音量を上げた時の歪の原因について
組み上げた、ぺるけ式ヘッドホンアンプの大音量時の歪の発生について、ざっと考えられることを列挙してみます。
1.初段FETの特性違いにより、大振幅時にドレイン側で波形クリップが発生?
2.C電源の電圧不足で、初段の同相入力範囲を超えて歪んでいる? 3.初段FETの特性違いにより、ゲインが不足していて、NFB量が少ない?
4.終段トランジスタの特性の違いで、アイドリング電流不足?
音的にはハードクリップしているような感じではないです。 高域がうるさくなっていく感じです。
初段のドレイン側の電圧は約4.9Vと問題はないので、1.ということはなさそう。
ちなみに共通のソース側電圧も0.30Vと正常っぽい。
2SK389と2SK170とは、さほど特性に違いがないので、FETの種類が違っているから歪んでいるとは思えないです。(NFは2SK170に軍配があがるようです)
それにしても、2SK389の2つのFET間のIdssのばらつきの無さは、すごい。
ドレイン電圧が0.2V差に収まっています。 これは、片方だけにダイヤモンドバッファがぶら下がっているために起きている電圧差ではないでしょうか。
選別を一切していなくても安心してアンプが組めるというのは、すばらしい事だと思います。
2.の可能性は大いにある。
3.は、なんとも言えないので、NFB量を変更して実験してみたい。
4.については、せっかくだから普段聞く音量まではA級動作領域に設定したいです。
電源電圧が低いので、あまり熱を気にすることなくA級アンプにできるところがいいですね。
ところで、小音量~中音量時は、どうなのかと言いますと、今まで制作してきた方々のインプレッションと共通するように、高域がスッキリきれいに伸びて、それでいて低域もちゃんと出ている。 のです。
ただ、なんとなくボーカル領域が引っ込んでいるように感じている。 同様の方はいらっしゃいますでしょうか?
もしかすると、私は他の人より大音量で聞く傾向があるのかもしれません。 音量を上げてうるさく感じてしまうと、長時間音楽に浸ることができないので、なんとかしたいですね。
楽しくなってきました!!!
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