CDプレーヤー測定用フィルタとは
電子情報技術産業協会(JEITA)規格 CP-2402A「CDプレーヤの測定方法」という測定方法に基づいて測定
するのですが、その中のLPFがかなり厄介なものと思っています。
トライパスのDクラスアンプも、このフィルタを入れて特性を測ってくれと言われたのですが、20kHz以上の
信号をこれだけ急峻にカットしてしまったら、高調波成分(ひずみ成分)をマスクしているようなもの。
オーバーサンプリングデジタルフィルタがCDプレーヤーに搭載されていない初期の頃に策定した基準ですので、
仕方がないといえばそれまでですが、フルターなしで測定した結果が、LPレコードやカセットテープに
負けるわけにはいかないという側面もあったのかもしれません。
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