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2017年12月 2日 (土)

beyerdynamic DT 990 PRO 改造

わが家にやってきたDT 990 PROですが、2週間を待たずに改造の魔の手がかかってしまいました。

Dt990_12

とはいっても非常に簡易的な改造です。

DT 990 PROは、高域の出方に特徴があり、ラウドネス効果がでて小音量時にも明瞭に聴こえるという特徴があります。

ただし、この高音の聴きごたえのまま、大音量(爆音)で鳴らすと、さすがに耳が疲れてしまうのです。

そこで、電気的ではなくメカニカルなフィルタによって高域を抑えてみます。

Dt990_11

一番上の写真はイヤーパットを外したところです。

こちらがそのイヤーパッド。 周囲に被せるようにハウジングに装着しているのだけですので、手で剥ぎ取るようにすると簡単に取ることができます。

そこに、布地を丸く切ってをイヤーパッドとヘッドホン本体の間に挟んでみますが、さすがに高域が抑えられすぎて、こもったような音になってしまいました。

そこで、その布を少しずつ切っていくことに。。。

完成後の写真は、こちら。

Dt990_10_2

<< 黒い布生地の切れ端を挟んでいます >>

布が黒いのでちょっと見えにくいかもしれませんが、上部の1/3くらいまで追加した布地が見えています。

DT 990 PROのドライバは、センターに40mmくらいの直径で配置されています。 その部分の一部に被るようにして調整します。

半分だと、まだまだ抑えすぎ。

さらに2mm単位くらいで調整していくと、丁度良いところが見つかります。

 

 好みによって調整するのが良いかと思います。

 

人によって好みも違いますし、聴く音量も違いますからね。

Dt990_13

大きなユニットが搭載されたヘッドホンの場合、このような感じでユニットの外周部とセンターとの音波が耳に届く距離が異なり、高域で干渉する可能性があります。 じつは各社各様の干渉対策をしています。 

ユニット自体が高音はセンター付近からしか出ないようにしてあったり、ユニットの前面に干渉を低減するディフューザーが付いていたりという具合です。

上記の布を被せる方法も、本来であれば、センターに穴を空けてその穴の大きさでチューニングする方が理想的です。

写真のセッティングは、あくまで私が個人的な爆音試聴

  「聴き疲れがなく、高域の鮮度も保てる。」

くらいの位置です。 使う布生地にもよると思います。

この方法は低音の聴こえ方には殆ど影響なく高域のみ調整ができます。 高域が元々張りだしていないヘッドホンには使えない方法です。

 

総評 

なんだかんだ言って DT 990 PROはクセのあるヘッドホンで、このクラスでは尖った製品だと思います。 ところが、このチューニング法でこのクセをコントロールすることができて自分好みに「調教する」楽しみもできたように感じます。 総じて言うと、音の開放感と妙な高域の鮮烈さがあってなかなか面白いヘッドホンです。低音側のキレと音色表現の豊かさはは先日書いた通りです。

もっと高級なヘッドホンでは、中音域にもっと多くの音が聴こえる部分があるのですが、 DT 990 PROでしか聴けないという音があると思います。

インピーダンスが250Ωというのと音漏れが盛大なので、ポータブルで屋外での使用にはまったく向きません。

 

以上、参考になれば幸いです。 

なお、爆音でヘッドホンを聴き続けると難聴になる恐れがありますので、くれぐれもご注意下さい。

 

 

 

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ヘッドホン」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。

DT990をいきなりチューニングとは、流石です。
僕は、あまり高インピーダンスだと鳴らしにくいかと思い32Ω版の方を1本使っていますが、それ程耳に刺さる感じはしていないので、そのまま使用しています。PROはスタジオモニターユースを想定しているので、その辺のチューニングの差があるのかも知れませんね。モニター系は、その用途的に、素直にすべての音を出し切らないといけないのでチェック用には最適かもしれませんが、リスニングには向いていないと思います。とは言え、多分DT990との違いはハウジングとフィルターのノウハウだけでしょうから、この調整は大正解でしょうね。以前、ファイナルのイヤホン製作体験会に参加した時に、技術者の方が、フィルターの素材の事で色々苦労話をされていましたので、僕も一時期、色々試したことを思い出しました。素材一つで結構変わるので、色々試してみるのが良いと思います。エアコンのフィルターやスポンジ系、女性のストッキングを数枚重ねてみるのも良いと思います。

