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2019年1月10日 (木)

IOデータのオーディオ専用NAS 「Soundgenic」

これまでIOデータのRock Disk NEXTをNASとして使用してきました。

しかし、昨年の夏以降、ときどき音飛びが発生したりと不調になっていたので同じくIOデータの「HDL-RA2HF」(2TB-HDDモデル)を購入しました。

Soundgenic1

「fidataのソフトウェア技術を継承したエントリー向けネットワークオーディオサーバー Soundgenic」 という説明では、何が特徴なのか全く理解出来ませんよね。。

 

個人的にNASに求めるものは、HDDの音が気になるほど聞こえなければ、あとは使い勝手がよいだけで十分かなと思っていました。Rock Disk NEXTも、他のNASより安いからという理由で購入したものでした。

PCやネットワークに詳しい方々に聞いても同じ回答が返ってきます。データはパケット化されて、NAS本体-EthernetHub-受信機器の中でそれぞれバッファリングされて、バケツリレーを繰り返すため速度さえ間に合えばデータ自体に相違はなく、何でも問題ないハズ。と。

SPDIFの様にPLLロックしてダイレクトに再生するのとは異なり、ネットワークオーディオは数MByteのバッファにデータためて、展開し、バッファから再生する仕組みになっています。MP3/AACならまるごと1曲貯められうようなバッファサイズに設定することも可能です。

個人的に感じた音質的な感想は後述いたします。

 

 

オーディオ用NASとしての機能

DLNA(や、OpenHome)に対応したメディア機能がついているNASというのは良くあるのですが、Soundgenicはひと味違います。

なんと、USB-CD-ROMを接続すると、PCレスでFLAC/WAVリッピングする機能があったり、USB-DACを接続すると本体がネットワークオーディオ機器に変身するのです。またe-Onkyo/moraからのダウンロード機能などオーディオ機器として便利な機能がついたNASで、単に「高音質」なんていうのとは違う側面を持っています。

 

USB-DVDドライブでダイレクトリッピングを試してみました。FLACは圧縮率が3段階+非圧縮が選択できます。非圧縮FLACを搭載するとは超マニアックですね。楽曲情報は自動で取得するように作られていて、ある程度売れたアルバムはアルバムアートも取得できます。昨年末にリッピングした約50枚の中で半数くらいはアルバムアートが取得できました。

Soundgenic2

 << fidata アプリで見たアルバムの一覧 >>

海外で有名なアルバムだとアルバムアート画像も取得できるようですが、私のようにマイナーなCDを集めちゃう人や、日本のCDは壊滅的かもしれません。曲名取得はかなり頑張っていて、unknown 表示になったのは1枚のみでした。

 

 

何かへん?

このアルバムアートは、更にひと癖あります。画像は取り込んだアルバムのフォルダー内にFolder.jpgとして保存されるのですが、そのデータをネットワーク上から読み出すことが出来ません。PCから見ても、ラズベリーパイでマウントしてみても同様です。消すことは可能です。

また、楽曲データ(FLAC)に画像データは保存されておらず、この画像を扱えるのは「fidata」という専用ソフトウェアからのみとなります。

「fidata アプリ」はiOS専用で、AndroidやWindows、Linux、macから使うことは出来ません。

Soundgenic3

 < アルバムアートは外部から読めない仕様 >

RockDisk NEXTのようにTelnetでrootログインすることはできないのでファイルのパーミッションを変更することもできない。

Soundgenic4

 < MoodeAudioやVolumioからもアルバムアートは見えない >

完全にデータが無いのであれば「MoodeAudioの標準画像」が表示されますが、Folder.jpgがあるのに読めないという意地悪仕様のため、このようにエラーが表示されます。

 

 

 

セキュリティ面は???

一般的なNASとしての機能をほぼ搭載しておらず、sambaのゲストログイン(認証なし)でファイル共有しているだけです。パスワードもユーザー名も必要なく、セキュリティ面は一切考慮されていません。

オーディオ用途として潔い仕様ともいえます。 いちいちユーザーを作ってパスワードを設定して、ログインして・・・ なんてのはネットワークやPC、サーバーに精通している必要がありますからね。音楽を聞くのに、そんな知識はいらない。

volumio2からもMoode Audioからもパスワード無しですんなり繋がるのは初心者には嬉しい。蛇足ですが、ユーザー名・パスワードを適当に入れても何でも繋がってくれます。(たとえrootと書いてもゲストで繋がる)

どこかからユーザ追加&パスワード設定ができないか探したものの、見つかりませんでした。常にゲストログインという仕様のようです。この楽さはWin95の共有フォルダを思い出しますね。

 

 

