた構造のものはインダクタンスが大きく、高周波回路には向きません。
オーディオ用としては厚手の金属箔を巻いたフィルムコンデンサが音がよいとされています。
値段も高いものが多いので、あまり試してはいません。 
 
 

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