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2012年8月 9日 (木)

初段の設計(2)

2SA1015と2SC1815の特性を見てみましょう。

まずは、IC-VCE特性から。 大電流時のグラフです。 

1015_vceic   1815_vceic

hfeは大きくバラつくものなので、IB=0.2mAとか0.5mAとか、数値的な部分にはこだわる必要はありません。 
それよりも全体的なカーブに注目してみます。

大きな電流のときは、やっぱりPNPとNPNで違ったカーブを描いているのが判ります。

次に、IC-VBE特性と思いましたが、A1015/C1815のデータシートにはIB-VBE特性が載っています。
ICに変換するのはIBに100とか150を掛ければよいと思いますので、あまり気にしないで
カーブを見ていきます。

1015_ibvbe   1815_ibvbe

スケールが違うので見にくいですが、注目するのは、直線領域がどこまで続いているのかという点です。
25度のときのカーブでいうとIBが100uAくらいまでは直線と言えそうです。
わりと良く似たカーブだと思いますが、熱くなるとPNP側の方のVBEが下がってきているようです。

その他、hfe-IC特性やft-IC特性なども見ましたが、良く揃っていると思います。
このことから上下対称差動回路にしても、いやな歪みの発生は少ないと思われます。
 
 
ますます、初段の回路構成をどうするか決められなくなってきました。
 
 

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