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2018年8月13日 (月)

NEC CD-10 逝く そして復活!

その日は突然おとずれました。

私が30年くらい愛してやまないCDプレーヤー。NECホームエレクトロニクスのCD-10が、再生不能になりました。

Cd10a

長岡鉄男氏も愛用していたことでも有名ですね。

 

ここ数年、RaspberryPiをメインプレーヤーに使っているので、活躍する頻度は下がっていたのですが、音質の基準器として比較に使っていました。

 

 

 

7月のとある日、CDをかけようとして、

あれ? 再生しない。。。?

ディスクの回転音やサーボ音が一切しません。

これは逝ってしまったに違いない。。。

 

実は、この個体は、過去にも一度壊れてメカユニットを交換しています。スレッドのリミットスイッチが接触不良となり、スレッドモータが止まらずギヤを破壊してしまったのです。

同期入社のE野氏はそのへんの知識が豊富だったため、部品さえあれば修理可能と断言してくれました。同型のユニットを使っているSONYのミニコンポを部品取りにしてE氏に託しました。

光ピックアップを交換するとフォーカスやトラッキングのサーボゲインを調整しなければいけませんが、E氏はしっかりと調整してくれました。CD-Rも殆ど問題なく再生可能になっていました。あれから20年間、とても元気に動いていたのですが。。。

 

Cd10b

これがサーボ基板。裏面にソニーのサーボプロセッサが付いています。この時代はアナログサーボだったはずで、私も使ったことありません。

Cd10c

問題のICを取ったところ。 高出力のOPAMPです。基板が変色してますね。
相当、温度が高くベーク基板が炭化してきているようです。

アンプなどで整流ダイオードが100度を超えるような使い方をしているときには、時折見かけることもありますが、OPAMPで起こるのでしょうか?

Cd10d

eBayで購入した新品の「TA8406P」をのせたところです。 このICは、3週間かけて中国の深センからやってきました。

 

もし偽物の場合は、被害が広がる可能性もあるのでドキドキしながら電源投入しました。が、動きは大丈夫です。無事に復活しました!!!

 

 

Cd10e

ただ、気になるのは温度です。基板の炭化具合から察すると、かなりの負荷がかかっていると思われます。

ということでサーモグラフィで見てみました。 なんと103度。 再生開始から5分くらいです。

 

これ、やばくね? NECさん。

 

でも、冷静に考えると、これで30年持ったのですから大した物ですね。

 

購入したバブル期には、このCDプレーヤーを30年も使うことになるとは私も思っていませんでした。あのころ、毎年のように新技術が開発されていましたし、オーディオメーカー各社が切磋琢磨して日進月歩で音質が向上していくと信じていたからです。

CDに関して言えば、4倍オーバーサンプリング時代と8倍オーバーサンプリング機(YAMAHA CDX-2000)とで音がまったく違っていたのが印象に残っています。8倍機は鮮烈かつ繊細、心に響く音と記憶しています。

そのときの感動があまりに強烈だったため、2002年ころに中古でCDX-2000を購入して所有することになります。ただ、同列比較するとCD-10の方が高域が伸びやか。ベース音も明確で私好みだったのが判って数年で手放しました。

結果的に 4倍 -> 8倍 -> 16倍と順当に進化していたことを体感できました。

 

CD-10は今回で2度目の延命措置となりました。個人的には、まだまだ活躍してもらいたい機器です。

PhilipsのTDA1541AというDAC-ICを左右で2個使い、NECオリジナルのデジタルフィルタで16倍にアップサンプリングしていたという名機です。おかげでポストアンプ部のアナログフィルタが軽く、音ヌケが非常に良いのです。

 

ご想像の通り、私のつくるDAC基板やアンプ、ヘッドホンアンプは、このCDプレーヤーから出る音があってのチューニングです。。。

 

 

 

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電子回路」カテゴリの記事

コメント

たかじんさん、どうも。

データシートでは、消費電力はヒートシンクをつけると2.7W、なしで1.4Wとありますね。 このオペアンプで、直にモーターとかレンズ駆動コイルをドライブするんですね、すごいな。
HSOPだと、羽みたいな端子から放熱できそうに見えますが、DIPは上に何か乗せたくなりませんか。

天 麩羅夫さん

おっしゃる通りです。 写真を撮りませんでしたが、小さなヒートシンクをボンドで付けておきました。
適切なボンドが手元になく、あまり良くない対策でしたが、ヒートシンクの温度は60度くらいになっています。(熱がヒートシンクにあまり伝わっていない可能性もある。)

熱伝導率が高い自己消炎のボンドって、何が良いのでしょうかね。

昔もっていたソニーボンドの自己消炎ボンド(SC608Z2)は、固まってしまったので捨てました。

ボンドは使ったことないですね。趣味ではワイヤで固定したりしてました。

忘れてた。Arctic Silverっいうのはどうでしょうか。

天 麩羅夫さん

ありがとうございます。Arctic Silverを検索してみたら、放熱グリスですね。

このくらいの熱伝導率で「接着」できるものがあれば良いのですが。。。

あと、ボンドに絶縁性も必要そうです。 万一、ボンドがたれると通電してしまうようなものは厳しい。

Amazonでみると放熱両面テープが付いた小型ヒートシンクが売ってますね。あれを買えば良かったのかも。

ああ、接着剤の方はディスコンになってますね。残念。

たかじんさん

開封すると保存がきかないようですが秋月でも売っています。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gT-06910/

性能はこちらの方が良いと思うのですが。
https://www.monotaro.com/p/0821/4796/

いつも楽しく拝見しています。
コンシュマー品でこの温度は怖いですね。企業として良いんでしょうか?
熱伝導ボンドで検索したら、こんなのがある様ですhttps://www.monotaro.com/g/01244320/。熱伝導性4.220W/m・Kですから、Arctic Silverの9.0には劣りますが、たかじんさんの希望にも応えられるのではないでしょうか?価格もリーズナブルですし。
3Mの両面テープも高熱伝導タイプなら1.5w/m・K程度はあります。

天 麩羅夫さん

接着タイプもあったのですね。失礼しました。 もう一度調べてみたら、ありました。 ただ販売していませんね。。。 残念。

SKさん
きゅうさん

ありがとうございます。 色々調べてみるとあるのですね。 調査が足りませんでした。

既に、一般用ボンドで接着してしまったため、はがせるようでしたら交換してみます。
両面テープは、温度が上がると粘着力が落ちそうですが、3Mなど大手の製品なら安心感がありますね。

いえいえ、古い情報でした。 こちらもグリスがあることを知りませんでした。
接着剤の方は…すごい値段で売ってますね。プレミアですねぇ。

天 麩羅夫さん

いえいえ。 調べてみるといろいろ売っているのを発見できました。 私の検索ワードがよろしくなかったようです。

とりあえずは一般の可燃性ボンドで固定してありますが、サーボゲイン調整のときにでも交換してみようかと思います。
ICが活き活きしているためか、以前よりもサーボゲインが高めにでている雰囲気を感じます。 アナログサーボは簡単に調整できて、デジタルサーボよりも良いかもしれませんね。

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