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2014年9月24日 (水)

ハイレゾ音源を聴くと快感に包まれる?

何やら、若干怪しい表題になってしまいましたが、こちらの題名を引用しています。

ハイレゾ音源を聴くと、脳は“快感”に包まれる?

 

ただ、内容はオカルト商法でも何でもなく、長岡技術科学大学の教授による実験結果の発表なのです。

人は20kHz以上の音を聞き取れない、聴こえないとされてきましたが、骨伝導を使うような特殊な実験方法によると100kHzまで年齢によらず聴こえるという発表もあり、どちらを信用すれば良いのか分かりません。 

今回は、ヘッドホンによる「聴覚だけで聴取」で実験を行なったそうです。 

そして、被験者の意見(言葉)ではなく、脳波を調べています。

 

”今回の研究では、普段から音楽に親しみのある20~40代男女10名を被験者として設定し、ソニーマーケティング株式会社よりご提供いただいたハイレゾ音源対応ウォークマン®、ハイレゾ音源には未対応のウォークマン®、ハイレゾ音源対応ヘッドホンを使用。それぞれの再生機(ウォークマン®)に同じ楽曲のハイレゾ音源とCDレベルの圧縮音源を入れて、どちらの音源を聴いているかわからない状態で音源を聴いた際の脳活動の変化を測定し、誘発される感性(快・不快・安心・不安)を測定しました。”

実験結果の報告はこちらをご覧下さい。

 

追記==========================

私が感じた疑問点、推測を列挙すると、

・従来の圧縮音源 = ソニーが提供 320kbps AAC あたりか?
・ハイレゾ音源 = ソニーが提供  192kHz24bit データが妥当?
・ハイレゾ対応機器でも従来音源を再生できるはずなのに、わざわざ再生機器を変えているのは何故か?
・被験者はごく一般人ではなく、音楽好きな10名を選出に問題はないか?
・ハイレゾ対応ウォークマンを売りたいというソニーのバイアスが掛かっていないか?
・2つ音源のマスタリングが同一かどうか?

著名なマスタリングエンジニアは、データの器に合わせてマスタリングで行う内容を変えているという記事も雑誌に乗っている。 実験ではどうしたのでしょうか。 

Master01

  <某、付録基板が付いた雑誌より抜粋> 

 

そして、従来音源としてCDではなく、圧縮音源と比較している点も、ハイレゾとの違いを大きく見せる要因になっているかどうか。 
フェアに評価するなら、CD音源、AAC圧縮音源、ハイレゾ音源で比較すれば良かったのでは?とも思いますが、CDは既に過去の遺産という扱いにして、現時点でソニーが配信しているデータ同士で比較する方が有意義といしている可能性もあります。 

 

 

今回、被験者には、聴いている音が従来圧縮音源なのかハイレゾ音源なのかは明かしていない。 そして言葉で発言するのではなく、脳波の応答を観測している点は、変なバイアスがかからない仕組みを作っているように思います。 

ただし、被験者は音楽好きな10名を選出しているので一般的な人と、音や音楽に関する興味が異なる可能性も捨てきれない。 そもそも音楽に興味がない人に音楽を聴かせても脳波に何ら変化(意味のある応答)が得られないのかもしれない。 ということで、これは、これで有効な試験方法なのかもしれません。

 

試験で使った楽曲データの公開、もしくはその詳細情報を公開するなどして、正当な評価を行った事をもう少しアピールしても良いのかもしれません。 オカルト的、マーケティング的な要素を排除するための努力が、もう少しだけ必要な気がします。 

 

はたして、20kHz以上の音が含まれているかどうかの違いを感じたのか。

もしくは、急峻な20kHzLPFを通したかどうかの違いを感じたのか。

はたまた、ハイレゾ用のマスタリングの良さを被験者が感じとったのか。

それとも、ハイレゾ対応ウォークマンの音がすこぶる良かっただけなのか。

 

謎は深まるばかりです。

 

 