あ、女友達にストッキングをくれと頼んだら説教を食らったのは苦い思い出です(w

P.S. ベイヤーでも、テスラ系は更に高音やばいですよ(w

ScrapHearts さん

DT 990 PROとDT 990 は、名前は似ていますが、音は随分ちがいますよね。
当初、DT 990 の600Ωが欲しくて探したのですが、入手しにくいのと、価格が高いのとで PROになりました(笑

おっしゃる通り、モニターとリスニングは性格が異なりますね。

T1 2ndはショップでじっくり試聴させて貰ったことがあります。 高域がきれいで分解能が高い。 耳につくことなく爽やかさ、軽やかさもありますね。 品がある。 という言い方が適切でしょうか。

この手のチューニングを極めるとストッキングマニアになりますね(笑
ちなみに上の写真の布は、ユザワヤという手芸用品店で切れはしを買いました。

こんばんは。

言われてみれば、600Ω系は、在庫ほとんど見かけませんね。流石に一般人でこれを鳴らしきる環境を持っている人はまれでしょうからね。セットで、専用アンプとお買い上げパターンでしょうか(w
ちなみに、600Ω用にアンプを調整するならば、どういった改変をすれば良いです?

究極のモニターは、MDR-CD900でしょうか?初めて視聴した時に驚きしか感じられなかった覚えがありますが、同時に長時間の視聴に耐えれなかった覚えがあります。これはこれで、必要性を感じるんですが、、、。せいぜい、リスニングモニター辺りが僕の常用の限界でした。

T1は絶妙ですよね。しかし、ヘッドフォンのハイエンド化(高価格化)がここまで進むとは。もっと、コスパと言うものを考えてもらいたいです(w

流石にストッキングマニアにはなれませんでしたが、切り刻むから、お古で良いと言ったのに、くれたのは、新品の網タイツ!!(爆


写真のフィルターですがユニットの前側を覆うようにした方が、効果的ではないでしょうか?この手の覆い方を見ていると、ULTRASTONEの鉄板フィルター(防磁目的)を思い出します。音がハウジング内で回り込んできて違和感を感じました。そういえば、僕が普段使いしているMDR-MA900はユニットが傾いて付いています。非常に自然に近い聞こえ方がします。ヘッドフォンと言うより、殆ど耳掛けスピーカー状態ですが(w

こんばんは、

私はDT770pro(80Ω)でベイヤーにはまってしまい、
DT990e/600(中古)、AMIRON HOMEを所有しています。
(T1も持っていたのですが、売ってしまいました。)

DT990e/600は意外と(?)、hycaaでも音量はとれます。
高音もキツさを感じず、アンプもコンパクトなので、
ベットサイドに置いて寝る前に使用しています。

AMIRON HOMEは、ベイヤーにしては癖が少なく、
バランス仕様のHPA-12(A級DCアンプ)との相性抜群で、
いつまでも聴いていたくなる魅力があります。

ScrapHearts さん

> ちなみに、600Ω用にアンプを調整するならば、どういった改変をすれば良いです?

