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2016年7月25日 (月)

東芝のコンプリメンタリトランジスタは、最後に華を咲かせる?

東芝のドライバ段用トランジスタ2SC3421と2SA1358がディスコンで入手しにくくなったら、そろそろディスクリートも終わりになってしまうとかと、半ば諦めていました。

 

しかし、秋月電子で今年の春に新しく取り扱い始めたTTA004BTTC004Bというトランジスタ。 

いまどきコンプリメンタリで用意してくれるなんて珍しいなって思っていました。 

A004b  

試しにHPA-12 フルディスクリートヘッドホンアンプに実装してみました。 

 

 

スペック的には、Vce=160V、 Ic=1.5A と申し分ないです。 さらにCobの少なさもPNP側は17pF、NPN側が12pFと小さいのも良さそうです。 各種カーブデータを見ても直線な領域が多く、リニアアンプ向けの特性といえそうです。 

 

さっそく鳴らしてみた音の方はというと、 

まだエージングが済んでいないですが、2SA1358/2SC3421のペアを超えるキメの細かさ、コシのやわらかさ、そして低音の量感の自然さが光ります。  歪感の少なさも良いのですが、とにかく情報量が多く感じます。 

ちょっとアイドリング電流が多すぎで、発熱が多いので若干の定数検討が必要なようです。 

 

東芝の半導体事業は、昨年以来、ちょっとヤバそうな噂しか聞きませんでした。 

もうディスクリートトランジスタは、生産停止するだけで終わってしまうのかと思っていましたが、ここにきてこんなに素晴らしいコンプリメンタリペアを用意してくれたなんて、ちょっと感激です。 

 

本来の(?)ドライバ段に使用したときに、どう出るかはまだ分からないですが、このトランジスタ、 ヘッドホンアンプの終段としては間違いなくお薦めできるコンプリメンタリペアです。 

 

追記 ========================== 

A004b_2  

エージングして4日目。 

ますます滑らかで歪感のない素直な音を聴かせてくれてます。 音量を上げても全く刺激がなく、細かい音を聞きこむことのできる素晴らしいトランジスタです。 

どの音域にも粗さがなくてキメが細かいシルキートーン? 

 

 

 

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コメント

2SA1358/2SC3421もいよいよですか、確かに秋月でも千石でもコンプリで入手できなくなっていますね。

メーカーも今後はディスクリート回路搭載の製品は作れなくなってしまうんでしょうね。

寂しい限りです。

mr_osamin さん

そうですね。 コンプリどころかトランジスタを製造していたメーカー自体が半導体部門を切り離して、みんなルネサスに統合されつつあります。 

スイッチングデバイスとしてもNch側のみに製品が集中していてPchの品種は極端に少ないですね。 

ペアドリとか考えれば100個単位で買っておいた方がいいのでしょうか?

このトランジスタを使ったヘッドホンアンプの例は、web上でもまだ1つしか見たことがありません。
定数は、R17あたりを変えるのでしょうか。続報を楽しみに拝見しております。

Ising さん

基本的には選別はいらないです。 
どうしてもhfeを揃えたいというのであれば選別をしても良いですが、PNPとNPNで特性が全く同一ということはありえないので、あくまでも自己満足の世界です。 ですが、hfeが2倍など大きく離れるのを防ぐという意味では、効果はあるとも思います。 

いちょう さん

3月に取り扱い始めたばかりのトランジスタですからね。 抵抗はR16です。 10Ωでも既に電流が多いので、TTA004B/TTC004BのVbeが低めなのだと思います。 

これってもしかして・・・
たかじんさん、ぺるけさん、お気楽さん等のご尽力によってオーディオ自作が増え、いろんなディスクリート部品が売れに売れ、在庫が底を付きそうになったこと、まだまだディスクリート部品も商売になることを東芝さんが認識したためではないでしょうか。もしそうだったら、まだまだディスクリートの自作は行けそうですね。^^

今回も人柱となって、新しいトランジスタの評価結果を公開いただき、本当にありがとうございます。助かります。早速、たかじんさんの新HPA-12 基板を使って、試してみたいですね。