ちなみに、ソニーの無料サンプル音源
【fs48kHz/16bit 192kbps AAC 未加工】
【fs96kHz/24bit FLACを48kHz/16bitにダウンサンプリング】
したものをPCで再生して聴き比べても違いはハッキリと判ります。 感覚的には、128kbps以下(96−80kbps)で圧縮したMP3とCDを聴き比べているような感じです。 

192kbpsのAACはもっと実力が高いと思っていたのですが・・・ 謎は更に深まります。 サンプルのAAC音源が意図的に音質を下げていないとすると、ソニーが提供しているAACの品質が問われてしまいかねない事態ですね。これ。

 

 

 

 

 

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コメント

こんにちは、いつも参考にさせて頂いています。

私はこの手の人間工学や神経学のプロではないのですが、人間工学系の人間に聞く限り、感覚的を数値化するときは細心の注意を払わないと、簡単に外乱でデータがかき消されてしまうようです。

特に本人が意識せずとも、「ハイレゾのほうが良いのではないか」という思い込みが、結果に偏差をもたらしているかもしれません。

また、数値化自体もいくらでも情報操作が効くので、私としてはこの結果は懐疑的です(ハイレゾとそうでない音源の差はあるとは思いますが、この資料だけだと妥当性に欠ける)

テスト機材がすべてソニー製というのも更に怪しさが…

通常システム図を書いて、どれくらいの性能があって、それは試験に妥当かどうかの判断がされるはずですが、それも無く…

少々批判的なコメントが多いのですが、個人的にはもっとデジタル音源の情報量について本質的な議論を望んでいます。まともなバックデータが有れば、メーカーだって喜んで新規格を作るでしょう。

これからのデジタルオーディオの行き先が危ぶまれます。

長文失礼しました。

shyachi さん

一応は、ブラインドテスト的に、再生している曲は、ハイレゾなのか従来音源なのかは伏せているようです。

わかりにくかったので、記事のほうにも追記しました。
よくよく条件を読むと、疑問点もあるので、それも追記しました。

実験結果をみると、23%快が増加、30%不安が減少と、傾向をつかむには数値が小さいようにも思います。 被験者が10人ですから、たまたま、サイコロの目が揃ったに過ぎないとも取れますね。 100人くらいテストして3割の違いがあれば、もう少し説得力も出てきそうです。

これをきっかけに、1年、2年かけて少しづつ解明していけば良いんだと思います。

記事内容と関係なくて申し訳ないですが
IOS8.0だと左側のメニューから飛びません
7の時は正常だったのでIOSのせいだとは思いますが、JavaScriptの動作がちがうんでしょうか?

いつも記事を楽しませてもらっています。

今回の内容は、私も、興味深く感じています。

ただし、疑問な点が多くあります。

私は、ハイレゾ音源に対応していないウォークマンから、ハイレゾ対応ウォークマンに乗り換えたのですが。両方の機器に、CDから取り込んだ無圧縮の音楽を入れて聞くと、明らかに差があります。

ハイレゾ非対応 NW-A857 WAV形式
ハイレゾ対応  NW-F887 FLAC形式

NWーF887は、24bit対応のためか静かで、空間が広く感じます。同じ機器で再生しないと比較はできないと考えています。

音を聞いている被験者だと、機械を切り替えただけで聞き分けられるはずで、ハイレゾかどうかと言う以前に、今回の差ぐらいは充分に出ると思っています。

送っていただいた、IrBeeyDACは音が良いですね、ハイレゾ対応機器より良い音が出ています。


ベンチマークであるCD音源外してる時点で、意図的と捉えられても仕方ありませんね。

であれば、圧縮音源出た時点でそれは心が貧しくなる?のも研究しとかなきゃw

業界がオカルト的な行動してると益々消費者は離れちゃうのじゃないかと危惧します。

yosyos さん

volumioのWEB-UIのメニューでしょうか。
もしかしたらvolumioの本家のフォーラムあたりに何か動きがあるかもしれません。
Windowsでもwebブラウザによって、動作があやしい(バケる)ことがあるようです。

かくいう私のところでもIE11だと、更新されなくなったりします。 Chromeだと問題ありません。 IOS8でもChromeって使えないでしょうか?

