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2017年1月14日 (土)

電流帰還アンプ基板 ALX-03 初回分を出荷しました。

今回は、結構な数を用意しています。

Alx232 

資料も年末に作り終えていますので、出荷を待つのみとなっていました。 

中断していた時期もあるので、トータルで8~9ヶ月くらいかかってしまいましたが、ようやくここまでたどり着けました。

よろしくお願いいたします。 

 

Alx232b

この回路をブロック化すると、このような構成になっています。 

アレキサンダー型は初段バッファに一般のOPAMPを使うことで、初段にもフィードバックが及ぶため電流帰還アンプなのに歪が非常に低くできるという特徴があり、実際に測定した結果でも、2段差動回路を使ったVFA-01に等しい値にまで歪が低いことが判っています。 

オペアンプ段にゲインを持たせることで、オーバーオールNFB量をコントロールすることも可能です。 私はアレキサンダー氏の定数を見習って低めなゲインに設定しました。 検討の余地はあると思います。 

 

カレントミラー回路は、ウィルソン型カレントミラー回路を使うことで、伝達特性(直線性)を極限まで向上させています。 電流比は1:1にしてあり、初段バッファの電流がそっくりそのままバイアス回路へ流れることによりバイアス電圧の安定化をはかっています。 そのため、CMOS-OPAMPなど低消費電流なオペアンプは使用することができません。 5mAから10mA程度のオペアンプを使用してください。 

 

そのほか回路の説明はこちらをご覧下さい。

 

一般の回路と違って回路的に少し面白い部分としては、DCサーボ回路の出力先があげられます。  通常、DCサーボの出力はNFB回路へ高抵抗を通じて微小な電流を加算してDCオフセット分をキャンセルしています。 しかしアレキサンダー氏は、DCサーボの出力をNFB回路へmixするのではなくGNDへと捨てています。 DCオフセットのキャンセル分は、OPAMPの電源端子を通じてカレントミラー回路へと伝達しているのです。 

NFB回路の電流加算・分岐の影響を極力避けたかったのかもしれません。 音質検討時に、このあたりの定数を変えることで結構、音へ影響がでました。 カットオフ周波数が2Hzを下回るような領域でも音へ影響が出るというのは大変勉強になりました。 analog回路をあまく見てはいけませんね。 

 

自作アンプとして面白い部分は、OPAMPを交換すると、ちゃんとそれに応えて音が変わってくれる部分です。 音の好み、聴く音楽は人によって異なりますから、好みのオペアンプを見つけることができれば良いですね。 

よろしくお願いします。

 

 

 

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おしらせ」カテゴリの記事

コメント

完成おめでとうございます。
初荷ですね。

おおお、待ってました!
以前のHPに書かれてましたように、アレキサンダー型電流帰還アンプはたかじんさんのルーツとも言える回路のようですので、今回の開発は特にこだわりを持っておられたようですね。完成おめでとうございます。
早速、入手したいと思います。TIM歪みのない音、とても楽しみです。^^

完成・出荷おめでとうございます!
早々に購入したいと思います。
楽しみ~♪

yosyosさん
kontikiさん
通りすがりのおじさんさん

ありがとうございます。 秋くらいにはイケるかと思っていましたが、かなり遅れてしまいました。 

確かにルーツと言ってもおかしくないかもしれませんね。 20年近く前に自作で作っておきながら寝かし続けていました。 

よろしくお願いいたします。

たかじんさん

遂に発売になりましたね。
VFA-01とALX-03のどちらかを作りたいと考えています。
不粋な質問かもしれませんが、この2つの音の違いはどんな感じですかね。
本当は2つとも作って比較したい所ですが、予算の都合もありますので(汗)

vasovaso さん

この2つを比較すると、VFA-01はベースバート(低音)のリアリティ感が高く、ALX-03は中高域に存在感があります。 

OPAMPを交換して音の変化を楽しめるのはALX-03の特権です。 

以上、よろしくお願いします。

2wayマルチチャンネルにすると欲張りでいいかも…

たかじんさん

なるほど、ありがとうございます。
オペアンプを交換できるのは楽しめる反面、
自分の耳に自身が無いので、どれを選べば良いか悩みの種にもなったりします。

あと2SC2240の入手性が悪くなったのが痛いです。
少しストックがあるので1台はなんとか作れそうですが、
たかじんさんのアンプには結構登場するトランジスタなので困りますね。

