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2018年4月30日 (月)

Moode Audio 4.1 用のSabreberry32ドライバをリリース。 コンパイル方法も。

Moode Audio 4.1 ではKernelが新しくなり、前回の 4.0用のドライバが適応できなくなっていました。

本家には2018-03-13版のRaspbian Stretch Liteを使えと書いていますが、RaspberryPi財団のサイトをみると、すでに更新されていて2018-04-18になっていました。

Moode41_01

ということで、最新版のRaspbian Stretch Liteを使ってみます。うまく行くでしょうか?

久しぶりにRaspbian公式の方法がうまく適応できましたので、Sabreberry32のドライバソースをお持ちの方にもドライバをコンパイルする方法を紹介いたします。Moode Audio専用ではなくRaspbian用としての情報になります。

 

 ★ドライバをソースからコンパイルする人はこちら

 ★バイナリドライバを入れる人はこちら

 

 

 

ドライバのコンパイル方法

まず Raspbian Stretch Lite を起動して sshで接続します。(Moode Audioにした後でも同様の手順でOKです。)

Kernelのバージョンを見てみます。

pi@raspberrypi:~ $ uname -a

Linux raspberrypi 4.14.34-v7+ #1110 SMP Mon Apr 16 15:18:51 BST 2018 armv7l GNU/Linux

pi@raspberrypi:~ $ cat /proc/version

Linux version 4.14.34-v7+ (dc4@dc4-XPS13-9333) (gcc version 4.9.3 (crosstool-NG crosstool-ng-1.22.0-88-g8460611)) #1110 SMP Mon Apr 16 15:18:51 BST 2018

カーネルは4.14.34で、ビルドしたgccは 4.9.3であることが分かります。

では早速、ビルドできる環境を作っていきましょう。

sudo apt-get update

sudo apt-get -y install ncurses-dev device-tree-compiler bc

sudo apt-get -y install gcc-4.9

 

すでに、gcc 6.3が入っているので、alternativesを使って優先順位をつけます。

sudo update-alternatives --install /usr/bin/gcc gcc /usr/bin/gcc-6 20

sudo update-alternatives --install /usr/bin/gcc gcc /usr/bin/gcc-4.9 60

この状態でgcc -v とコマンドを打ちバージョンを見てみます。 4.9 になっていればOK。

 

次にカーネルソースをもってきます。公式のtoolを使った方法です。

sudo wget https://raw.githubusercontent.com/notro/rpi-source/master/rpi-source -O /usr/bin/rpi-source

sudo chmod +x /usr/bin/rpi-source

sudo /usr/bin/rpi-source -q --tag-update

sudo rpi-source -d /home/pi/

rpi-sourceは自動的に、いま動作しているKernelのhash値のソース一式をgithubから落としてきて、さらにドライバ開発環境までを構築してくれます。(Kernel buildの必要がない)

しばらくしてエラーが出ず終了したら成功です。 エラーがでて展開が途中で終わってしまうときは厄介ですが、その説明は長くなるので別の機会にと思います。

 

次は、Sabreberry32のソースコード一式を /home/pi/  に入れます。私はwinSCPでフォルダごとドラッグ&ドロップしてます。 macな人はここを参考にscpコマンドで転送してください。

zipなら展開してからディレクトリに入ります。

cd SabreBerry32

ここで sabreberry32.c を編集します。 80行目

 file_size = vfs_read(filp, buff, buff_size, &offset);

 file_size = kernel_read (filp, buff, buff_size, &offset);

この1行だけです。Kernel 4.14系ではサポートされなくなった関数があったのです。

あとは従来どおりコンパイルしていきます。

make

sudo make modules_install

make dtbs

sudo make install_dtbo

sudo make coeff_install

以上で完了です。 /boot/config.txtdtoverlay=sabreberry32 と記載すれば次回以降自動でドライバが組み込まれます。

 

 

