YAHAアンプ 特性改善と測定結果
プレートに入れている抵抗を22kΩから47kΩに変更しました。
その結果、クリップポイントは約15mWまで上がりましたので歪率など測定しなおしました。
前回と同じく負荷は30Ωです。
ついでに周波数特性がこちらです。
高域はアナライザの発振器が150kHzまでなので、そこまでしか測れません。 負荷が30Ωで、カップリングコンデンサの容量が470uFなので、低域がちょっと狭いです。 -3dBが25Hz近辺となっています。
こちらが、現在の回路図。
ゲインは約6.8倍になりました。
周波数特性から想像するよりは低音の量感は普通にありまして、低音不足は感じません。 そして、音の印象は以前と変わって、少しドライな感じといいますか、高域がスッキリと伸びた感じになりました。
クリップポイントが上がったため、音量を多少大きめに上げても歪む感じはなくなりました。
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