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2012年8月 7日 (火)

アンプの電源構成を考える

さてさて、アンプは電圧帰還にするということで、出力にはカップリングコンデンサをつけたくないという
条件からは、おのずと電源は±電源が必要になります。

その電源の作り方にもいくつかのパターンがあると思います。

■トランス電源
 ±独立した巻き線のトランスか、中点タップのある巻き線を使って整流したもの。
 オーディオアンプでは最も一般的かと思います。

センタータップ式のトランスの場合

Power1

独立巻き線の場合

Power2

■スイッチング電源
 絶縁した2つのスイッチング電源をつかって±電源とする。
 片側だけ壊れた場合はDCダダもれになってしまう危険があります。
 2つのスイッチング電源のパルスが同期していないと予想外のビートノイズ発生を引き起こす可能性もあるので、
 使うのであれば±両電源出力タイプのスイッチング電源がよいと思います。

Power3

■単電源から中点をつくる
 レールスプリッターと呼んでいるようですね。
 抵抗分圧式や、トランジスタのカレントミラーを使ったもの、オペアンプを使ったものなど色々ありますが、
 出力に大電流が流れると中点が振られるので、アンプx2chと同等以上の駆動力が必要と思います。 

■電池やバッテリー
 ±で独立した電池やバッテリーを使う方法。 これが最も安定、かつ低ノイズで有利な電源と思います。
 何かのときの保険に奥の手としてとっておきましょう。
 
Power4
 
  

ここでは、一般的なトランス式の±電源にしようと思います。

電源電圧は、そうですね。 6.3Vを整流した8.9Vの両電源でどうでしょう。
トランスはまだ決めていませんが、ヒータートランスで6.3Vというのがあるでしょうから、この電圧です。  

あまり電圧が高すぎても、発熱が多くなるのでA1015/C1815では不利になってしまいます。

 

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