Moode Audio 4.1にドライバを入れる

こちらは、コンパイルせずにSabreberry32ドライバを入れる方法です。Moode Audio 4.1が起動できる状態からスタートです。

まずssh接続します。

host: moode.local
user: pi
pass: moodeaudio

ログインしましたら、ドライバを入れていきます。

wget http://nw-electric.way-nifty.com/blog/files/sb32_kernel4.14.34-v7+.zip

unzip sb32_kernel4.14.34-v7+.zip

cd SB32_kernel4.14.34-v7+

sudo chmod +x sabre32_install.sh

sudo ./sabre32_install.sh

これで完了です。

Moode41_02

ConfigureのaudioのI2S Audio device にSabreberry32がでているはずです。 再起動後に有効になります。

 

 

 

※※※※

頒布開始から2年たつSabreberry32ですが売れ行きが止まるどころか、今年に入ってからむしろペースが上がってきております。

一度購入された方がリピートされたり、友人に薦めてくださっているおかげでしょうか。

まことにありがとうございます。

 

実際に音を聴いてくださった方がリピートされるのは本当に嬉しいことです。

スイッチサイエンスの方は、補充するとすぐに売り切れてしまって、現在はデジットさん、共立電子さん、ヨドバシカメラ.comさんにて販売中です。 そちらも近いうちに売り切れてしまいそうです。

現在、次ロットの部品集めをしている最中です。よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

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Sabreberry32」カテゴリの記事

コメント

たかじんさん
素晴らしいDACのご提供ありがとうございます。Sabreberry32を据え置き用、Sabreberry Zeroをカーステレオ用にして楽しんでおります。
しかしながら、ディストロによっては音切れがあったり、曇ったような音がしたりと、安定して音楽を楽しむために苦労しております。
早速ですが質問です。
Raspbian Stretch Lite release 2018-04-18でバイナリー形式のドライバー導入でinstallのshellの実行でfile not foundとエラーが出ておます。また、2018-04-18のリリース moode 4.1 だと他のDACでは音切れがあり、あまり安定した動作をしているように思えません。
できれば、2018-03-13 moode 4.1 でのドライバーの提供
していただけないでしょうか?
よろしくお願いいたします。

たかじんさん こんにちは

ドライバのリリースありがとうございます。
上記の手順でやったのですが、以前のドライバのソースが
リポジトリがなくなっているようなメッセージがでます。
sudo sabre32_install.sh
sudo ./sabre32_install.sh
で上手くいきました。
まだ、音出しこれからですが、

2018-03-13 のバージョン情報をお願いできますでしょうか?
cat /boot/.firmware_revision

で表示される値です。

toto さん

ご指摘ありがとうございます。本文を訂正しました。

たかじんさん こんにちは

2018-03-13版のRaspbian Stretch Liteは、こちらから取ってきます。

http://downloads.raspberrypi.org/raspbian_lite/images/raspbian_lite-2018-03-14/2018-03-13-raspbian-stretch-lite.zip


リビジョンは、取ってこれませんでした。

cat /boot/.firmware_revision
cat: /boot/.firmware_revision: No such file or directory

uname -a
Linux raspberrypi 4.9.80-v7+ #1098 SMP Fri Mar 9 19:11:42 GMT 2018 armv7l GNU/Linux

cat /proc/version
Linux version 4.9.80-v7+ (dc4@dc4-XPS13-9333) (gcc version 4.9.3 (crosstool-NG crosstool-ng-1.22.0-88-g8460611) ) #1098 SMP Fri Mar 9 19:11:42 GMT 2018

cat /etc/debian_version
9.3


お役にたちますでしょうか?