話をfidataアプリに戻すと、このアプリからSoundgenicに接続したUSB-DACから音楽を再生することができます。

USB-DACはUSB-Audioクラス2.0仕様に準拠している必要があります。手持ちのUSB-DACのAKI.DAC-U2704とデジファイのUSB-DAC基板はUSB-Audioクラス1.0のため、デバイスを認識しているものの再生出来ませんでした。

 

 

驚くほどの音質の変化

USB-DAC再生は早々に諦めて、RaspberryPiからNASとしてマウントし、音楽を再生してみたところRockDisk NEXTと比較して楽器に存在感があり、より音楽的な要素を色濃く表現するようです。各楽器の音が鮮明に、そして生々しく聞こえてくるのです。

 

これにはちょっと驚きました。

まあRockDisk NEXTが不調ぎみというのもあるとは思うのですが、こんなに差がでるとは思っていませんでした。

複雑で頑強、高機能な各種サーバー機能を排除し、単純なファイルサーバーのみとしている部分も影響しているのかもしれませんね。

Telnetやsshでリモートログインすることができないため、内部の状態を知ることはできないのですが、オーディオを意識したNASとしてチューニングされている可能性が高いです。

  IOデータもなかなかやりますね。

同容量のNASとしても価格が安いし、音も良いとは恐れ入りました。もし、ラズパイ・オーディオをやっていてNASを持っていない(USBメモリ/PCの共有フォルダで再生)という方がいらっしゃいましたら、おすすめしたい逸品です。

 

SoundgenicもRockDisk NEXTと同様にFANレス仕様なので、夏の間、エアコンがかかっていない部屋に置き去りにするときは電源をOFFする方がいいかもしれません。 締め切った部屋は40度を超え、いつもは止まっているHDDがなぜか回っていてNASの筐体が触れないくらいの温度になっていた事がありました。多分、あれでRockDisk NEXTが不調になったのだと思います。。。

 

 

 

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コメント

「ハイレゾ対応」等と同じように、IOデータもおかしなこと始めたなと思ったら・・・、極めて真っ当な「ネットワークオーディオサーバー」何ですね。
御免なさいして、今度データ置き場拡張時には手を出してみるかな。

たかじんさん

お世話になります。
私も、このNASは去年の夏に購入しました。
初心者には、使い安いですね、
USBDACは、評判が悪かったので実験してません。
もっぱら、ラズパイ用です。
ちなみに、アナログ電源、オーディオグレードのLANケーブルに
変更しましたら、かなり音質良くなりました。
あと、ハブですが、M12 Switch GLODに変更すると
別次元になるとショップの方に言われましたが、
なにせ高価で、手が出ません。
余裕が出来たらSSDに換装する予定です。

私もNASで音が変わるという話にはかなり眉唾に思ってる方なんですが、一方で「同じファイルでもローカルのSDカードから再生する方がNAS上から再生するより音が良い」ことは体験していて(ちなみにオーディオには疎い妻もハッキリわかるレベルでした)、ホント不思議ですよね。
せめて何をやってるのか、技術的な事をIODATAさんにも公開してもらえると助かりますが、この手の製品は曖昧な事しか開示してくれないですよねえ。「データの読み出し負荷」に関わるような話なんじゃないかとは思ってるンですが。

最近は、ラズパイのMoodeaudioをDLNAサーバー(NAS)として、独立に使っていますが、我が家でも、ROCK DISK NEXTよりも、高音質です。
HDDよりも、USB、更に、SDメモリが、もっとも音は良いのですが、SDメモリは、容量制限(32GB?)があるので悩ましいです。

CR-X さん

ですね。ハイレゾ対応とか高音質と言われていても、その根拠が示されていないと信用できませんよね。

初心者ABさん

SSD版はちょっと高いですね。もう少しSSD版を安く提供してもらいたいです。
LANケーブルは、CAT5以降シールドがついたりしているので、オーディオ用としても効果があるかと思っています。
やっぱりNASやHUBからのノイズなのでしょうか。。。
NASの電源を替えるというのもアリなんですね。 勉強になります。


kichitaro さん

SDカードに楽曲を入れたとき、USBに入れたとき、NASやPCの共有フォルダに入れたときで音の差があるのは、原因がはっきりしないので気持ち悪いですが、可能性としては電源やGNDに対してノイズを混入する量が違うのかな? と思っています。

私の環境ではUSBメモリが最悪です。 NASとSDカードでは、SDカードが少しだけ上かなと感じることがありました。ここに来てNASを替えて音が向上したので、SDカードとNASでどちらが上かはまだはっきりしません。

また、Pi 3 B+では少しちがう意見が出てきているようです。


SS さん

なるほど、ラズパイをNAS代わりに使ってしまうというのもアリなんですね。 HDD(NAS?)よりもUSBが上という意見もあるんですね。 USBメモリの品種によっても音が違う可能性がありますね。 私の持っているUSBメモリが良くないだけかもしれません。

まだまだ調査が必要な分野かもしれません。

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