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2017年3月13日 (月)

Raspberry Pi ユーザのための SSH超入門 TeraTerm編

Raspberry Pi を購入して使おうとした時、まず最初の壁が「SSH接続」ではないでしょうか?

今日は SSHとは何か? 何が良いのか?

という部分から実際に接続するところまでを説明したいと思います。

Ssh_00b

まず、SSH接続しないでRaspberryPiを使うときの全体図です。 

 

当たり前ですが(デスクトップ)パソコンそのものですね。 このスタイルがRaspberryPiが教育向けパソコンとして本来狙っている姿なのだと思います。

起動用のSDカードを作成するにはパソコンが必要です。 mac OSXやLinuxでも大丈夫です。

以前、ご質問がありました adnroidスマホやタブレットでの作成例は見たことがありません。 ddコマンドが使えればLinux-PCと同じ手順でいける可能性はあります。 iOSは難しいんじゃないかと思います。

 

つぎに、画面を必要としないソリューションでの接続図です。

Ssh_01

SSH接続は 必要な機材が少ない のが特徴(パソコンとルーター間はWifiでもOK)

ノートパソコンしか持っていないという人も多いと思いますから、USBキーボードやLCDモニターを別途購入しなくて済むのは、お財布的にも優しいですね。

茶の間のTVにHDMIケーブルを接続してゴソゴソやっていたら、家族から白い目で見られて早くテレビを明け渡せと無言の圧力を掛けられること間違いないですし。。。 

 

RaspberryPiの操作はネットワーク(LAN)を通じて別のパソコンから行ないます。(リモートログイン = SSH接続 )

Pi 3や Zero W ならWifi接続にするのも追加機材なしで可能です。

RaspberryPi を何かしらのサーバ(webサーバやファイルサーバなど)やIO操作などに使う場合にはHDMI接続する画面は必要とせず、リモート操作で行なうのが普通です。 音楽再生端末として使うときも同様ですね。 

 

  専用につながれた画面がないのは不便ではないか? 

  と思う方も多いと思いますが、

 

Linuxは CUI (文字だけのインターフェース)が基本ですので、むしろ、パソコンでwebを閲覧して設定方法を調べながら 「コピー&ペースト」 してコマンドを入力する方がラクなのです。 

 

結論

SSH接続でRaspberryPiを使うと、導入コストが安く、コピペもできてラクできる。

Ssh_pd9

ってことかもしれない。

 

パソコン側の準備  iTunes をインストール(Win8.1まで)

早速、SSH接続の準備へと進みます。

ここでは、RaspberryPiをパソコンからリモートログインする方法だけに特化して説明を進めて行きたいと思います。 

 

まず、前提条件として、パソコンにはiTunesがインストールされていることとします。 もしiTunesを入れたくないという方は、同じくアップルのZeroconfigに対応するBonjour Print Services for Windows をインストールしてください。 

Windows10では、最初からZeroconfigに対応しているとの情報を頂きました。(加藤さんありがとうございます) 

Ssh_05

iTunesもしくはBonjour を入れることで、RaspberryPiのIPアドレスを調べることなく接続できるようになります。

なぜ iTunes? と思うかもしれませんね。
実はmacでネットワークプリンタを簡単に接続するために作り出されたzeroconfigという仕組みをWindowsパソコンに導入するためなのです。 Raspbianではavahiというソフトウェアでzeroconfigに対応していて、IPアドレスの代わりに名前(***.local)を使うことができます。Win10で標準搭載されたようです。 もちろんmac OSX
でも標準で対応しているはずです。

 

パソコン側の準備  TeraTermをインストール

SSH通信用のソフトウェアにはPuTTYRLoginPoderosaなどがありますが、今回は日本語メニューがでて、シンプルで簡単な TeraTermを使います。

TeraTermには、古いTeraTerm Pro というものがありました。 最新版は Proが無いほうです。 インストーラ付きとポータブル版があります。 どちらでもお好きな方をお使い下さい。

Ssh_06 

 

 

RaspberryPi 起動用のSDカード 下ごしらえ

CUIのみなら 「RASPBIAN JESSIE LITE」 を使います。 その方が軽いです。

RaspberryPi 標準のOSである Raspbian は、昨年11月あたりからセキュリティ強化のためSSH接続するポートを初期状態では閉じてしまいました。 

でも簡単にSSHをEnableできます。 

 