たかじんさん こんにちは

Moode 4.1にしたのちに、リビジョンを確認しました。

171c962793f7a39a6798ce374d9d63ab0cbecf8c

たかじんさん こんにちは

そのままやると、どうやら、最新になるようです。

uname -a
Linux moode 4.14.32-v7+ #1105 SMP Tue Apr 3 19:08:49 BST 2018 armv7l GNU/Linux
pi@moode:~ $ cat /proc/version
Linux version 4.14.32-v7+ (dc4@dc4-XPS13-9333) (gcc version 4.9.3 (crosstool-NG crosstool-ng-1.22.0-88-g8460611)) #1105 SMP Tue Apr 3 19:08:49 BST 2018

たかじんさん こんにちは

以前、インストールしてあったMoode4.1を見てみました。
今度は、2018-03-13版のRaspbian Stretch Liteのリビジョンが取れました。

pi@moode:~ $ uname -a
Linux moode 4.9.79-v7+ #1091 SMP Tue Feb 6 13:18:45 GMT 2018 armv7l GNU/Linux

pi@moode:~ $ cat /boot/.firmware_revision
e8c2f60b7ea169202d675d9066e73960fcf4acbd


これの場合、2017-11-29のRaspbian Stretch Liteからインストールしております。
元のRaspbian Stretch Liteのバージョンは、関係ないようです。

toto さん

いろいろなバージョンをお使いのようですね。せっかくですからソースからコンパイルしてみませんか?
Moode以外でも色々と楽しめるようになります。

メールください。 返信でソースコードを添付いたします。
new_western_electric@yahoo.co.jp

たかじんさん
一番最初にレスしたものです。
2018-03-13リビジョンは
171c962793f7a39a6798ce374d9d63ab0cbecf8c
totoさんがおっしゃるように最初のRaspbianのバージョン
関係ないみたいですね。
moodeのサイトには2018-03-13以外はギャランティーしないとあるのに。
いろいろとお手数かけました。

ashra さん

totoさんからご指摘があったように、初期の記事でコマンドにミスがありまして修正しました。

> shellの実行でfile not foundとエラーが出ておます。

という部分は解消できていると思います。

おっしゃる通り、OSバージョンが異なると動作を保証しないというのは仕方ないですね。 動作検証にはそれなりに時間と労力がかかりますので、違うOSバージョンをサポートするのは大変だと思います。

2018-03-13のRaspbianの方もPi3B+対応の初期バージョンですので、そちらの不具合報告がでて訂正したのだと思います。 これまでも、Pi2やPi3が出てからの2~3か月間はOSの更新が頻繁に行われてきたように思います。

ひとつのパッケージで、Pi1,Pi2,Pi3、Pi3B+、Pi0、Pi0Wと沢山のボードをサポートするRaspbianの方もかなり大変な動作検証をされているのは想像に難くありませんね。

ということで、OSが安定してきた頃のMoode 4.2に期待しましょう。

たかじんさん
お忙しいところ、レスありがとうございます。
>OSが安定してきた頃のMoode 4.2に期待しましょう。
了解です。
私の環境では、Volumioの最新バージョンが安定しているのですが、音的には、Moodeの方が好みです。4.1での音出ししましたが、今のところ問題なく動作しているようです。
当方海外在住のため、diyAudioをよく覗くのですが、ES90XX系でMasterモードで動作しているDACはSabreberry32が世界で唯一無二では
ないでしょうか。NDAのこともあり情報がない中でES90XX系のDACがこれだけ動作していることは正直凄いことだとdiyAudioをみるとわかります。
陰ながら応援させて頂きます。

ashraさん

ありがとうございます。 ESSのDACは非同期入力が簡単にできるので、非同期で使うことが多いですね。 メーカーにおいても。

いわゆるESSくささ(独特の低音の暖かさと高域のキメ細かさ)は非同期入力のときのES9018系で発生するように思います。同期モード・マスターモードだとそのクセが引っ込んでくれますね。

「ESSの音が好き」 という人は、あの温かみのある独特の音を望んでいる可能性もあって、音作りって奥が深いなと思います。

こんにちは
某所に4.1のイメージがありましたので、SDに焼いてその後ドライバの導入を手順通り行いました。問題無く動作しています。なかなか良い音でブラウジングも快適です。

ひろせさん

無事に動作しているようで良かったです。
4.1のイメージ・・・ 誰のだろう・・・

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