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2012年8月 6日 (月)

アンプ全体の構成を考える

ひとことにディスクリートアンプの構成といっても、いろいろなタイプがあります。

まず、NFBをどうするか。

■電圧帰還アンプ
 トランジスタアンプでは最も一般的なタイプ。
 シンプルで低歪、DC安定度に優れる。
 初段に差動回路を使うことが多い。

Amp1

■電流帰還アンプ
 高速タイプのアンプに多い。 
 高スルーレート、高GBWだが、DC安定度はイマイチ。DCカットしてつかう
 ビデオ信号やRFアンプに多く使われてきたが、DCサーボをかけることで
 オーディオにも使われてくるようになったのは割と近年のこと。
 +入力と-入力のインピーダンスが異なるのも特徴のひとつ。
 真空管アンプで、出力トランスの2次側から、初段のカソード部へ戻して
 いるのは、実はこの電流帰還です。 つまり古い技術でもあります。 

Amp2

■無帰還アンプ
 完全に帰還がないタイプと、最終段からの帰還がないだけのタイプがある。
 構成はさまざま。

 

今回はどうるすか、悩ましい部分でありますが、ぺるけ式HPAで出力カップリングコンデンサがやっぱりネックになっているように感じましたので、DC安定度に優れる電圧帰還タイプで出力のカップリングコンデンサを追放しようと考えています。

 

DCサーボも難しくはないのですが、大抵はそこにオペアンプを使います。 

今回は”フル”ディスクリートと決めましたので、DCサーボはなしで、DCカットもしない出力となると自然と電圧帰還かなと。

もしかすると終段はNFBループから外した無帰還になるかもしれません。
そこは追々設計していきたいと思います。

 

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