天 麩羅夫さん

マルチチャンネルにするにはちょうど良いかもしれませんね。

vasovaso さん

そう思って、推薦品をご用意いたしました。 まずは推薦品で良いと思います。 

2SC2240は、よいトランジスタでした。 生産中止は残念ですね。
音質的には海外製のものでも良いものがあると思います。 ただし、pin配置が違うのがネックです。

たかじんさん

2sc2240は偽物も出回っているようです。
10個200円で売っているネットショップがあったので、
試しに買ってみましたが、秋月の物とは明らかに印字が違いました。

vasovasoさん

なんと、C2240まで偽物が出てきているのですか。 C1815の偽物は有名ですね。 最近ではセカンドソース(?)として秋月電子でもあつかうようになってきましたが。。

印字は、製造された時代によって多少は違う可能性があります。

私が持っている古いものは、レーザーマーキングのように刻印が掘られていて文字が少し茶色い。 新しいものは、銀色に近い白文字が印刷されています。

たかじんさん

hycaaの電源を作るときに、手持ちストックが見つからなかったので、仕方なく中国製C1815を買ったことがありますが、びっくりするくらいhFEがそろっているのが印象的でした。155~160くらいに収まっていたと思います。

C2240は秋月の物は銀色のような白で少し太字ですね。
私が買った偽物っぽい物は、たかじんさんがお持ちの古いタイプに似ていて茶色っぽい刻印で細字です。ただし20個以上調べてすべてhFEが230~250に収まっているのが怪しいです。

vasovaso さん

なるほど。 確かにあやしい。

東芝のhfeランク選別は、そのなかで結構ばらついているのが通常でした。 ただ、最後の方で登場したC1815L(低ノイズ品)は、ばらつきが少なかったという話も聞いたことがあります。 

1チップが1000円を超えるようなICであれば偽物を作る価値がある(?)とは思うのですが、1個、数円というトランジスタをわざわざコピーするというのは、にわかに信じがたい行為ですね。 でもC1815は確かに偽物が出回っていました。

C1815の偽物は、半田付けするとき酸っぱい匂いがするということをおっしゃっている方もいました。  本物と偽物を判別する決定的な手段がないというのが難しいですね。

たかじんさん

恐らく中国でトランジスタを数種類生産していて、その中でスペックが近いものに、日本のトランジスタの名前を印字しているのではないかと思います。
ネットで調べると裏面の丸い窪みに、アルファベットが書かれているものもあるようです。

レーザー刻印のものは鉛フリーという情報もありました。
とりあえず秋月のストックが無くなるまでは、怪しい方は寝かしておきたいと思います(笑)

vasovaso さん

海外のTRは、ピン配置が日本のものと異なりますので、そこも変更する必要がありますね。 (日本が独特)

近いうちに、手持ちの新旧TRの写真をUPしようと思います。

私が持っている古いC2240はRoHS指令が存在していなかった97~99年ころのものです。 それがレーザーマーキングされたものですから、鉛フリーではないと思います。

差し替えて音の違いからC2240かどうかを判断できたらトランジスタ・ソムリエになりそうですね(笑

怪しいTRも使ってみて、音の違いを楽しむというのも面白いかもしれません。

たかじんさん

中国なら、どんな偽物を作っていても驚かないです(笑)

鉛フリーは間違いみたいですね、すみません。

トランジスタ・ソムリエいいですね(笑)
実際のところ簡単に判別する方法があれば、いいんですけど。

怪しくても、変に発振とかしなければ、別にいいです。
ただし仮に音質が良くても、恐らく2度と同じものは手に入らないでしょうね(笑)

vasovaso さん

そうとう特性が違わない限りは発振しないとは思いますが、偽物だけに何が起こるかは全く予想がつかないですね。

最悪の場合、火を吹くなども考えられなくはないです。 十分に気をつけてください。

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