じつは、インピーダンスが高いほど、電流が少ないので、アンプのドライブ能力は軽くてすみます。
600Ω用アンプに必要なのは、電源電圧の高さです。 これも一般のOPAMPの電源電圧である±15Vあれば十分です。

難しいといっているのはポータブル機ですね。 内部電源電圧が5Vとか3.3Vしかないので、振幅が取れない=音量が取れない。 のです。

600Ωのヘッドホンが音が良いといわれるのは、アンプの出力電流が少なくなると、ひずみが減るという部分もあると思っています。


> くれたのは、新品の網タイツ!!(爆

かなり勘違いされてますね(笑

MDR-MA900は、評判が良いようですね。 試聴できる機会があったら聴いてみたいと思います。

MDR-CD900は、スタジオの定番ですね。 これが一番音が良いのかというと、そうではないと思うのですが、どこのスタジオでも同じ環境で比較できる(必ず置いてある)という点においては、間違いなく一番だと思います。壊れにくい、入手しやすいというのもメリットです。

vasovaso さん

> DT990e/600は意外と(?)、hycaaでも音量はとれます。

本当ですか。 わりと感度が高いのでしょうかね。 0dB Hycaaはその名の通り、増幅率が0dBなので、入力するソースの信号レベルそのままが最大ボリューム時の出力となっています。

AMIRON HOMEは気になる存在です。 ただ、試聴可能なショップがなくて、いまだ聴いたことがありません。
HPA-12との組み合わせでご使用とのこと、大変嬉しいです。

たかじんさん

>増幅率が0dBなので、入力するソースの信号レベルそのままが最大ボリューム時の出力となっています。

入力はぺるけさんのトランス式dacで、トランスはTAMRA THS-4なので
出力は1.24Vみたいです。

AMIRON HOMEはキャラの濃いDT1770、1990proに埋もれてる感はありますが、おすすめです。

こんにちは。

〉 vasovasoさん
〉DT990e/600は意外と(?)、hycaaでも音量はとれます。

音量が取れるならば、600Ωの選択肢もありだったのかも知れませんね。ちなみに、オペアンプや真空管は何を使ってらっしゃいますか?たかじんさんのおっしゃる通り、ベイヤーは数字以上に効率が良いんでしょうか?それとも、HyCAAの音の秘密がここに?


>たかじんさん
>600Ω用アンプに必要なのは、電源電圧の高さです。

なるほど、市販品にゲインを上げる切り替えが付いているのはこのあたりに対処する為なんですね。


>MDR-MA900は、評判が良いようですね。 試聴できる機会があった>ら聴いてみたいと思います。

サラウンドヘッドフォンに始まったSONYのフルオープンですが、残念ながら既に販売終了になってしまっています。独特の形状から、低音なんかどうやって確保するのか不思議ですがバランスよく確保されていますし、何より通常のヘッドフォンと違い、センター感がしっかりしているので映画やアニメの鑑賞にも違和感がありません。スピーカーに慣れた人が違和感無しに使えると思っていたのですが、マニアックな路線の為か、後継の無いまま消えてしまって残念です。在庫や中古を見かけたら、一度は聞いて見ると面白いと思います。


>MDR-CD900は、スタジオの定番ですね。

結構な確率でどこにでもあったようですね。昔、音楽関係の友人が、うちにあるのを見つけて、こんなもの何に使うんだと驚いてました。個別の音を録ってミキシング作業をして、調整してマスターにするときは、色々な機器でバランスよく聞けるように調整するから聞き辛いだろうと言ってました。市場に出回りだしたのも、ちょうど、DTMが流行り出した頃でしたしね。編集モニタリング用ってところでしょう。実際、家では殆ど使わないまま、手放しました。

ScrapHeartsさん

オペアンプはOPA2604+NJM5532で、真空管はPM社の12AU7です。
電源はACアダプタではなく、下記の記事を参考に作成しました。
http://nw-electric.way-nifty.com/blog/2013/09/0db-hycaa-ad1a.html?optimized=0

vasovaso さん

トランスを噛ましたDACは、独特の雰囲気がでて聴き心地がよいですね。 私も一時期タムラトランスとSTトランスを使ってみました。
1V以上の出力が得られれば、普通の使用では問題になることは、殆どないと思います。

ベイヤーは5~6万円クラスのヘッドホンが充実していて、それぞれに特徴があって面白いですね。 その辺だとゼンハイザーのHD650も入ってくるので、迷います。

ScrapHearts さん

> ベイヤーは数字以上に効率が良いんでしょうか?それとも、HyCAAの音の秘密がここに?

