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2018年3月23日 (金)

Tinker Board S でSabreberry32をマスターにする方法

ASUSのTinkerBoard S は、TinkerOS v2.0.5からI2SのSlaveモード(DAC基板がマスター)をサポートするようになりました。

私もSを入手したので、さっそくSabreberry32も試してみました。

Tinker_s01

 

DAC基板がマスターとはどういう状況なのかを簡単に書くと次の図のようになります。

Tinker_s06_2

DAC基板上の低ジッター水晶発振源を基準にTinkerBoardがオーディオデータを送信してくれるようになります。これによりクロックジッターが少ない理想的なI2S信号が得られるようになります。勘違いする人もいる MCLK(マスタークロック)は、RaspberryPiやTinkerBoardに受信するポートがなく、DAC基板上のみで使用しています。余談ですがBeagleBone Black/GreenはMCLKを入力することが可能です。

 

結果はごらんのとおり Sabreberry32がMaster Mode で認識しています。

Tinker_s02

 

ドライバの入れ方は、以下の手順で行ないます。

 

TinkerOSを起動

まず公式サイトからOSのイメージファイルをダウンロードしてSDカードに焼きます。

https://tinkerboarding.co.uk/forum/thread-69.html

v2.0.5 - Debian stretch based. 2018/02/22 というバージョンです。

起動の方法(ジャンパ設定から、SD、eMMC起動、リカバリなど)についてはこちらが詳しいです。とても参考になります。SDカードから起動するときはジャンパはデフォルトのままでOKです。

 

TinkerOSには初期状態でavahiが入っていないため、IPアドレスが名前で解決できません。最初はHDMIとキーボード、マウスを接続した方が良いかもしれません。 他の方法でIPアドレスを調査できれば、最初からSSH接続しても良いでしょう。

私が試したところ、NetEnumでもFingでも見つかりませんでした。 v2.0.2のころは見つけられたはずなのですけども。

 

1回目の起動は、初期設定などを行なっているため2分くらいかかります。じっくり待ちましょう。 HDMI画面を繋げていれば自動ログインしてデスクトップ画面がでます。2回目以降は30秒くらいで起動します。この時間でデスクトップ画面が出るのは速いです。

 

mpdを入れる

デスクトップから、ターミナルを起動してコマンドを打っていきます。 ピンク文字の部分です。 mpd、avahiをインストール。それとpulseaudioが邪魔をするので削除します。

SSH リモートログインするときは

user: linaro

pass: linaro

です。 avahiを入れた後は、host: tinkerboard.local  で接続できるようになります。

 

sudo apt-get update

少し待ちます。 ここでRaspberryPiとの速度差を感じ取れますね。

sudo apt-get remove pulseaudio

sudo apt-get install mpd avahi-daemon

 

Sabreberry32ドライバのインストール

続けてSabreberry32のドライバをインストールしていきましょう。

wget http://nw-electric.way-nifty.com/blog/files/SabreBerry32tb.tar

tar -xf SabreBerry32tb.tar

cd SabreBerry32tb

sudo chmod +x sabre32_install.sh

sudo ./sabre32_install.sh

ここで再起動します。 

sudo reboot  

 

再起動後、sshでログインして、dmesg | grep sabre とコマンドを打って、sabreberr32が認識していることを確認します。

上のTeratermキャプチャのように「 mapping ok 」と表示されていればOKです。

 

蛇足ですが、上のインストーラの中で /boot/hw_intf.conf

intf:dtoverlay=sabreberry32  という1行を追記していますが、これを

intf:dtoverlay=sabreberry32-slave  に変更するとDACがスレーブモードになります。(S なしのTinkerBoard はこちらを使います。)

 

ハードウェアボリュームを使うためのmpdの設定

mpdの設定の詳細は他のwebサイトをご覧いただくとして、Sabreberry32のハードウェアボリュームを使うようにするには、/ect/mpd/conf のALSA出力部分を下記のように編集します。

# An example of an ALSA output:
#
audio_output {
       type            "alsa"
       name            "My ALSA Device"
       device          "hw:1,0"        # optional
       mixer_type      "hardware"   # optional
       mixer_device    "hw:1"         # optional
       mixer_control   "Digital"       # optional
       mixer_index     "0"              # optional
}

とすればOKです。

 

Sabreberry32の設定

Tinker_s03

alsamixer 

にてDPLL設定やFilterなどをお好みで設定してください。 デフォルトではオンボードデバイスが表示されていますので、「F6」を押してサウンドカード一覧からSabreberry32DACを選択します。

 

mpdクライアントソフトから操作

TinkerBoard 上でmpdが起動したら、操作はネットワークを介してmpdクライアントから行ないます。

mpcをインストールして、コマンドから操作するのも、ympdをインストールしてweb-UIから操作するのも自由です。おすきなmpdクライアントから操作してください。

私は、超軽量の SkyMPCを主に使っています。 以前はgmpcを使っていたのですが、昨年の夏くらいから起動しなくなってしまいました。(最新版を入れても)

 

音質は

ついにTinkerBoard も本領発揮ですね。

とてもエネルギッシュでハイスピード、かつ密度が高い音がします。それでいて繊細な音も出るところも興味深いです。RaspberryPiとは一味ちがい、好みが分かれるもしれません。

 

TinkerOSのI2S-DAC基板対応情報

https://tinkerboarding.co.uk/wiki/index.php?title=Audio-HAT-card

ここを見ると v2.0.5ではWM8804というSPDIF出力ICを使った基板のみ、I2Sマスター動作のようです。PCM5122を使ったDAC基板はv2.0.6からの対応と書いています。 ほんと?

WM8804は、PLLを内蔵したSPDIF出力ICです。システム上、27MHz水晶を基準にしたPLLをMasterClockにしていますので、もしかすると、生の水晶発振器をMasterClockにして動作させたのはSabreberry32が一番乗り??? さすがにそんなことはないでしょう。

 

3/30(金)には

 「第1回 ASUS Tinker Board Meeting」

があるそうです。

詳細はこちらです。 場所は秋葉原UDX。 予約がいります。

 

 

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コメント

Sabreberry32が少し気になっているので、見ています。
Tinker Board S で利用する場合、やはり熱いですか?
今はTerraBerryDAC2を無理矢理ポータブルにして使っているのですが、
Sabreberry32のポータブルにチャレンジするか悩んでまして。
PiZeroにSabreberry32は不釣り合いでしょうし。
Piとの好みの違いを試聴できないのがつらいところですね・・・

くれないさん

Tinker Board Sは、Pi3 よりも発熱が多いと思います。 ポータブル用途には、あまり向かないのではないでしょうか。

Pi ZERO とWは使えますが、寸足らずになりますので、無難なところでPi 3、 Pi 3 B+になりそうですね。

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