ぺるけ式ヘッドホンアンプの?なところ
このアンプの電流の大きいところを回路図に書き足してみます。
電源デカップリング2200uFに貯えている電荷が、出力バッファを通して、DCカットコンデンサも通してヘッドホンへ出ていきます。
そして、左右共通になったGND端子へ電流が戻って電源デカップリング2200uFへ帰っていきます。
改訂版の前の実装図では、素直にヘッドホンGNDがデカップリングコンデンサへ戻るような
配線になっていました。 しかし改訂版では、あろうことか、差動回路のQ1・Q2が基準にしているGND線へ電流が流れてしまう配線図になっています。
回路図に書き足すと下のようになります。
まずいのは、初段差動の入力部、470k抵抗と100ΩVRを落としているGND線上にヘッドホンからのリターン電流が流れてしまっている事です。
これでは差動動作に、要らない電位が混じってしまいます。
GNDも配線であるため、そこに電流が流れると電位が発生するためです。
しかもヘッドホン特有の左右入り混じったリターン電流が流れるのです。
気分的な問題かもしれませんが、通常のヘッドホンを改造なしで使う場合はGNDが共通になっているため、電源やGNDを左右で独立させる効果が出にくいのではないでしょうか。
GNDや電源デカップリングを左右で分けても、リターン電流は混じって戻ってくる。
さて、左右のどちらのGNDへ戻す? といったジレンマが発生してしまいす。
GNDが分かれていないボリューム近辺のラグ端子へ戻した(落した)のが改訂版です。
ヘッドホンごときのドライブ電流は大したことないから無視するという趣旨なら、それはそれでアリなのかもしれません。
エージング続行中。 若干聴きやすくなってきました。
つづく・・・
すみません。 回路図はぺるけさんのところから無断拝借しています。
依頼がありましたら削除させて頂きます。
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