0dB HyCAAの特性
0dB HyCAAの特性を測ってみました。
歪み率です。 負荷はいつも通り30Ωです。
出力の抵抗を33Ωまで大きくしたので、得られる出力は少し目減りしています。
自分の使い方では2mWくらいが実用範囲なので、5mWがクリップポイントですからギリギリという感じです。
周波数特性です。 出力の抵抗が33Ωとなったので、低域が少し伸びました。
高域は少し伸び過ぎかもしれません。
100kHzで-1dBから-2dB程度が聴きやすく感じるポイントと考えています。
S/N比は、なんと驚愕の100dB。 (A-wait 500mV基準)
真空管をつかっても、これだけのS/Nが得られるのですね。
しかも、電源はスイッチングアダプタです。 PC外付けDVDライター用の12V電源です。
そして箱は100円ショップの木製ケースです。 信じられません。
もちろん秋月のスイッチングアダプタでもノイズは殆ど聞こえません。
計測するとS/Nは悪化しますが、中高域が少しにぎやかな音になるので、これはこれでアリと思います。
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