たかじんさんは必要ないって仰いますが、どうしてもコンプリでhfeを揃えたくなります(VFA-01でも揃えました)。でも、PNPとNPNは、ばらつきの範囲がかなり異なっていて、バッチリ特性の揃ったペアは取れず、苦労します。hfeを揃えない場合と音質を比べてみるのも余裕があればやってみたい所です。

kontiki さん

今回は人柱的な行為まではいっていません。 入手可能なコンプリのトランジスタが少ないというのもありますが。

HPA-12のように多量のNFBにより特性を改善しているアンプの場合はhfeのバラつきもPNP/NPNの特性に違いもかなり影響を押さえ込むことが出来ます。

ぺるけさんのように数dBしかNFBがかからないようなアンプの場合はもろに影響がでるので、選別が必須条件のようなことになってしまいます。

とはいっても、hfeをある程度(例えば誤差10%以内に)揃えておくのと、2倍も離れているのとでは音に違いが出ると思います。 その辺は、趣味の範囲ということで、自作する本人が納得するまで追い込めば良いのだと思います。 


ちなみにALX-03に使うOPAMPは、ほぼ人柱になってますね。 現在8品くらいあります。 ものによっては発振してパワトラをふっ飛ばしかねない(笑 

たかじんさん、

こんばんは。
HPA-12 Rev2(2SK2145 を使用したFET入力完全DCヘッドホンアンプ)を作成させていただいて、
すごく”いい音”に感激しています!。ありがとうございます。

この記事を見て、TTA004BとTTC004Bを、ぜひ組み込んでみたい!
と考えているのですが、対象トランジスターは、どれになりますでしょうか?
(すみません、回路図ちゃんと読めないド素人で・・・)
コメントにR16の話があるのでQ9&Q10、または最終段とあるのでQ13&Q16、あいだにあるQ11~15も変更した方がよいのか。。。
自分で実験してみようと考えていますが、少しアドバイス頂けると助かります。

お手数ですが、よろしくお願いします。

みせさん

もう少しお待ちください、資料を用意いたします。

TTA004BとTTC004Bは、最終段に使います。
3パラの真ん中を抜いて2パラにします。
3パラでも良いのですが、熱を逃がす空間を確保するためです。

たかじんさん、

資料を用意されているんですね! とてもありがたいです。

楽しみにお待ちします(^_^) よろしくお願いします。

みせさん

こちらこそ、よろしくお願いします。

さっそく作ってみました。といっても、Rev.2で出来上がっていた基板の終段トランジスタを付け替えてRaa,Rabの抵抗を加えるだけの変更ですが。
Raa,Rabは47KΩで、アイドリング電流30mAになりました。TTA004B/TTC004Bのトランジスタは触れるギリギリの温度で安定しています。

出来たばかりですが、なんか音に磨きがかかったみたいないい音になってます。これは凄いですね。環境は、SabreBerry32+Rpi2BにこのClass A HPA-12 Rev2をaudio-technica MSR7です。

まずは、完成の報告でした。

たかじんさん、 TTA004B/TTC004Bを組み込んでA級・・・。回路図・部品表などもUpされてますね。ありがとうございます。さっそく作ってみます!!。とても楽しみです(^o^)

kindawn さん

ご報告ありがとうございます。 夏は30mAくらいが良いかもしれませんね。 トランジスタは意外と熱には強くて70度くらいなら、簡単には壊れません。 ただ、すぐ近くにコンデンサがあるのでほどほどの温度の方が長持ちすると思います。

みせさん

すみません。 まだ発表していませんでしたが、資料がなんとなく出来たので順次UPしていました。 

たかじんさん、お世話になります。一つ教えて下さい。
従来終段のアイドリング調整はR16で行っていましたが、今回の
Rev.2FET入力A級ではTr7・8のコレクタ間(温度補償Dの両端)
に4.7kΩを入れています。
これは何か意図があるのでしょうか? よろしくお願いします。

たかじんさん、先週末、TTA004B/TTC004を組み込んでエージングしました。このトランジスタ記事にあるとおり、なめらか&綺麗な音。とてもいいです!!。気が付くと音楽を聞き込んでしまいます(^_^;)。 ありがとうございました。

たかはし さん

返信が遅れてしまいました。すみません。
TTA004B/TTC004は、Vbeが低いので電流が多めに流れてしまうので、バイアス電圧を生成しているダイオードに流す電流を少し減らすために抵抗で逃しています。 