感度の数値は、メーカーごとに基準が違うのか、あまりあてにならないような気もします。 

市販アンプでゲイン切り替え・インピーダンス切り替えがあるのは、その通りです。

MDR-MA900って、もう終了しちゃたのですか?  まあ、デザインに価格相応の高級感がないようにも思うので、あまり売れなかったのかもしれませんね。 概観デザインと、内部設計デザインは別物ですから、聴いてみないことには評価はできません。 ちょっと残念です。

CD900は、音量を上げて聴くと、ちょっと聴き疲れする傾向はありますね。 それでも、意外と駆動アンプには寛容で、OPAMP一発でもそれなりにうまく聞えるのはさすがだなって思います。

なんだかんだ言って、私もソニーのヘッドホンの音の傾向は好きなんですよね。

VASOVASO さん

OPA2604の音は独特で、面白いですよね。 jazz ピアノなどはヤミツキになると思うことがあります。

名前の大文字、小文字を間違えて分かりにくくしてしまい、
申し訳ありません。

hycaaのオペアンプはマニュアルの1番目に書かれていたので、
これがオススメなんだろうと思って選びましたw

こんにちは。

>vasovaso さん
>オペアンプはOPA2604+NJM5532で、真空管はPM社の12AU7です。

レスありがとうございます。標準的な構成のHyCAAで十分ドライブ出来るという事は、市販品のヘッドフォンのインピーダンスは、あまり、気にすることは無いと考えても良さそうですね。それより、ヘッドフォンの効率の方の問題と見るべきかもですね。インピーダンスがそんなに高くなくても、音量取りにくい物もありますし(AKG701系は他と比べて結構ボリューム上げてた気が)。


>たかじんさん
>MDR-MA900って、もう終了しちゃたのですか?  まあ、デザインに価格相応の高級感がないようにも思うので、あまり売れなかったのかもしれませんね。

前作のMDR-F1は結構かっこ良かったんですが(w デザイン、使用感は最悪のレベルです(w ただ、設計コンセプトが軽量を目指しているらしく、ドライブの大きさに反して200gを切っているので掛けているのを忘れそうなくらい軽いです。ハウジングと言うか後部がパックリ開いてますので、蒸れなど皆無に近いし、ほぼ、24時間運用も可能です(w。ハウジングがでかいので、寝るのは辛いかもですけど(w

>ベイヤーは5~6万円クラスのヘッドホンが充実していて、それぞれに特徴があって面白いですね。 その辺だとゼンハイザーのHD650も入ってくるので、迷います。

そこまで行くと、ゼンハのHD700も見えて来るから、各社、良い所を突いて来ますね。僕は、標準的なオールラウンダー1本と、各社特徴的な中間機を持つようにと言うか、余計に買わないようにしています。これなら、あまり増えなくて、、、のはず何ですが、視聴しちゃうとついつい・・・(w 高級機って、そつなく鳴ってしまう為か、飽きるのも早いですからね。本来、この、そつなくって点が一番重要で高級機たる所以なんでしょうが。

vasovaso さん

> hycaaのオペアンプはマニュアルの1番目に書かれていたので、

確かに書いてますね。 すっかり忘れていました。 この組み合わせがとてもインパクトのある音がでると思います。

ScrapHearts さん

MDR-F1は、豪華に見えますね。 HD700/800あたりのデザインが未来的すぎて。。。 
HD650の音は結構好きです。 再販したHD600の方は聞いたことはありませんが気になる存在のひとつです。

> 高級機って、そつなく鳴ってしまう為か、飽きるのも早いですからね。
それはちょっと感じます。 キツめなソースのはずの音もサラッと流さしてしまうように感じますね。

おっしゃる通りヘッドホンを沢山持っていても仕方ないですね。個人的には1~2万円クラスで1本、3~5万円クラスで1本お気に入りがあれば満喫できるかなって思います。

ヘッドホンアンプ評価では高級機も聴くのですが、普段使うのはこの2クラスが多いです。

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