Ssh_07 

Raspbian のイメージファイル(***.img)をSDカードに DD for WindowsWin32 Disk Imager で転送したあと、そのSDカードをWin-PCに挿すと見えるフォルダ(boot)に

 

  「ssh」 という名前の空ファイルを置きます。 
  ( ssh という名前のフォルダでも可 )

 

右クリックで  新規作成 -> テキスト文書 を作って、名前を 「ssh」に変更するのが簡単です。 

Ssh_08

気にせず「はい」を押します。 拡張子は必要ありません。

 

 

 

RaspberryPiの起動 とSSH接続

いよいよ RaspberryPiにSDカード挿して起動します。

RaspberryPi にはEthernetケーブルを接続してルーターへ繋いでおきます。

電源ONから30秒以上たったら、パソコンでTeraTermを起動します。(RASPBIAN JESSIE LITEは、Pi 2、Pi 3なら約20秒程度で起動します。) 

 

Ssh_02 

TeraTermを起動すると、このような画面が出てきます。

 

  ホストに raspberrypi.local  と入力して OKを押します。 

 

その他の箇所はデフォルトで大丈夫です。 (念のため設定を書いておきます)

 TCPポート 22

 SSHバージョン SSH2

 プロトコル UNSPEC

 

Ssh_03 

すると、セキュリティ警告がでます。 びっくりしてしますね。 

新しい接続のときに警告がでるのです。 このホストをknown hostsリストに追加すると、同じ接続先では以後、警告は出なくなります。

 

Ssh_04

ここで、ログインするユーザ名とパスフレーズを入力します。

Raspbianは、初期の頃からずっと

ユーザ名 =  pi

パスフレーズ =  raspberry

です。 

 

Ssh_0a

接続できました。  おめでとうございます。 

毎回ユーザ名とパスフレーズを入力するのが嫌だという人は、PuTTYやRLoginなど高機能なSSHソフトウェアに乗り換えても良いでしょう。

 

 

シャットダウンする方法

一応パソコンですので電源をぶちっと切らずシャットダウンのコマンドを打ちます。 

sudo poweroff

これでRaspberryPiは正常にシャットダウンします。 (SSH接続も切れる)

 

 

TeraTermを使ってコピペする方法

せっかくですので、少し使ってみましょう。 

WindowsアプリとTeraTerm 間のコピペの方法が少し独特です。 

 

まず、Winアプリ側で文字列をコピーするときは、文字を選択しながら、右クリック「コピー」ですね。 「Ctrl」 + 「C」 でもOKです。

sudo raspi-config

をコピーしてみましょう。 

次に、TeraTermのウィンドウ上で右クリックします。 それだけでペーストできるハズです。 ペースト後、エンターを押してコマンドを入力すると、下記の画面がでます。

 

Ssh_12

ここで、Raspbianの初期設定などを行なうと良いでしょう。 

いかがでしょうか。 

これでパソコンから、RaspberryPi へコマンドを入力(コピペ)する方法が分かったと思います。  

 

 Winアプリ上で「CTRL」+「C」  = コピー

 TeraTerm上で右クリック  = ペースト

 

これさえマスターすれば、第一段階はクリアしたも同然ですね。

 

TeraTermで自動ログインする方法

TeraTermにはマクロ機能がありました。

私も使ったことが無かったのですが、やってみると簡単でした。 

このファイルをダウンロード して、TeraTermをインストールしたフォルダに入れてください。 

ファイルの中身は下記のようになっています。  

username = 'pi'
hostname = 'raspberrypi.local'

msg = hostname
strconcat msg ':22 /ssh /auth=password /user='
strconcat msg username
strconcat msg ' /passwd='
strconcat msg 'raspberry'
connect msg 

 

raspbian用に書き換えてあり、この ssh2login_raspbian.ttl ファイルをダブルクリックするだけでRaspberryPiに繋がります。

もし拡張子が関連付けされていない場合は、メッセージがでると思う
ので、同じフォルダ内の ttpmacro.exe に関連付けしてください。

 

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