みせさん

早速の製作、ありがとうございます。
このトランジスタ、本当によいですね。 NPN/PNPのつなぎめあたりの特性が似ているのかもしれません。

 たかじんさん、こんにちは。回答ありがとうございます。そ
のような理由だったのですね。
 以前頒布頂いた基板は基本タイプで製作済みなので、今
回は初段:K2145、終段:TTA/C004Bをユニバーサル基板
で4回路分、フルバランス仕様で作ろうと考えています。で
は、今後もよろしくお願いします。

たかはしさん

フルバランス仕様とは、なかなか豪勢ですね。 出力電圧的にも余裕がでるのでインピーダンスが600Ωのヘッドホンでもガンガン鳴らせると思います。 

たかじん様

新年あけましておめでとうございます。
HPA-12 Rev2、トロイダルトランス、TTA004B/TTC004、REY抵抗等を共立さんから入手し、女房の冷たい視線にもめげず、昨日組みあがりました。
まだ、エージングは半日ですが、既に「すんばらしい」音で鳴ってます。たかじんさんや皆様の感想通り、歪のない繊細で透き通った音色に加え、アタックの鋭さ、低音の量感など、非常にバランスの取れた音で、これまで自作したHPA(間違いなく10以上^^;)中最高の音と思います。
お陰様で、これまで低音の量感が足らず埃を被っていたAKG K240MkIIが生き返りました。いいHPAだと、HPも本来の音を出すのですねえ。
あと製作中驚きましたのは、TTA004B/TTC004の特性のバラつきの少なさでした。両方とも20個購入し、数個のペアが取れればいいやと思ってましたら、hFEは両方とも120+-1に収まっており、何とすべてコンプリペアに成ります。何なんだ、このTrは^^; たかじんさんのお陰で、良い基板、良いトランス、良いトランジスタが容易に揃い、正月から良い音で音楽を楽しめます。本当に有難いことです。
今年も何卒宜しくお願い申し上げます。m_ _m

kontiki さん

明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いいたします。

このトランジスタ、ほんとに良いですね。 hfeのバラつきもそんなに小さいとは。。。 驚きです。

たかじんさん

頒布基板では、いつもお世話になっております。
FET入力完全DCアンプに引き続き、A004B/C004Bの完全A級アンプも試してみました。 まだ数日のエージングですが、生々しさや低音の力強さは予想以上で驚いています。 

この良さをミニワッタ―でも味わいたいのですが、そのままSPをドライブすることはできるでしょうか。 Raa、Rbbに4.7kを使いアイドリング電流は30mA程度です。また熱対策もしていませんが、それほど
発熱もなく手で触れるくらいです。

定数変更ですとか、改造のポイントがありましたら、ご教示頂ければ嬉しいです。

色々と試したいことが出てきますが、良い音で音楽を楽しめるのが何よりもうれしいです。 
素晴らしい基板をありがとうございます。

hide さん

たしかにミニパワーアンプに使えますね。

スピーカの能率とどのくらいの音量で鳴らすかによりますが、適当に鳴らしてみて最終段トランジスタが熱いようでしたら、アルミ版などでヒートシンク代わりに放熱面積を増やすのが良いです。

とくに、夏場は熱くなりやすいので気をつける必要があります。

たかじんさん

コメントありがとうございます。
先ずは2パラのまま放熱対策をして
様子見てみます。

hide さん

アイドリング電流が少なければ、ソコソコの音量まで鳴らせると思います。

たかじんさん

普段聞いている状態でアイドリング電流は30-32mA前後でした。
この状態ではほとんどトランジスタの発熱もありませんが、
何しろフタが空いた状態ですので・・・。

箱詰めしてから夏を迎えるときは少し心配です。

hide さん

発熱量は、電圧x電流です。 
電源電圧が8.5Vとしてアドリング電流が30mAなら、
 8.5V x 30mA = 255mW です。

TTA004Bの許容コレクタ損失をみるとヒートシンクなしで1.5Wですから、6分の1程度なので、まあまあ余裕があると思います。

夏場も連続使用するのであればケースに空気が通る穴が欲しいところですね。

アルミテープを貼ってトランジスタの放熱面積を稼ぐという方法も併用すると良いと思います。

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