Select Your Language

免責事項

  • 本サイトの情報の利用、内容、サービスによって、利用者にいかなる損害、被害が生じても、著者は一切の責任を負いません。ユーザーご自身の責任においてご利用いただきますようお願いいたします。

    本サイトで頒布している基板およびキットは、技術者、またはそれに準ずる電気的知識をお持ちの電子工作ファンの方のためのものです。 一般のオーディオファンの方のためのものではありません。
    また、頒布基板およびキットは、いかなる条件でも動作を保証するものではございませんので、あらかじめご了承ください。

    電子工作では、火傷、感電、火災などの可能性があります。 十分に注意をして作業して下さい。

    営利目的のご使用は認めておりません。  記事の転載や、基板・キットの商用利用の方は、ご連絡ください。
    学生やサークルの学習目的でまとめてご購入する場合は特別なコースをご用意させていただきます。

スポンサー

« DAC-01の3.5mmアンバランス出力と2.5mmバランス出力の音を比較 | トップページ | Volumio2.376、2.389用のSabreberry32ドライバリリース »

2018年3月12日 (月)

AVIOT DAC-01の音質はPCM5122らしくない音作り?

AVIOTのDAC-01という基板は、ワンボードオーディオコンソーシアムの海上忍氏が手がけたDAC基板です。

ざっと基板見ると、電源部に部品が沢山あるのとDACポストアンプも凝っています。

Dac01a00

クロック源もNDKの低位相ノイズ発振器NZ2520SDを使っていて手抜きがありません。

Dac01a01

<< PCM5122とNDKの低位相ノイズ発振器NZ2520SD >>

 

Dac01a02

裏面にはミュートやゲイン切換えと思われる回路がディスクリートトランジスタで構成されています。電源部も見たことないICがついています。RaspberryPi用のDAC基板として、ここまで凝った回路を載せているものは見たことがありません。

 

DAC-ICはTIのPCM5122で、I2SマスターモードでRPiと接続できる数少ないICのひとつです。HifiberryDAC+という製品が最初に登場し、
ドライバもhifiberry-dacplusというものを使います。

PCM5122は小規模DSPやデジタルボリューム、GPIO、クロックデバイダーを搭載していて高機能ですが、最終的なDA変換部分に関してはPCM5102Aと同一と思います。

このPCM51xx系の最大の強みは、あまり録音の良くない楽曲も上手にキレイに鳴らしてくれるという部分です。多くのDAC基板では、この「キレイさ」を前面に音をまとめているのではないでしょうか。

 

ところが、DAC-01の音はちょっと違いました。

 

基板を見ても、DACにてアナログ変換された後の回路が豪華ですよね。異常なほど豪華です。

Dac01a03

OPA1688は低ノイズ、低歪、かつ高出力電流(75mA/ch)のオペアンプでヘッドホンも十分にドライブ可能です。パッケージが通常のSOP-8と違い簡単には交換できないので聴く機会がありませんでした。 このオペアンプはなかなか良さそうですね。気に入りました。

 

オペアンプに印加されている電源電圧を測ってみました。

 なんと ±8.3Vもあります。

この電圧の高さが音質に一役かっている可能性が高いですね。

また、ポストアンプ部にゲイン切換えがついています。取説によるとHi側で0dB、Low側で-12dBだそうです。

高感度なイヤホンや、バランス接続したとき音量が大きくなってしまう場合にLowを選択することで、デジタルボリュームによる音質劣化を低減できるという仕組みです。

 

 

音質的な感想

エージングは100時間を推奨しています。 6日間ほど電源を入れっぱなしで再生していましたので140時間くらいたったところでの感想になります。

OPA1688とMELF抵抗などの周辺部品、凝った電源部、卓越した基板設計のためかひとつひとつの音にスピード感とキレがありますね。(特にバランス出力時)

また低域の重心が低いおかげもあって全体的に帯域が広く感じます。そして適度な色ノリがあって鮮やかです。 PCM51xx系の透明でお上品な部分はどこに行ったのでしょう? というのが正直な感想です。

PCM5122を使って、これだけダイナミックで色の濃い音を聞かせてくれるDACは他に無いかもしれませんね。室内楽やバラードだけを聴くならキレイにまとめた音でも良いんでしょうけど、コイツは明らかに狙っている方向が違います。

ヘビーなロック、ポップス、テクノによく合い、派手めなJAZZやピアノ曲もいい感じのノリです。聴いていて楽しいというのは、本来あるべき姿なんじゃないかと思います。私もそういう方向のチューニングは大好きです。

DAC-01の価格は安くないのですが、強力にヘッドホンを駆動出来るのと、バランス出力も持っているのでそういった使い方をするのであれば面白い選択だと思います。

 

なにやら、RT-Linux版のディストリビューション「1bc」もオープンソースでリリースするという噂もあるので楽しみですね。

ちなみに、試聴はLL-Kernel化した10秒起動の独自ディストロで聴いています。
Raspbian stretchになってから起動が10秒切れなくなっているのが惜しいですが、音はvolumio2やmoodeよりも響きに奥行きがあり、どっしりとした安定感もあります。そのうちリリースします。

 

 

 

にほんブログ村 PC家電ブログ PCオーディオへ にほんブログ村
ブログランキングに参加中です。 めざせ1位! 
もしよろしければ「ぽちっと」お願いします。 

« DAC-01の3.5mmアンバランス出力と2.5mmバランス出力の音を比較 | トップページ | Volumio2.376、2.389用のSabreberry32ドライバリリース »

DAコンバータ」カテゴリの記事

コメント

いつも楽しい情報をありがとうございます。

10秒起動のディストリビューションのAPモード版を愛用しています。

これまでVolumio2とRuneAudio、MoodeAudioを使って見ましたが、10秒起動は本当に音がいいですね。

オーディオ機器としてみても起動時間が1分以上かかるのはナンセンスです。 あらゆる面で10秒起動ディストリビューションは優れていると感じます。

新しいバージョンも期待していますので、よろしくおねがいします。

TZR-Owner さん

TZR懐かしいです。 私は半年間くらい後方排気を乗っていました。 リミッタまで全く加速が鈍ることがなく、とんでもないヤツですよね。 乗り続けていたら死んでたかも(笑

10秒起動のほう、もう少しお待ち下さい。 色々と調査中です。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/587107/66480439

この記事へのトラックバック一覧です: AVIOT DAC-01の音質はPCM5122らしくない音作り?:

« DAC-01の3.5mmアンバランス出力と2.5mmバランス出力の音を比較 | トップページ | Volumio2.376、2.389用のSabreberry32ドライバリリース »

サイト内検索

Sponsors link

2018年12月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