nzatoさん

なるほど、ハイレゾウォークマンの音はなかなかいいんですね。

調べてみると、ZX1というモデルでは、圧縮音源をCD以上の高音質にアップグレードする「DSEE HX」なる回路? 音声処理? にて192kHz/24bit相当まで拡張するなんてことも書かれていました。

そういうのが無い、従来の音を被験者に聴かせたかったのかもしれません。 が、やはり同一の機器で再生しないと評価にはならないですよね。

>IrBeeyDACは音が良いですね、ハイレゾ対応機器より良い音が出ています。
ありがとうございます。そう言っていただくととても嬉しいです。


CR-Xさん

>であれば、圧縮音源出た時点でそれは心が貧しくなる?のも研究しとかなきゃw
MDが出たときに散々やっていたようにも思います。 でも雑誌で述べる評論家は、立場上、不利になる事は書けず、うまい表現で乗り切っていたと思います。
さすがプロの仕事なんだなって思いました(笑

>業界がオカルト的な行動してると益々消費者は離れちゃうのじゃないかと危惧します。
ですね。 私も同感です。

たかじんさん

Volumioではなく、このブログです

初めまして

20kHz以上の音は、聞こえるではなく、体表面で感じるらしく
この発見は以下の論文が始まりらしいです。

非定常音の高域制限による音質変化検知について,
大橋 力・渡辺一成・永村寧一・田村正行,
日本音響学会昭和59年度春季研究発表会講演論文集,
215-216,1984. 3.

その効果はハイパーソニック・エフェクトといわれ人の脳に
影響を与えることが知らています。

ハイパーソニック・エフェクトとかハイパーソニック・サウンドとかで
検索する色々で出てきます。

むぎさん

そんなに昔から発見されていたんですね。
記事中の100kHzまで〜というのは、一体何kHzまで聞こえる(感じられる)のだろうと、研究した人がいて、その結果が、100kHzまで歳に関係なく認識できるということでした。 論文の表題、研究者名などは失念いたしましたが、骨伝導を使って実験したようです。 そして、面白いのが20kHz以上の音は、音階など高低は判別できないらしいです。

今回の実験は、ヘッドホンを使って耳へ音を届けている点が新しいと思います。イヤーパッドを伝って骨伝導となったかどうかは判りません。

yosyos さん

そうでしたか。 調べたらiOS8のサファリには色々と問題が出ているようですね。近いうちにアップデートされるんじゃないでしょうか。
それまで、Chromeなど、別のブラウザを使って凌ぐ方が良いのかもしれません。

早速SONYがやらかし始めましたよ。
「ハイレゾ音源」に復活託すソニー スマホ不振…携帯音楽プレーヤーで攻勢
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140926-00000504-fsi-bus_all
>ハイレゾ音源を聞くには専用のヘッドホンが必要だが、

こう言う発言は困る…。
素人メディア側のミス? ヘッドホン「プレーヤー」の間違いか?
2chでこれによるSONY(この言葉尻ではなく、今までの企業姿勢の在り方の)糾弾スレまでたってる。

CR-Xさん

専用のヘッドホンを使わないと音が聴けないみたいな表現ですね・・・

オーディオ協会が定義した40kHzまでフラットに再生するヘッドホンというのは少ないでしょうけど、全く聴けないわけじゃないですし、デジタル機器のように20kHzですぱっと特性が切れている訳でもない。
ということを一般に人に知ってもらうにはどうすれば良いのでしょうかね。

スピーカーなんか、例えばパイオニアのリボンツイータは、40年も昔から100kHzというスペックを謳っていたわけですし。
デジタルではない普通のアンプは、抑えて100kHz、少し延ばしぎみで300kHzくらいまでの帯域はありますよね。 それも30年以上昔から。
LPレコードは、50kHz
コンパクトカセットテープは、結構がんばって30kHzくらい。
オープンリールは50kHzくらいまで。

なんと表現すれば良いか迷いますが、再生機器全体を見ると、20kHzという狭い帯域幅ってCDをはじめとするデジタル機器だけなんですよね。 
ようやく、それもハイレゾ対応で他の機器に追いついた。 見劣りしない帯域になった。 ”だけ” とも思います。

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