CR回路
CR回路、すなわちコンデンサと抵抗による回路です。
たっだこれだけの回路でローパスフィルタ(LPF)ができます。
カットオフ周波数の定義は信号が3dB落ちたところを指します。
そして、コンデンサ・抵抗の値(定数)とカットオフ周波数(fc)の関係は次の式で表されます。
fc = 1÷(2πCR)
高校生くらいで習ったような気もしますが、改めて計算もしてみます。
C=0.1uF R=1kΩ とすると
fc = 1÷(2x3.14x0.1x10^(-6)x1x10^(3)) = 1591.55 Hz
つまり1.5kHzのLPFです。
CR1段ですと、カットオフの傾きは-6dB/Octとなります。 1オクターブあたり-6dB(半分)の減衰があります。
オクターブというのは周波数が2倍のことです。 鍵盤の1オクターブと同じです。
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