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2014年4月 4日 (金)

ハイレゾ音源 192kと96kの違いについて

先日、ハイレゾ音源を試聴して192k/24bit音源と96k/24bit音源で明確な違いを感じ取れなかった件を再調査してみました。 

調査といっても音はブログに載せられないので、音源に含まれる音がどこまで入っているのかを計測(FFT表示)してみました。

 

 

使ったソフトウェアは、おなじみWaveSpectraです。 FLACからWAVへ変換して、それをWaveSpectraに読み込ませてFFT表示させてみました。

http://www.2l.no/hires/  (無料のハイレゾ音源)

こちらの中で一番高音が沢山入っていそうなソースを選択しました。

La Voie Triomphale の 「Bozza Children’s Overture」 オーケストラでシンバルが沢山入っているという理由です。 20kHz以上の音が沢山聴こえた訳ではありません。念のため(笑

このハイレゾ音源は、DXDという384kHz24bitで録音されたもので、SACDやPure Audio Blu-rayの元にする同一ソースから作ったものである。 と書いてあります。 比較・検討には申し分ない素材と思います。 

 

では、早速 FFT表示をさせて見ましょう。 
96kと192kとで表示領域を同じにするために周波数帯域を48kHzまでにしてあります。

 

■96kHzサンプリングのFFT

Bozza_96k

 

■192kHzサンプリングのFFT

Bozza_196k

 

殆ど、変わらないです。 どちらも35kHz手前までは入っているようです。

だた、25kHzを超えた辺りで既に-90dBとなっていますので、普通の音量で鳴らしている限り、殆ど聴こえない音量ではないでしょうか。 そもそも25~35kHzが人の耳で認識できるかどうかも不明ですけど。 

 

念のため、48kHzサンプリングでは、どうなるのかというのを見るために、192kのデータを一度48kHzにダウンサンプリングして、再び192kHzへアップサンプリングしたものをFFT表示させてみました。 (20kHz以上の帯域を見せるために192kHzへ変換)

 

■48kHzサンプリングのFFT

Bozza_196to48to196

 

さすがに96kや192kと違うのが分ります。 23kHzくらいでスパっと切れています。 この形を見ていると、48kHzや44.1kHzサンプリングでは自然界の音から高域をカットしているんだなって分りますね。 聴こえるかどうかはさておいて。 ですが。 

一応、この音も聴いてみました。 でも、2度もサンプリングレート変換しているので全くフェアじゃないです。 明るく伸び伸びしていた響きが消えて、ギスギスした感じになってしまいました。 (48kHzにダウンサンプリングしたものを取っておけばよかったかも。) 

 

それにしてもこのサイトのハイレゾ音源は音がいいですね。 

容量など気にしないシステムであれば、192k を迷わず選択。 
容量が厳しいシステムなら96kで問題ないと思いました。 

 

■追記: 分りやすくするために192kHzのFFT動画も撮りました。 

 

24bitのWAVデータを作り直して-140dBまで表示させています。 
 ※)著作権侵害警告を受けていますので、近いうちに音が消えるかもしれません。

50kHz以上は、A/D変換時のデルタシグマ変調のノイズシェーピングで高域へシフトされた量子化ノイズが目立ち、音は全く見えていません。 入っている音の帯域としては50kHzとみて間違いないようです。 SACD(DSD)の再生帯域も50kHzで-3dBとしているので、その辺りが業界の標準なのかもしれません。 
一方、-130dBという微小音量領域まで音楽にそって動いているのが分ります。 CD音源の16bit 98dBというダイナミックレンジでは表現できない領域です。 こちらは24bitの良さが活きていると言えます。 

 

 

■本日の結論

96kと192kの音源自体にも、明確に違うほど高音が含まれている訳ではない。  前回の試聴結果と同じく、96kと192kの差は殆ど判別できないレベルである。 と思います。  

式で表すと 

 CD音源 < 96kHz24bit音源 = 192kHz24bit音源

DACやシステムによって96kと192kとで違いがでる可能性も捨てきれないので、あくまでも私的な結論ということで、ご了承ください。 他人の検証を鵜呑みにせず、ご自身で聴いて確かめるというのが最も良い選択であると思います。 

 

 

※) アップサンプリングすると、20kHz以上の高域が再現されるような勘違いをされる方がいらっしゃいますが、一度カットした高音は、二度と元には戻りません。  そうあっただろうと推測して高域をあの手この手で加算(補完?)する試みは色々なメーカーが試行錯誤しています。 高域加算は既に20年以上の歴史がありますが、いまだ決定打は登場していない事からも完全な復元は困難であると思われます。 みな擬似的、統計的、推測によるでっちあげの高域加算といえます。 

おふざけですが、こんなのもその一種ですね (笑  アナログ領域で高域を加算しています。 

 

 

 

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コメント

たかじんさん

とても視覚的にわかりやすい例ですね。
ハイレゾ音源が20KHz以上の音を収録していることがよくわかります。

が、実際にどこまで違いがあるのかというと私にもよくわかりません。
また、以前からCD音質の可能性はまだまだあると思っていますし、現状世の中で一番多いソースはCDですので、まずはこれを楽しめる創意工夫に取り組んでみたいと思っています。

といいつつ、IrBerryDACのおかげでハイレゾ音源再生環境の整備を進めることができました。

ありがとうございます。

たかじんさん こんにちは
 貴重なリポートありがとうございます。
 データから、高域を確認する、・・・
  なるほど! 嬉しい内容です。
 
・・・・CD音源十分な私ですが
 マイクロフォーンの限界
  著名なマイクロフォーン
  「超高域まで収録しているのかな??」
 こんなことも、つい考えてしまいます。
・・・  

mr_osaminさん
seiji さん

CDでも録音の良いものは結構いい音がしますよね。 
http://nw-electric.way-nifty.com/blog/2014/03/raspberrypivo-1.html
こちらで紹介したサイトの44.1kと96kでは、確かに違いを感じ取れました。

20kHz以上の帯域が影響しているのか、16bit 24bitの違いなのか、いまひとつ
はっきりしないのですけど、聞き比べをすると確かにちがいます。 

おっしゃるようにマイクの高域限界は、コンデンサマイクでも20kHz以上の帯域について
詳しく述べているものはあまりないように思います。 が、20kまでは、ほぼフラットな
マイクは多数ありますから、少なく見積もっても40~50kHzくらいまではだら下がり
ながらも拾えるんじゃないでしょうか。

マイクアンプだって、意図的に高域カットしない限り100kHzくらいまでフラットに
延びてしまうので特別な高域拡張がひつような訳ではないと思います。

昔のアナログテープも40kHzくらいまで入っていたし、LPレコードも30~40kHz
までだら下がりながらも記録できたようです。 
http://knisi2001.web.fc2.com/x-2000r.htm

その水準まで戻るのに、96kHzサンプリングが必要な気がします。

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